WorkDocsのごみ箱

WorkDocsのファイルやフォルダを削除すると、ごみ箱に格納されます。
規定の日数が過ぎると、次に復旧箱に格納されます。
そこでも規定の日数が過ぎると、完全に削除されます。

つまり、間違って削除してしまっても、ある程度の日数内に気が付けば復旧することが出来るわけです。
まぁ、復旧箱まで行ってしまった場合は、削除したけれども、その期間必要じゃなかったということなので、完全に無くなってもよろしいのではないかと思います。

先日も、間違ってフォルダを削除してしまった、という事があったので、復旧しました。
その時に、間違って削除してしまったフォルダやファイルを探したのですが、ちょっと引っ掛かったので、メモを残しておきます。

ごみ箱から復活させるのは簡単で、フォルダやファイルをチェックして、画面の上にある、「(??)件を元に戻す」というボタンをクリックするだけです。

引っ掛かったのは、対象のフォルダやファイルを探す時です。
まず、ごみ箱の画面を表示させると、一覧表が表示されます。
項目は、「名前、所有者、日付、サイズ、種類」で、所有者以外の項目でソートすることが可能です。

ごみ箱自体に検索機能はありませんので、ブラウザの機能を使って、画面データを検索するのが良いのではないかと思うのですが、そこに小さな落とし穴があったのです。

1.最初に全データが表示されているわけではない
最初に表示されるデータは、ほんの一部で、スクロールすることでデータが読み込まれ、最後までスクロールすることで、全データが表示されます。
ただし、何らかの項目でソートすれば、全データを表示させることができます。
で、次に嵌まるのです.

2.ソート順が微妙に思ってたのと違う
ソートできるのは、上に書いたとおり「名前、日付、サイズ、種類」です。
それぞれの項目をクリックすることで、ソートされますが、その項目だけでソートされるわけではなく、まずはフォルダが表示されます。
種類を選んでも、まずフォルダが表示され、その後にファイルの種類によってソートされて表示されます。
まずはフォルダが表示される、ということに気づかないと、ちょっとファイルを見失います。
それでも、まだ嵌まるポイントがありました。

3.日付は何を表しているのか
ごみ箱で日付といえば、削除した日、を表していると思っていました。
しかし、実際は違っていました。
フォルダは削除日を表していますが、ファイルは(たぶん)更新日を表しています。
ですので「昨日の14時くらいに削除しちゃったんだよねぇ」と言われた場合、フォルダは簡単に見つかりますが、ファイルは難しいです。

まぁ、そういうもんだ、ということが分かれば、対処のしようもあるのですが、分からなかったので、なぜファイルが見つからないのだ、ということでちょっと困りました。

で、実際にどうしたかと言うと、アクティビティフィードの中から、削除してしまった人に、復元したいファイル名を選んでもらって、地道にごみ箱から復活させる、という方法を取りました。