双極性障害
一生治らない。
そう聞いた時、
もうこのままなのかと、
悲しくなった。
障害認定を受けた時、
ああ、
そうなんだと
違ってたんだと、
震えた。
障害年金の書類を書いていて、
自分の人生が、
どれ程のものか再確認した時、
本当におかしかったんだと
涙がでた。
おかしいとは感じていた。
生きづらさは感じていた。
けれど、まだなんとかなると
普通のことだと
思おうとしていた。
けれど、やっぱり違っていた。
人の何倍のスピードで物事が出来た。
人の何倍もかかっても、出来なかった。
普通はできるでしょが出来なくて、
普通は出来ないが出来た。
毎日、おかしいほど働いて、
毎日、何もできないで日々を過ごす。
そんな日々を思い出す。
なにものにもなれない。
なにかをなしえない。
怒りと涙で
脳の血管が切れる。
頭の中に血がジわと広がる感覚。
閉鎖病棟で、
押し込める気持ち。
泣きたいのに泣けなくて。
話したいのに話せない。
望みが何なのか分からない。
望みなんてない。
ただただ、この時間が過ぎて欲しい。
そう思う日々。
死は福音。
いつかお疲れ様と言ってもらえるその日まで、
なんとかやり過ごすのだろう。
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