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2024-2025 ウマ奴らPOG 指名馬とドラフトまでに考えてたこと

ロマンチックが止まらない。浪漫勇士が最高に格好良かった安田記念の観戦を終えて、ニッコニコで帰ってきました。出島です。
さて、そんな安田記念から遡ること2日前、新馬戦の開催を翌日に控えた5月31日(金)に、かれこれ4期目となるウマ奴らPOGのドラフトが行われ、今期の指名馬・計20頭が決まりました。

タイムシフトは6月8日(土)まで視聴可能だそうです。

今期は少人数(5人)でのドラフトだったため、抽選に負けたりウェーバーで先に取られたりがなく、事前に考えていた指名候補馬がすべて指名できたこと、あとはリストのチェック以上にゲーム性云々でだいぶ頭を使ったこと等々があったので、せっかくだからどんなことを考えて指名候補を決めていたのか、noteにまとめることにしました。
だいぶ特殊なドラフト環境なので、他のPOGドラフトの参考にはなりませんが、この環境ならではの思考の迷走度合いを楽しんで頂ければ幸いです。


環境の特殊性について

今期のウマ奴らPOGでは最大20頭の指名が可能であり、各枠の内容とドラフト進行順は次のようになっていました。この中で一番悩ましかったのが、世代継承枠&YOM枠の存在です。

YOM枠=イェーイオタク君見てる~?枠の略称です。

世代継承枠は「前期に自分が指名した馬の弟or妹を優先的に指名できる枠」、YOM枠は「前期に他人が指名した馬の弟or妹をワンチャンNTR指名できる枠」なんですが、今期より「YOM枠で指名被りにより指名が成立しなかった場合、ハズレ指名ができずに指名馬がマイナス1頭される」というルールへと改訂されました。NTRは悪事なのでそれ相応のリスクを背負うべき、という理屈です。

POGにも倫理観が求められるご時世なんですね。

「前期で誰かが兄or姉を指名している=良質な繁殖牝馬が揃いがちな枠」で指名が成立しないクソ雑魚となり、他の人よりも指名馬が1頭少なくなるのは、何としても避けたい不利です。
そう考えたぼくは、「YOM枠で指名失敗をせず、欲しい馬の指名を通せるか」を最優先事項に据えて、そこから逆算してドラフト1位指名を決めていく、という思考回路に至りました。正直至らないでほしかったとドラフトが終わった今ではそう思います。

YOM枠での指名候補

上で「良質な繫殖牝馬が揃いがちな枠」と述べましたが、実際にかなりの有力馬たちが指名できる対象となっていました。
・マディソンガール(牝馬、兄:ダノンモンブランをしゅんたくんが指名)
・スティレセイル(牝馬、姉:ボンドガールをしゅんたくんが指名)
・アルレッキーノ(牡馬、姉:チェルヴィニアをマネキントくんが指名)
・ジェゼロ(牡馬、兄:ラケダイモーンをしゅんたくんが指名)
・サリーチェ(牝馬、姉:サロミナをカリートくんが指名)

こういったミーハー値500超の馬すらも指名対象です。さすがに他のドラフトで上位指名される馬ばかりですので、そもそも世代継承枠の前に取られている可能性も高いですが、逆に考えると残ってさえいれば世代継承枠をほぼ確実に使ってくれるので他の馬がNTRし易くなる、と言えそうです。
べっちくんに関してもアスクアーバンシー(牡馬、母タニノアーバンシー、その母がウオッカ)が残っていれば絶対に世代継承枠で取ってくれるという信頼に似た確信があったので、これらの馬が牡馬1位枠・牝馬1位枠・矢作芳人枠で指名されずに残ってさえいれば、より安全なNTRを実現することができそうです。

これを踏まえての牡馬1位指名

経緯は省きますが、社台・サンデー・ライオンの3クラブの馬は情報が入りやすい環境にいるため、去年よりそこから指名していく戦術にしていました。
その3クラブの馬の中でも、アルレッキーノは評判が高いだけでなく、既にデビュー戦の予定も出ていたため、世代継承枠・YOM枠さえなければドラフト1位で指名したい1頭でした。
でも、ここを取りに行って指名成立してしまうと、マネキントくんの世代継承枠が読みにくくなってNTRしにくくなるので、敢えて指名はせずに同様に評判が高くてデビュー戦の予定も出ているサラコスティの方を1位指名にすることに。結果としてはアルレッキーノは指名されずに残ってくれたため、以降の枠での動きが楽になりました。

(牡馬1位指名を終えての)牝馬1位指名

NTRの余地を1つ残せたため、牝馬1位はある程度攻めていいかなと考えました。マディソンガール・スティレセイルは両馬とも評判が高く、デビュー戦こそ決まってませんが既に入厩も済んでいます。2頭もいるなら1頭くらい構わんやろと、より始動が早そうな印象を受けたマディソンガールを指名することに。
結果はマディソンガールは単独指名となり成立しましたが、しゅんたくんがスティレセイルを取っただけでなく、サリーチェを競合の末にカリートくんが取ることに。欲しかった馬は指名できた一方で、しゅんたくん・カリートくんの世代継承枠が読みづらくなる形になりました。

(牡馬1位指名・牝馬1位指名を終えての)ありがとう矢作芳人枠

フォーエバーヤング先輩には全員が「指名してなくてごめんなさい」をしています。

そもそもこの枠が生まれたのは、ぼくと芳人とコンティとパンサがあの時同じサウジに居たからなので、指名はライオンor広尾でいこうと決めていました。ライオンの芳人であるアラバンサは晩成傾向だとレポートで言われてたため、広尾の芳人であるゴッドフロアー・ストラテージュの2頭のうち、早めの札幌でと言われていたゴッドフロアーを選択。
一方で、この枠でべっちくんがアスクアーバンシーを指名すると、世代継承枠での指名が全く読めなくなるので、全力でお祈りをしていました。ヴォイスオブゼウスの名前が出た時に裏でガッツポーズ決めてたくらいには。

(とうとう迎えた)世代継承枠・YOM枠

ルール改訂は今回初だけど、枠自体は3年目のベテラン枠です。

これまでの3枠を終えた時点で、頭の中はこうなっていました。
・マネキントくん→ほぼ確実にアルレッキーノに行ってくれるはずなので、それ以外はNTRし易そう
・べっちくん→ほぼ確実にアスクアーバンシーに行ってくれるはずなので、それ以外はNTRし易そう
・しゅんたくん→多分ジェゼロだと思うけど正直そこまで自信はない
・カリートくん→なんも分からん。ミーハー値を重視するところあるからブルージュになるんやろか

クソ雑魚となり指名馬が減るのを避けるのが最優先事項なので、マネキントくん・べっちくんのどちらかの下で行くことはほぼ決定。
社台・サンデーで情報がある中でも、レポートを読んで候補に考えていたのが、マネキントくんの下のファーングロット(牡馬)か、べっちくんの下のリンクスティップ(牝馬)でした。
POGの本来の在り方を考えたら、ポイントがより高めになる牡馬を多く指名した方がよさそうですが、ここまで何度も書いている通り最優先事項はクソ雑魚リスクを回避すること。ならセオリーと逆に行った方が通りやすいやろと考えて、最終的にリンクスティップ(牝馬)を入力してのお祈りです。
結果としてここを通せたのでドラフトの7割くらい終わった気分でいました。裏でビール開け始めたのもこの辺りです。

ミックスセール枠・新種牡馬枠

オタクは初物が好きなので。頭数は丁度いいけど来年は初物じゃないし、どうしよう。

不思議なことにタイセイカレントが矢作芳人枠で取られてなかったので、なら行くやろと行った結果競合もなく取れました。やったね。
新種牡馬の中でもフィエールマン産駒は晩成型で始動は遅めになるイメージでしたが、ナヴァラトゥナはレポートを読んだ限りでは牧場側が考えてたよりも早めの成長曲線を描けてそうな印象を受けたので、面白そうと思い指名しました。

牡馬2~5位指名

牡馬ハズレ1位指名になった際に指名したいと考えていた、レポートでべた褒めされているファイアンクランツが残っていたので、それならと2位で指名。そこからは順に繰り下げていきました。
JRA-VANのPOG記事で社台ファーム牧場長が「ドゥラメンテ産駒の中でも目立っている」と言ってくれた割には、なぜか赤本やらには載ってもいないコンフォルツァは出資馬でもあるためここで指名。
前に指名したことがあるキングズレインの下のヴィジョンメーカーは、福島デビュー予定まで決まってたのでそれならと縁故で指名。
ソリスクラヴィスも前に指名したことがあるクラーベドラドの下だったからの縁故指名です。

牝馬2~5位指名

牝馬はウェーバーの順番が最後だったため、どこかで先に取られたりするかと思っていましたが、最終的にはすべて予定通り取ることができました。
ラヴァブルは7月小倉で検討中との情報があったのに加えて、操作性が高く距離の融通も効きそうともあったため2位で指名。
ヴェロニカペルシカは昨年11月には山元へ移動していた組の1頭で、鞍上が戸崎圭太でデビューしそうなことも分かってたので指名をしました。
ネティフラウは6月1週にデビューが決まっていて、スピードの乗りもよさそうだったので指名。デビュー戦こそ6着でしたが、もう次走は小倉で検討されているようで、逃げに出たら変わってくれそうな印象です。
ここまで指名した馬たちよりは始動が遅くなりそうな印象のあるモルビドは、レポートを読んで目立った頓挫なくトレーニングを積めてそうな点に加えて、上の戦績を見ての期待で指名した形です。

顔がいい馬指名

説明が要らなすぎて今年スライド入れ忘れてた。

顔で出資馬を決めているので、この枠に出資馬のアレグランサが来るのは当然なんです。

しぐぴー担当アイドル指名

さすがに来年はこの枠は消滅していると思います。

ボヌールキャッツ(鷹富士茄子、もといウィンター・F・ドライバーズ)エポナ(久川凪)メロンパンマニア(大原みちる)の3点をご用意して、その中からボヌールキャッツをお出ししましたが、鷹富士茄子個人としてではなくユニットでの紹介色が強くなりすぎだとフィードバックを受けました。無念。

応援指名3頭

来年は1頭確実に競合が発生します。

🦁の出資馬エーグルドールと、🦁で出資するか悩んでいたウェーヴレットと、🦁の新時代の扉フィナルフェリスです。🦁、最高!!🦁、最高!!

全馬指名を終えた感想

おつかれさまでした。

最初に特殊なドラフト環境とは述べていましたが、極端に指名の趣味嗜好が被っているところは少なく、バランスそのものは良い形でメタゲームが回っている良好な環境だと感じました。
一方で、環境に新しい刺激も欲しいので、今回のnoteを読んで興味関心を持ってくれた方がいましたら、来期新たな6人目7人目としてドラフトに参加してくれたら楽しく頭を抱えられるな、と期待しています。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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