8/17 3レース
Q.サトノネクサス
POGドラフト後に幾つか情報も出て来たんですが、期待馬だったとの事なので事故は残念。里見オーナーの半持ちが決まったのは黄本、丸ごとPOGのインタビューより後の模様。こういうプロフィールの馬が故障すると色々と勘繰りたくなるんですが、最近スネてた里見オーナーのモチベーションにトドメ刺すような真似はしないでしょう。したがって、補填の補填がありそうな案件。来期以降で里見オーナーのNF庭先は目が離せませんね。ちなみに母シークレットスパイスの方も栗東で怪我して休養中
Q.簡単な必勝法
20年以上前ですと、数字(時計、ラップ)をちょっと使えれば簡単に黒字になっていた時代もありました。現代の中央競馬はオッズがシビアなので、様々なファクターを使って総合的にやらないと無理です
オッズがシビアになった要因は、馬券購入層がガラッと変わった事。もっと言えば、不良じじいの大半が死んだ事でしょうね…。奴らの馬券にデータや理論なんてものは一切無かったし、
年金→競馬→0→ひったくり→競馬→0→置き引き→競馬→0
こんなループを繰り返してる強靭なじじいが日本中ゴキブリのように生息していたので、オッズの作られ方も今とは全然違いましたね
地方競馬のレベル格差を使った馬券も、簡単な必勝法として確立されていました。身近なところだと、南関競馬で「道営からの転入馬を買っとけば儲かる」という時代は長く続いたんですが、これは6〜7年前に完全に終焉してます。南関はもちろん、今は高知、園田あたりも若駒の質が向上してる
自分が若い頃は、南関4場の中で浦和だけが格段に弱くて、浦和の馬の95%は一切調教もしてなかったです。もちろん調教欄は「中間軽め」ばっかり。浦和が弱すぎるせいで、浦和開催に出走してくる他場の馬は軒並み好走していて、それも必勝法のひとつだったと言えるでしょう。そんな浦和にも「小久保」という怪物が誕生し、今では小久保以外の厩舎も優良。調教も普通にやっていて、格差は縮まりましたね
そういう類の「必勝法」が、現在でも唯一残存しているとすれば岩手でしょう。門別からの遠征馬が3頭、その3頭でワンツースリー、4着以下は大きく離されました……みたいな決着が、いまだに多発してるのが岩手。どういう訳か毎回それなりに配当妙味があり、個人的にも的中率や年間収支が飛び抜けて高い
最近ではフジユージーンという強い馬も出てきましたが、逆に言えば本当あれ1頭だけなので…
岩手ファンの反感買うのも覚悟で書きますが、岩手の馬は総じて弱い。これは揺るぎない事実なので、馬券はその「格差」を使う形で、遠征馬や転入馬関連が簡単
実例。今週のレース
https://keiba.rakuten.co.jp/race_card/list/RACEID/202408131006060311
前走が転入戦、上がり35秒台だった馬が居ます
馬柱を眺めて、買えたか買えなかったか過去問形式で予想してみましょう
ちなみに、これのひとつ前のレースも浦和からの転入馬が居ます。もちろん、バカみたいなベタ買いは非推奨ですけど、どのぐらいの相手にどのぐらいの転入馬で足りるのか、まずはその匙加減を把握する事。当日はパドック気配の確認(転入初戦は全く仕上がってない事が多い為、これ一番大事)。必要な手順を踏んでいければ「落ちてるお金を拾うようなもん」になるかも
盛岡はコース形態も極めてシンプル。不利が最も少ない競馬場でもあるので、馬券的な乱数も少ない。余力のある方は直近〜過去の成績等、色々ほじくってみてはいかがでしょう
Q.予習時間が長かったレース
中京12
最終的には無難な軸馬に至ったが、能力的に足りそうな穴馬が結構多かったので、予習時間は長かったレース。紐選びの際に予習時間の長さが役に立ってくれると良いなぁという感じ。その一部に触れておくと、
ケイティバトラー
手術歴もあって育成場で乗り込み量が確保出来なかっのか、デビュー戦はダボダボの馬体で登場。そこから4戦、半年かけて526→514→510→486
40kgのシェイプアップに成功。単に無駄肉を落としただけではなく、見た目に筋肉量も増えていて、ようやく競馬が出来る仕上がりに
前走はハイペース2列目の外。4コーナーから直線で外側被されて躊躇するようなフットワークになっていた事から、3kg貰い、内枠なら能力的には足りてもいい。但し、反応が鈍いのがネック。追い切りでも相変わらずのズブさが見られ、正直、あんまり上手くいきそうにないなぁという事で断念
中京コースは3〜4コーナーが下り坂になってるので、内からの進入が有利。4コーナーだけズブくなる馬なんかは下り坂で行き脚ついたりもするんですが、この馬の場合、わりと全般的にズブい。現時点でのイメージだと、レース後半にシュッと抜け出す脚が捻出出来そうもないので、パドックで変わり身あれば
マイキオラ
これも7/6レザンクレール組。念のため注釈を入れておくと、このレース自体は別にレベルが高かった訳ではなく、ケイティバトラーとマイキオラが脚を使い切れていないという話
マイキオラは最内枠で出遅れ→2馬身ほど遅れた態勢から2列目まで追い上げいてて、前半が33.3。出遅れ分を差っ引くと32.9ぐらいのスピードは示した事になる。直線は出るところがなくてドン詰まり。進路が空いていれば、あと少しは伸ばせた感じがある
小柄な馬体で四肢を大きく回転させるフォームも含めてなかなか面白い素材だが、そのぶん背中に安定感がなく、操作性の悪さが残る。有利なポジションにハマるイメージが持てない、何とも中途半端な枠に入ったので買いづらい
プルミエプランタン
3走前の状態で使えれば足りそうな馬という事で、状態面の確認に時間が掛かった。その3走前は最内枠で出遅れ→直線入口で前が詰まってブレーキ。スムーズなら際立つ末脚を使って上位に接近していたと思う
この馬は、何と言っても脚付きの悪さが問題。体型的にダメージが溜まりやすく、現時点では3走前と同じ状態には無いとの結論。これがラストチャンスとの事なので頑張ってもらいたいが、追い切りは坂路後半で手脚が重く…
結局、
◎フェリーニ
1400だと1ハロン長い感じだったので、買うタイミングとしては良さそう。内の狭いところを捌く形も3走前で経験しており、追い切りもフェリーニにしては肩の出に柔らかみがあった。ここから入って穴馬を引っ掛けるような形が取れれば
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