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【シェルハブ・メソッドレッスンを受けてみて】いただいた感想③

◎UちゃんとH子さん(母)
ダウン症のあるUちゃんとの定期レッスンは生後4か月から、始めました。
最初のレッスンは大泣きでした。レッスンではよくあるのですが、
泣いたのは「嫌だーっ!」ではなく、「なんだ、これー!」「こんなの知らないー!」という驚きの叫び。
Uちゃんは体験した動きが
自分の好奇心を満たすものだとわかると、どんどん、動き出したのでした。

ダウン症の診断を受けた娘でしたが、とにかくよく動く子で、何かできることがないかと思っていました。
シェルハブ・メソッドを知ったのはそんな時でした。
加田さんと出会ったのは、抱っこの講座を受講したのがきっかけ。
その頃は娘の小柄さに悩み、同じ月齢の赤ちゃんと比べて、切ない思いが大きかった時期でした。サポートを名乗り出てくださった時、嬉しかったのを覚えています。

初めてのシェルハブ・メソッドレッスンの時は、
うつ伏せも怖がっていました。
30分間、体の地図をたくさん作った後は、とてつもない大泣き。
あまりに泣くので、やめた方がいいのかと正直思ったほどでした。
ですが、翌日、目を疑う光景が。娘が自力で横向きになっていて、寝返りの練習を始めたのです!
「ぽんぽんむぎゅ」で体の地図ができたことで、
コツを掴みどんどん練習する娘を見て、
これはすごいメソッドだと確信しました。
その後すぐに寝返り返りも達成し、次は前に進みたがりましたが、
娘は筋力が弱く、ずり這いは長く練習してようやくできるようになりました。長い期間練習したせいか、フォームが綺麗で体幹も強くなりました。
お座りの前につかまり立ちをした娘。
なかなか手を離して座らなかったのですが、
坐骨を意識するレッスンを取り入れてくださった翌日、
完璧なひとり座りをこなし、手を振って遊ぶ姿がありました。
体はできていたから、あとはきっかけをいただいて、完成できたんだと
しみじみ思いました。
ひとりたっちも達成し、今は歩く練習を頑張っています。

本人がやりたがっているのに、「ダウン症の子はゆっくりだから、
まだ、できなくていい」と言われることがあります。
私がその言葉で諦めていたら、確実に今はなかったと思います。
加田さんに出会い、娘のやる気を応援してサポートしていただいたことは、私達親子にとって幸運であったと思えます。
こどもが楽しそうに動く姿を見るのはとても幸せなことです。
これからの成長もとても楽しみです。


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