第65回 ずっと覚えていたい本 #ブックブックこんにちは
ブックブックこんにちは!
東京・神楽坂かもめブックスの柳下恭平と札幌・北18条Seesaw Booksの神輝哉、2人の書店店主が好きな本のことについて話すPodcast番組「ブックブックこんにちは」。このnoteは当番組ディレクターの山本リオが裏話をお伝えするマガジンです。
ノイズが消しきれなかったですごめんなさい!
イヤホンの音漏れで声が入ってしまったり、ジリジリとノイズが入ってしまい、消しきれませんでした......。すみません!
だいたいいつも2回分をまとめて収録しております。イヤホンの音漏れは途中で気づいたので大丈夫なのですが、機材の関係で次回分もジリジリが......。
電波の悪いところで聴く味のあるラジオの気分でお聴きいただけたらと思います😢
働く車の行きつけの店
神さんがついに2トントラックデビュー!
なぜ神さんが2トントラックを!?という理由は、ぜひ本編でお楽しみください。2トントラックを運転する目線で街の解像度が変わって見えるというお話し、とっても興味深かったです。
番組内で柳下さんがNHK「ドキュメント72時間」の某回をおすすめしています。聴きながら思わず「へー!」と声が出そうになってしまいました。
「ドキュメント72時間」で私のお気に入り回は沖縄の「シーサイドドライブイン」に密着したもの。まさに今回の「働く車とロードサイド店」にも通じる光景が続いていました。
「情報に溢れすぎて困ります」
お便りコーナーから、神さん・柳下さんの友人である発酵デザイナー・小倉ヒラクさんのツイートが話題に。
実はディレクターのわたくし山本、小倉ヒラクさんの発酵デパートメントのお仕事もしておりまして、企業や自治体とのプロジェクトに携わっています。今週配信されたこちらのPodcastでは、収録現場のADとして動いていました。
日々やりとりしている3人なので、この話題は全く違和感ありませんでしたが、3人が同じ場にいるのはまだ見たことがありません。
ヒラクさんからは、いつもブックブックが「運転中に聴くのにすごくちょうどいい!」と言っていただいています。嬉しい。いつか3人が集った場面が見たいです!
全国各地の本屋さんといえば、先週出張で行ってきた大分でのこと。まだあまり土地勘はないのですが、「明屋書店(はるやしょてん)」という大きな本屋さんを宇佐市で見かけました。関東で生まれ育った私にはあまり馴染みがないけれど、どうやらチェーン店のよう。地元の方に伺ってみると、「たぶん愛媛かどこかの会社じゃなかったかな?」と。
調べてみると、たしかに愛媛の会社。愛媛や大分、広島、山口などを中心に展開しているようです。なんとなく「四国」「九州」「中国地方」は別々の離れたエリアのように考えてしまっていましたが、なるほど、瀬戸内海で海を挟めば近いのですね。大分と愛媛は最短距離のフェリーで行けば70分。確かに近い。地理の勉強で覚えたエリア区分とは別の商圏の広がり方に、なるほど!!と新鮮な驚きを覚えました。
ブックブック本編でも地図について盛り上がっています。いつか地図回、できるといいなぁ。
今週のテーマ「ずっと覚えていたい本」
柳下チョイス『少年時代』ロバート・R.マキャモン著(文藝春秋社刊)
神チョイス『トムテ』ヴィクトール・リードベリ 詩/ハラルド・ウィーベリ 絵/ 山内清子 訳(偕成社刊)
さて、今週のテーマは「ずっと覚えていたい本」。お二人とも、子どもの頃を思い出す要素がたっぷり詰まった本をセレクト。
神さんセレクト『トムテ』の「牝牛は夏の夢を見る」という引用から、詩について二人が考えていったところもすごく気に入っています。
関係ないですが、この引用を耳で聞いた時、大学時代に見た映画『潜水服は蝶の夢を見る』を思い出しました。ELLEの編集長だったジャン=ドミニク・ボビーが脳梗塞で倒れてしまってから、20万回のまばたきで綴ったとされる自伝を元にした映画です。
詩的なタイトルに惹かれて見たということも、Podcast本編で語られている「詩とは何か」から改めて考えました。
ずっと覚えていたい本だけでなく、ずっと覚えていたい映画や音楽も語り始めたら止まらなくなりそうですね。みなさんもぜひ、お便りやTwitterなどでお聞かせください!
エンディングではこの素敵な流れとは裏腹に、びっくりするくらいお下品な流れが始まってしまいましたが(誰か!止めて!!)お願いです、お便りをください!!お待ちしております!
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