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旋盤につけるキー溝カッターモーター作動

旋盤に咥えたものを回転させず、ドリル穴を反対側から開けるやつと同時に製作。

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QCTPの中ぐりバイトホルダーが余ってるのでブッシュをつけてこのブッシュはφ10なのだけどドリル軸にはガタが大きすぎたのでキー溝カッターシャフト用にあとで内径をφ12にする。

ドリル軸のほうはデンスバー角を掘ってベアリングをロクタイトで留めて完成。

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ただ、横からはスペース不足で穴開けには使えない。

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こういう穴開けに使う予定です。チャックに偏心してくわえると径が大きくベッドに支えて回りません。

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キー溝カッターはまず内径10ミリブッシュを12ミリまで拡大し、12ミリ磨き丸棒を使いましたが、偏心して削ってしまい、使えないことは無いけれど脱着で向きを合わせる手間が増えるから結局φ12のブッシュに買い替えました。

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モーターの固定用に溝付きの土台を削りました。45度はデジタル傾斜計を使いました。

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モーターギアボックスはEPSコラムアシスト用。たぶんトヨタ・ダイハツ1リッタークラスのクルマのやつ。要らない部分を切ったり削ったり。

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軽快に動くけれど削れません。バイトがドリルロッドをベルトサンダーでトリミングしただけの生だったので、焼き入れして砥石で撫でました。

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ちいさいのでセラミックの台上でプロパントーチであぶって赤熱(白っぽい)ラジペンで掴んでバケツの水に。焼き戻しはごく軽く。

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削れました。

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ですが、5ミリのマシンキーがギリ入りませんアウト。これは4ミリまで細くし、5ミリ用は新規にもうすこし慎重にドリルロッドから削ります。

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アルミは大丈夫だけど、スチールはどうかな。磨き丸棒は試作SGD400からS45Cに置き換えるつもり。

まとめ

横送り台移動ドリルを作るのがメインでしたが、ついでなのでキー溝カッターをつくり、手で往復させるのは嫌気が差すの分かり切ってるのでモータードライブとしました。割と遅くてPWM制御だと50%超でいい感じ、微速だとトルクが足りない問題はクリア。