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非常勤講師の経験はどう活かされる?学生指導編

私は、大学では少人数のゼミから、実習指導、大教室での講義まで幅広く経験して来ました。

全学生が単位を取らなければならない必須科目であったり、他学部の学生も受けるリベラルアーツも経験しています。通年授業になると30回も学生を引きつける内容を準備していかなければなりません。1回生であれば、最初は緊張感がありますが、大学のレベルによって、話しが学術的、抽象的であればあるほど、学生は寝ます。

非常勤講師は講義枠が1講目や3講目になることが多かったです。3講目は特に日当たりの良い教室だと、熱心な学生でも、昼食の満腹感も手伝って、知らぬ間に寝てしまいます。
(まあ、私の講義がつまらないのが主な要因ですが)

二次面接で聞かれる内容で多いのが「講義の工夫」と聞きます。実際、私も細かく聞かれました。「どんな工夫をして来たのか」と。
こればかりは取り繕うことは難しくて、実感を込めて語ることが重要になります。

社会人の場合は大抵が「即戦力として使えるか」という視点が重視されます。だから「学生には〇〇な対応をしていました。講義では◎◎な工夫をしていました」とすらすらと話せることが大切に思います。
面接官も学生のことは熟知しているわけで、学生に課題意識があればあるほど、「この人は教えられるだろうか」という視点が重視されるようにおもいます。

特にアクティブラーニングは主流であるし、実際の模擬講義でも工夫が必要です。

非常勤講師を受けたら、自分なりにいろいろと工夫を重ねておくのが重要だと思います。二次試験の選考は、多くが僅差のように思います。
勝敗を分けるとしたら、やはり教育力かも知れません。

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