横浜、馬車道の日仏学院に通い始めたのは、新入社員として慣れない仕事に四苦八苦していた頃だったと思います。 その頃の私にとって、馬車道という、横浜の中でも特に異国情緒を残す場所で、フランス語を学ぶ、ということそのものに意味がありました。 自分にあまり向いていないと思われる会社員生活の中で、ひととき仕事のことを忘れて、フランス語を習うという体験に没頭する。そのためには、馬車道という場所の仕掛けが私にとっては必要でした。授業の前に予習のために寄るシックな雰囲気のカフェの雰囲気も
こんにちは。 日本語教師のりんごさくさくです。 今日は、フランス語を勉強していた頃のことを思い出してみようかと思います。 正確には、「集中してフランス語を学んでいた頃」のことですね。 いまから20数年前のことになります。 その頃、会社勤めをして、あまり自分に向いていない仕事に苦戦していたことは、前回の記事で書きました。 フランス語との出会いはその頃に遡ります。 そもそも私が一番最初にフランス語の授業を受けたのは、大学の選択科目としてでした。 何の気なしに選択科目
何回かに分けて、日本語教師を目指した頃について書いてみたいと思います。 いまから20数年前、初めて入社した会社で働き始めた頃のことです。働く環境は悪くなかったものの、上から与えられる仕事は、どうしても「自分のやりたい仕事」とは思えず、毎日鬱々としながら出社していました。 その頃、私の唯一の楽しみといえば、会社の昼休みにフランス語を勉強することでした。 たしか、入社一年目にフランス語の学校(横浜、馬車道にあった日仏学院)に通い始めていたと思います。 昼ご飯を食べるのもそこそ
はじめまして。 今日からnoteに記事を書いてみようと思います。 日本語教師のりんごさくさくと申します。 日本語教師という仕事を始めて、もう20年ほどになります。 思えばよく続けてきたものです。 このnoteでは、日本語教師としての日常、どうやって日本語教師を続けてきたか、そして仕事とは関係のないことなども、記していければ良いなと思っています。 日本語教師に興味のある方、日本語教師になりたい方、もうすでに日本語教師をされている方、全然日本語教師に縁もゆかりもない方など、軽ーい