7/20 5レース

先週日曜日の小倉はどっさり降雨があって、馬券的には大チャンスの馬場状態。記事上でもリアルタイムにて全力で合わせに行きましたが、ホームランを打てず残念

先週日曜日の小倉9レースは一見、攻め過ぎた感もあると思うんですが…
あのぐらい攻めているからこそ、同日福島2レースは2点での的中。ちょうど3場開催丸1日全レースぶん程度の払い戻しが取れている訳で、

攻めようが攻めまいが、馬券の買い方さえブレなければ膨大な数の中で収支の帳尻は合ってくるし、トータル負けずにやっていけるので、そこは自信を持って継続

ローカル競馬は特に乱数や不利も多くて大変だと思いますが、経験上、的中率を完全に捨て去る事で解決するケースは多い。例えば「軸馬が勝ったのに馬券がハズレるのは嫌だ」で、買い目を増やしてしまうのは典型的な負けパターン。レースは無限にあるので、ハズレで良いんです。買い目半分にして、的中率も半分なら全然良い。「この軸馬が勝つなら、2、3着は……」という、予想の続編を作っていく事は有意義。続編の作成力が上がってくれば、ゆくゆくは“買い目を1/5で、的中率は1/4“ぐらいの、トータル収支の上がった状態に進みます

一回一回の予想を掘り下げているぶん、復習も濃いものになる傾向。1席、2席で考えてる人よりも、3席でパターンを吸収してる人の方が、競馬の理解は明らかに早いです。使える時間の量にもよりますけど………個人的には「的中率を捨てる」の成功者を数多く見てきたので、余力のある方はエア馬券でも良いので「もし三連単をやるなら、買い目を絞るなら」を試してみてはいかがでしょうか。実践するしないはエア馬券の成績次第で良いと思いますが、ひとまず取りかかってみるだけなら損はありません

もちろん上記が唯一の活路という訳ではなく。使える時間が少なければ、浅いところの馬券で単勝、ワイドなんかでもプラス収支で安定する事は十分可能。2、3着狙いの本命もありながら、この記事の1年間の◎全ての単勝を買うだけでも120%は超えてるみたいですし、知人にはワイド専門で常勝システムを完成させている男も居ます。馬券のやり方は人それぞれ。復習の際には、なるべく広い意味のパターンが取れる三連単の結果をベースにするのが最適だと思いますけど、実際に買う券種は好きなのを選んでokです

出来るだけワリの良い、効率的な馬券を買い続ける事に集中して、予習復習のルーティンはキチッとこなしてもらいたいと思います。馬券には異なるパターンの必勝法が複数存在しているので、少しでも努力と進歩を続ける事が大事。今月、来月の努力は角度にしたら僅か1度に過ぎない上昇ですが、その1度が遠い未来では大きい成果になっていると思います

問題の小倉の芝。先週の競馬で内側がどのぐらい荒れていて、週中にどのぐらい補修されたのか。パターンとしては、ひとまず内側が使える状態から今週の競馬がスタート→徐々に外差しが利いてくる……の可能性が高いんですが、ひとつひとつ丁寧に馬場読みしながら、リアルタイムで合わせていく事をおすすめします

セレクションセールの前乗り移動で、日曜日の記事はどういう形になるか未定です。今週も頑張っていきましょう!

Q.小倉7のツッチーフェイス
1800で内に寄せる形がちょうど良いと考えているので、今回の条件ならパス

◎チェレスタ
牝馬限定なら重賞級の実力馬なので、8割方勝てる。敢えて不安点を探すなら、ストライドが伸びるぶん小脚が使えないこと。どうしてもコーナーの機動力が渋くなってしまうので、小回り自体は不向き。コーナー進入角度の問題もあって内に寄せる戦法は取れないと思うが、この頭数なら大外ぶん回しても大丈夫だろう

チェレスタがどういう競馬をするかで展開はガラッと変わってくるが、チェレスタにとって一番のリスクは後方に置かれて行き脚がつかない事なので、早めに助走をつけていく想定で買ってみたい

◯サクソンジェンヌ
馬券的な肝はこっち。めちゃくちゃ仕上がりが良い。前走時は使い詰めで馬体もギリギリ、パドックでもカリカリしていたのだが、リフレッシュを挟んだ事で輸送前の計測がプラス25キロ。それでもスカッと見せていて動きは素軽く、おそらくプラス12キロぐらいで競馬に行けると思う

休む前は全体的に緩さが残っていたが、背腰がシャンとした事で脚捌きが軽くなり、キビキビしたテンポの良い走りへ変化している。差しの利く、フェアな競馬になればチェレスタとサクソンジェンヌのワンツーになると思うので、馬券は1、2着固定で勝負。オッズはカラッカラの砂漠状態だと思うので、3着も最低2頭、出来れば1頭に絞る形で少ない買い目を予定

Q.札幌5
予想材料の約6割をパドック映像に求めたいようなレースなので、さすがに前日予想は無し

簡単な予備知識。イフウドウドウは春先から調教の動きは抜群も、追い切りをやるたんびに歩様が乱れてヘトヘトにバテていた。調教師も「弱いねぇ」とコメント。休ませて体質は強化されているが、それでもこういう馬は調教抜群→実戦で体力不足になりやすく、前日段階ではネガティブなイメージあり。馬体は骨太、走りはパワフルで、いかにもダートは向く。最後まで体力が続くかどうかだと思う

ベルベルコンパスはセレクションセールで好馬体が光り、歩様もスムーズ。セリの際は大抵3000万を超えたあたりで遠慮して降りる傾向のあるノーザンファームが、4400万まで競った馬。育成でも評価が高く(POG資料参照)、攻め時計は地味だがラストまでシッカリした脚色だった。パドックを見るのが楽しみ

モレポブラーノも骨量が多くて凄く良い馬。もう一本追い足りないような感じなので、仕上がり具合をパドックで要確認

ここに合わせて使ってきた、ダート中距離適性が高そうな馬が多く、調教が地味でも全体的に最後まで渋太く走り切っている。実戦で良いところが出る馬も居そうなので、パドックを見て答え合わせするにはもってこいのレースだと思う

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