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slothの3Dアニメ台本(初稿)

登場sloth紹介

ブラウン:コーヒーが好き。趣味は読書。
グリーン:野菜ジュースが好き。趣味は料理。
ブルー:サイダーが好き。趣味はフィギュア。
パープル:ワインが好き。趣味は絵画。


オープニング

4つ部屋が順番に映し出される。(横からの構図)
4人のキャラクターが部屋に歩いていく様子を映す。(上からの引きの構図で部屋全体を捉える)
タイトルが画面中央に表示される。


ブラウンの部屋

水槽のまりもを覗くブラウン。(水中の音-水槽越しの映像)
コーヒーを持って椅子に向かう。(足音-部屋を横から見た構図)
コーヒーを机に置きながら椅子に座る。(コーヒーを置く音、椅子に腰掛ける音)
机の本を手に取り読み始める。(本を開く音-ブラウンの正面の構図)
時間が経過する。(時計の音)
時計を確認する。(時計の音-ブラウンと時計)
服装の完成を想像する。(想像する音-ブラウンの顔と完成した服装のイメージ)
着替えようとしてTシャツの方へ目を移すがない。(点線の点滅音-点線で服の形、ブラウンからTシャツがかかっていた壁の方へパン)
部屋中を探し回るが見つからない。(時計の音-瞬間移動的に部屋中を探し回る映像)
焦って机にぶつかりコーヒーをこぼす。(ぶつかる音、こぼす音-机とコーヒーのアップ)
熱くて飛び上がるブラウン。(コーヒーがかかる音、飛び上がる音-ブラウンと机とコーヒー)


グリーンの部屋

ボウルで生地を混ぜるグリーン。(生地を混ぜる音-ボウルのアップ)
完成したパンケーキを想像する。(想像が膨らむ音-グリーンの顔とパンケーキのイメージ)
よだれを垂らす。(よだれが垂れる音-グリーンの顔)
生地を混ぜ終わり、コンロに向かう。(足音-料理番組風の構図)
フライパンに生地を流し入れる。(パンケーキを焼く音-フライパンのアップ)
リンゴを切ろうと包丁を持つ。(包丁を持つ音-リンゴまでは見えない)
リンゴの方へ目を移すがない。(点線の点滅音-点線でりんごの形、グリーンからリンゴの方へパン)
キッチンを探し回るが見つからない。(時計の音-瞬間移動的にキッチンを探し回る)
パンケーキが焦げる音で我に返る。(パンケーキが焦げる音-ハッとするグリーンの顔)
モクモクの煙で咳き込むグリーン。(咳の音-グリーンとフライパンと煙)


ブルーの部屋

缶のサイダーを開けるブルー。(缶のサイダーを開ける音-缶のサイダーのアップ)
一口だけサイダーを飲む。(サイダーを飲む音-ブルーの顔)
椅子に座ってテレビを見ている。(テレビから流れる音-ブルーとテレビ)
物が落ちる音に驚く。(物が落ちる音-ブルーの顔のアップ)
音の方向を見るとフィギュアが落ちてる。(振り向く音-落ちたフィギュアと棚)
サイダーを机に置いて拾いにいく。(缶を置く音、足音-フィギュアと机とブルーが見える構図)
フィギュアを拾って見ると鼻と口がなく、不思議に感じて首を傾げる。(不思議な音-フィギュアを持ったブルーのアップ)
棚の下を探し回るが見つからない。(時計の音-瞬間移動的に棚の下を探し回る)
棚にぶつかる。(ぶつかる音-ぶつかる棚のアップ)
フィギュアがドミノ倒しになる。(バタバタ倒れる音-フィギュアが倒れるのに合わせてカメラが動く)
顔面蒼白のブルー。(ガーン-ブルーの顔のアップ)


パープルの部屋

キャンバスにどっぺるの絵を描いているパープル。(筆を滑らす音-キャンバスのどっぺると筆)
汗を拭いて一息つく。(息を吐く音-キャンバスの裏とパープル)
休憩のためキャンバスから離れる。(足音-机とキャンバスとパープル)
机の上のワインを手に取って飲む。(飲む音-ワインを飲むパープルのアップ)
キャンバスの前を通り過ぎる。(足音-キャンバスから見たパープル)
引き返してキャンバスを凝視。(足音-キャンバスから見たパープル)
驚いて近づく。(足音-キャンバスから見たパープルの顔のアップ)
キャンバスが真っ白になっている。(魔法がかかったような音-パープルの背中越しのキャンバス)
部屋の紙やバケツを上に投げて探し回る。(時計の音-部屋を瞬間移動的に探し回る)
バケツがパープルの頭の上に落ちる。(バケツが当たる音-パープルのアップ)
パープルが倒れ、後ろのキャンバスにフィギュアの鼻と口をつけ、Tシャツを着たどっぺるがリンゴを持っている絵が描かれている。(倒れる音-パープルの後ろにキャンバスの構図)
紙の上に倒れるパープル。(ピヨピヨ音-部屋の上からの構図)


エンディング

部屋が順番に出来上がっていく様子の横にエンドロール。


裏設定

この物語の主人公は実はどっぺるです。パープルが描いたどっぺるに魂が宿り、キャンバスの中を動き回ります。4人の部屋にはそれぞれ絵画があるため、どっぺるがお邪魔することができました。

時系列順に並べると、

①パープルがどっぺるを描き、魂が宿る
モノや作品に魂が宿るという表現は日本的で、日本で生まれたslothの作品として面白いのでは?と考えました。

②ブルーの部屋に行き、フィギュアの鼻と口を自分につける
魂が宿ったどっぺるは、自分もslothになるために自分にはない鼻と口を探します。そして、ブルーの部屋で見つけたフィギュアから鼻と口を取って自分につけました。

③グリーンの部屋に行き、リンゴを食べる
鼻をつけたどっぺるは食べ物の匂いのするグリーンの部屋に行きます。そこで見つけたリンゴを食べることで、slothの真似をしようとしました。

④ブラウンの部屋に行き、Tシャツを着る
リンゴを食べたどっぺるはアダムとイブのように羞恥心が芽生え、ブラウンの部屋で洋服を探します。そして、ブラウンのTシャツを見つけて裸を隠すように着ました。

⑤パープルの部屋のキャンバスに戻る
どっぺるはパープルの部屋のキャンバスに戻ります。そして、キャンバスは、フィギュアの鼻と口をつけて、Tシャツを着たどっぺるがリンゴを持っている絵に変わりました。どっぺるはバレていないつもりです(笑)

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