6ターン超越は簡単なのか?

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アンリミGame Withのtier表

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モデルデッキ

序文

 現環境でアンリミ環境では超越ウィッチがtier1に位置しています。筆者は超越ウィッチを多く使い、グラマスになり、非常にパワーが高いと感じました。初期の頃は8超越が基本とされていましたが、現代のシャドバは適正環境であるので6超越が容易になっています。そこでどれぐらいの確率で6超越が可能か?に焦点を当てて記事を書きます。モデルデッキとしては、環境でよく見るような上記のデッキを参考にかきます。(自分がランクマッチで使う形としてはやや違う)【魔力による複製】は異論あると思いますが、代わりによく入る【マジカルリス】と比較した考察もしていきます。

前提

基本的な確率的に話すので、実践とはやや離れます。

6ターン目に【水晶の魔剣士】を発動することで6超越を狙います。

本文

自分がグラマスまでプレイした時に、6ターン目のドロー時にデッキが20枚以下になっていて【水晶の魔剣士】を使ったときに6超越が可能です。

先攻時に6ターン目には最初の手札3枚+素のドロー6枚、合計『9枚』であるので、スペル等で『11枚』を5ターン目までに引くことを目指す。

【デッキ分析】

ドロー枚数0のカード 16枚

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ドロー枚数1のカード 15枚 

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ドロー枚数2のカード 6枚

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最後に疑似的に3枚ドローするカード 3枚

これはどうなん?って意見があると思いますけど、【魔力による複製】は21枚以上の時に使うと、デッキを2枚減らし1ドローする疑似的な3ドローカードとして認識しています。

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ドロー枚数0 16枚

ドロー枚数1 15枚

ドロー枚数2 6枚

ドロー枚数3 3枚

6ターン目が回ってきたときに、手札が8枚であり過剰ドローをしてないと仮定すると、5ターン目の終了時までに12枚カードを使っていることになる。全てのカードを均等に使ったとして、それぞれの確率は 12/40

ドロー枚数期待値 

0×16×(12/40) + 1×15×(12/40)  + 2×6×(12/40) + 3×3×(12/40)=10.8

期待値としてはほぼ11(後攻なら10枚でOK)となっており、上記のデッキでは平均的に6ターン目の最初に【水晶の魔剣士】を発動することが可能です。【水晶の魔剣士】引けるの?って質問に対しては、デッキ20枚掘っているので、平均的に1.5枚引け、【次元の超越】も同様ですので、『上振れ』前提ではありません。

ちなみに【魔力による複製】【マジカルリス】に変えた場合、3ドローが1ドローの3枚になります。期待値は9になります(計算式は同様であるために省略)ので、「2枚分」の『上振れ』or『プレイング』が必要になり、ハードルが上がります。プレイングに自信がない人ほど【魔力による複製】を推奨します。

魔力による複製でデッキの超越消えるの怖すぎ><って思う方もいるでしょう。1枚消えたとしても、20枚時点で引ける期待値は1枚です。2枚消えると期待値は0.5になります。

例えば、2T時点で魔力による複製を使うとして、その時点で最初の3枚+素ドロー2枚とすると、デッキは35枚です。超越がデッキに3枚残ってるとする。

・超越消える確率

0枚 32C2 /  35C2 = 496/595 =83.4%

1枚 3C1 * 32C1  / 2C35 =96/595=16.1%

2枚 3C2 / 35C2 = 3/595=0.5%

ほとんどの確率で超越が2枚消えませんし、1枚消えて1枚も引けない期待値は『8%』になります。非常に低く、そんな低確率におびえる必要はありません。もし『その低確率が毎回起こるんだ!!』という方はローテーションで【暴走する戦車・オルオーン】で7ターン目に確定リーサルを目指しましょう。大会優勝報告をお待ちしてます。

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【まとめ】

今回は6ターン目の最初に【水晶の魔剣士】を発動できるかということに着目して書きました。【魔力による複製】入りデッキでは、「平均的に」発動できるという結論です。

次の記事では今回の前提になっている『12枚プレイ』に関して書いていきます。スペルブーストが絡むので、ふわふわ記事になりそうですが、よろしくお願いします。

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