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総合送りミシン外押えネジ留め化

いやもともとネジ留めなんですけど、ネジとナット留めはいちいち面倒です。Juki純正パーツ11と12。9/64"-40のSingerネジ

うちのはクローンミシンだからなのか、外押え棒にタップ加工がしてあります。11/64"-40のSingerネジタップ。

下糸ボビンワインダーが使い物にならず、Juki純正に一式交換した際に余った中に11/64"ネジがありました。

ところがですね、押さえのネジ穴にギリ入らないんですよ。うちにあるドリル刃は滑ってしまい拡大不能…

ガレージに行きました。ちょうどぴったりな超硬ドリル4.3ミリの購入履歴があったので探せばあるはず…あった、ボール盤だと超硬ドリルに適した速度に圧倒的に足りず刃が痛むのだろうけどすんなり通りました。

4個穴加工、ネジは長すぎ、4ミリほど先端カット。ガレージ滞在時間5分で帰ってきましたが、出かけ鼻、バイク始動に失敗し、バッテリーブースターを取りに部屋に戻ったりとか。
径がギリだから、ちょっとでも穴位置がオフセットしてると押え棒に重ねたときネジが通らなくなる…一本だけダイアモンドヤスリで修正して完成。
これも思い立ってから数年がかりの作業、ようやく目的達成。

ところで針棒の横に上糸通しの針金曲げたやつがあるでしょ?これもJuki純正部品に交換済みですが、面板の表に付けるのは間違いという説に従い内側に移設しました。ネジ穴と窪みがありますよね、ネジ穴は貫通なので裏が使えるというわけです。【更新】この段落の作業でやったのは元のほうがよかった、戻しました
↓本家が間違ってるような気がする…

最後にエンジニアマニュアルには載っておらずユーザーマニュアルには載っている針落ち調整。昨日前後位置調整をやったとき下軸ボルトを緩めて調整したから間違いかも、具体的には送り量最大のとき針刺し前に後ろの壁に当たる可能性。当たらないけどフックタイミングに関わってくるのでやり直しました。結果は良好、縫いやすくなりました。

やったけど未遂に終わったのが、押さえ上げした際の糸緩め。押さえが一ミリも上がらないうちに上糸皿を開いてしまうので、方向転換した時点でもれなく上糸が緩みます。だいぶんカットしたけどこの方法での解決は間違ってそうな気がします。糸調子皿に上流で糸を手で押えてから押さえ上げすると今度は下糸が表に上がってしまったりもするし【更新】押さえ上げ連動の糸緩め板を撤去しました。方向修正時に押えを上げても糸が緩まいからとても気持ちよく作業できる。5番糸までなら緩め機構無しでも糸調子付近の糸を引っ張れば糸はたぐれます。

まとめ

外押え交換のときナット不要化加工しました。ネジのほうが外押えの穴よりわずかに大きいが、超硬ドリルでないと刃が立たなかったのが長いこと放置していた理由。ダイスも買ってるので暇ができたら指で回せる大きな頭付きのネジを削ります。