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本モノのシュリンカーストレッチャー製作3

メインピンはS45C。

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ワッシャーというかカラーと言うかがデカい。なぜこうなのかはわからない。見ただけで模倣したが間違っているのかも。カラーにボスが付いてるとか。

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カムはSCM440。バンドソーで50ミリ切り出してから旋盤加工、硬い。

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径が50ミリくらいに細くなるまでは大変。

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カム外径を確認。このあとダイセットの口が開いて板が入るようカム形状を決定。

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型紙をPCで描いてプリント切り取り実物にて検討、というほぼアナログな方法で形状決定。切断はバンドソー。硬いけど意外とフリーハンドでケガキに沿って切るのイケます。まあカムといっても足で踏んで往復運動するだけなので精密さは要らない。

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バンドソーでカム外径を整る際にグラグラしないよう片面の旋削を後回しにしてた分を削る。

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いいね。

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リターンバネの長さやレートは、実際に装着しないとわからなかったのでいくつか試してきめた。

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カムにペダルからのピットマンロッドをつけるアーム溶接。SS400とSCM440なのでステンレス溶加棒を使った。最適でなく、他に炭素鋼に適切なのをもたないから。ポジショナーチャックは、機械を回さなくても溶接時の固定とアースクランプ代わりに便利。

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仮組みしたら上の溶接したアームが下向きで、ストロークが確保できない。溶接することだけに気をとられて角度を全く考えてなかった。削って分解し再溶接した。

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まとめ

シュリンカーストレッチャーの写真と既成ダイセットから推定レプリカを作成。材料は鋳鉄デンスバーと炭素鋼、フレームには軟鋼。次回は炭素鋼焼き入れ焼き戻しをして完成。