レンズマン

レンズマン、1937に発表されたこのSF小説の扱いが不当に低いと思われる。


今のスピリチュアルネタの全てを網羅していると思います。

人類が宇宙へ活動を広げる中、異星人との交流も始まり、犯罪を取り締まるために、意思疎通を全ての言語で通訳できないので、腕に付けたレンズを通してテレパシーで会話する。
レンズはアリシア星という、地球人類より遥かに精神的に進んだ惑星で作られ、レンズを身につけるにはアリシア人が認めた清廉潔白な者にしか与えられず、レンズは認めた者に合わせて作られ、他のものがが触ると死に至る。他人がレンズを付けてレンズマンを名乗るのは不可能。ゆえにレンズを付けているレンズマンは最上級に信頼できる人として銀河でも確固たる地位を保っている。

ストーリーの展開として、力が全てという価値観の敵との戦いがメインに進みます。

冒頭の繰り返しになりますが、今のスピリチュアルの全ての要素を含んでいると思いませんか?

私はこの小説が大好きで中学生の頃から繰り返し読んでいます。
単行本にして7巻。最初の4巻がホント、白眉!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?