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昨日いた 雨雲去りて 見える青 秋風吹きて 心涼しく
行き飽きた そう感じてた 通学路 今となりては ただ懐かしい
逝く君に 最後の会話 するときは いつも語らん またの再会
ふと外に 視線向ければ 霧の原 霞む景色が 心染み込み
あの頃は 想像すらも しなかった 頭上を伸びる 高速の道
霜月に 寒さ到来 冬物を 用意しておき 寒さ対策
国民の 行く先決める 選挙だが 関心過小 投票過小
携帯に 見知らぬ電話 掛かり来て 検索したら これも迷惑
立ちこめた 湿度も雨も 消え去れリ 晴天の下 秋風涼し
静かなる 夜につぎたる 酒を持ち 友に捧げる 献盃ここに
豊作を 願い祝いて する祭り 縮小されて 寂しさ感じ
手向けよう 去り逝く君に 手向けよう 君が望まん 私の姿
そよ風に ざわめき揺れる 枯れススキ それを見つめる 月の優しさ
夕暮れに 見上げて気付く うろこ雲 涼しげであり 寂しげであり