アズールレーンにおける個人的な「艦船技術ポイント」の優先度

4月中に来ると思われていたニュージャージー復刻も来ず、更に月末は新規大型イベントと思いきやまさかのDoAXVVコラボ復刻ということで古参指揮官目線では実質虚無期間に突入している我らがアズレンですが指揮官の皆様いかがお過ごしでしょうか。
俺はイベントもそこそこに12-4をひたすら周回して艦船技術ポイント目的で主に空母をレベリングしてました。
度々話題に挙がるこのゲームの「艦船技術ポイント」というシステムについての議論ですが、私見をまとめておこうと思い久々にnoteを更新することにしました。

「艦船技術」とは?

アズールレーンを普段遊んでいる指揮官さん達は意識しない物だと思うのでまずここでざっくりとした説明を。

公式の説明画像を引用

この画像の通り、
・「キャラを入手する」
・「キャラをLv.120にする」
この2つの条件で手に入るポイントのことで、これを集めたら「3回限界突破したキャラ全員」に入手したポイントに応じたバフがかかります。(演習は除く)
(Tマークのポイントはまた別の物なので今回は割愛します)

公式の説明画像に居る睦月を例題にすると、
・睦月を入手すると駆逐の耐久ポイントが+1
・睦月をLv.120まで育成すると更に駆逐の耐久ポイントが+1
というようになります。
これがアズレンの実装キャラほぼ全員に個別で数値が割り振られていて、ガチ勢指揮官さん達は各自の目的に応じてポイントを得るために日々周回を重ねてレベリングしている、という訳です。
空母の装填を例に上げると1ポイント辺りの短縮は約0.04秒と誤差レベルですが、これが積もると約1.4秒くらいの差が生まれます。基本的に攻撃速度は早いほうが良いのですが、必要な場合はこの数字を弄って攻撃タイミングを微調整しています。

このポイントを持たないキャラは
・陣営ソートで「その他」に振り分けられるキャラ(コラボ、META、ロイヤルフォーチュン等)
・リトル○○、○○ちゃんなどのロリ化キャラ
・ブリ姉妹
となります。このキャラ達も艦船技術バフの恩恵は受けられます。

各艦種のポイント優先度

ここからが本題で、アズールレーンは普段使うキャラ達の艦種に戦艦(巡戦航戦含む)、空母(軽母含む)、重巡(超巡含む)、軽巡、駆逐、潜水艦の6種の艦種があります。(砲艦、運送艦、工作艦の3種もありますがこれらは今回除外)
この艦種ごとに艦船技術ポイントは何を優先したらいいかというのが冒頭に挙げた議論です。
以下より個人的な優先度と理由を書き連ねていきます。

・前提

今回は俺が主眼を置いてる「META戦及びアビータ戦の高難易度攻略を想定したポイントの優先度」及び「Lv.120までレベリングをした時に手に入るポイント」を前提としての解説になります。ご留意下さい。

・戦艦

装填≧命中>火力>対空≧耐久

まず全艦種における大前提として、上記の通り装填は攻撃速度に影響するので、主力は特に最優先で上げるのが重要です。
その次の命中の理由は最近知ったことなんですが、火力を+1するより命中を+1した方がダメージ期待値が高いらしいのです。

参考動画はこちら(6:44~)

なので基本的には火力を上げるよりも命中を優先した方が良いです。
そして次に火力で、あとの3つは対象が対空+2が3人、耐久+2が2人、回避は0人なのでこの並びですが正直どこを上げてもほぼ影響がないと思います。

・空母

装填≧命中>航空>対空>耐久

戦艦とほぼ同じ理由でこの並びです。回避の対象が居ないのも一緒。
対空と耐久が逆転しているのは対空+1が6人、耐久+2が1人なのが理由ですね。
なお軽母のみ対潜+1がありますが今回は考慮しないものとします。

・駆逐

耐久≧回避>装填>命中>雷装>火力>対空>対潜

艦船技術論争の槍玉に挙げられがちな駆逐はこうです。
何故この並びかというと、「前衛に求めるのは生存力一択」だからです。
前衛部隊には苛烈な攻撃が飛び交う戦場で1秒でも長く生きていて欲しいので火力よりも生存力に直結する耐久と回避を最優先で考えるのがベターだと思います。

何故駆逐がこの議論の槍玉に挙げられるかというと、「駆逐の艦船技術は火力を上げるのが良い」という言説があるからです。
「駆逐は元々の火力値が低いから1ポイント辺りの伸び幅が高い」というのは概ね事実でイベント周回等での恩恵があるのは確かですが、これは今回前提に置いた「META戦を想定する」と火力型駆逐を採用することがないんですね。
例として俺が直近のMETA戦で採用した駆逐が島風、風雲、ステフェン・ポッターの3人で、ダメージ貢献に期待して採用していたのは島風のみで、風雲とステフェンの2人はバフスキルの空襲先導が採用理由です。
この様にMETA戦では火力型駆逐を採用しないので、もし駆逐を採用して少しでもダメージ貢献度を期待するなら雷装を優先すべきだと思います。
普段のイベント周回を優先して考える場合でも5、6戦をこなす必要があるので火力と雷装の場所が変わるくらいかな、と。
対空は空母及び軽巡の仕事であり、対潜に至っては装備でどうにでもなるのでこの2つは無理に稼がなくともいいのでは、と思います

・軽巡

耐久>回避>装填>命中>火力>対空>雷装>対潜

駆逐と基本理念は一緒ですが軽巡は魚雷がメインウェポンではないのと、対空という仕事があるのでこの順位ですね。
採用実績がある軽巡はヘレナとプリマスの2人で、ヘレナは副砲型軽巡でプリマスは主砲砲座3なので主砲がメイン火力なのは火を見るより明らかですね。
ただし軽巡は耐久+1が10人、+2が1人の計+12、回避+1が2人だけと伸び幅が少ないのでこれを考慮して上げなくてもいいと思うなら対潜とほぼ同じ位置まで下がるかな、と思います。

・重巡及び超巡

耐久>回避>装填>命中>火力>雷装>対空

軽巡とほぼ同じ理由ですが重巡はダメージ貢献を優先して雷装優先。
ただしこれも軽巡と同じで耐久が+9、回避が+3と伸び幅が少ないのでここを考慮しないなら雷装と同じ位置になるかな、と。
この艦種は元から耐久力は高めなので、少しでも長所を伸ばすか火力を伸ばすかは各々の好みになると思います。

・潜水艦

装填>雷装>耐久>命中

潜水艦はアビータ戦が主戦場になりますが、耐久が3、命中が+2が1人と少なすぎるのでこの順位かな、と。
装填も+5で耐久命中とほぼ同じ伸び幅なのでここを無視しても良いと思うなら雷装だけを集中して伸ばすのもありかな、と思います。
ただし潜水艦のレベリングは果てしなく地獄なのでやるとしたら潜水艦を気軽に出せるイベント期間中に集中してやる、みたいな方式が良いと思います。

終わりに

以上が個人的な艦船技術の優先度になります。
今後アズレンでMETA戦ワンパンしたい!アビータハードクリアしたい!という指揮官さん達のご参考になれば幸いです。
ただしこの艦船技術稼ぎは果てしなく長い道のりになる上に全キャラLv120はリソース的に無理なので、ガッツリ周回してやるぜー!という意識が高い人でも長いスパンで想定してコツコツやって行くのが大事です。周回に飽きてアズレンを触らなくなるのが一番悲しいですからね。

今回参考動画として取り上げさせて頂いたロイヤルおじさんのブログにはとても便利な艦船技術ポイント検索エンジンがあるので動画と合わせて紹介します。是非みんなで有効利用させていただきましょう。


ちなみにDoAXVVコラボキャラですが現環境でほぼ全員通用する性能ではないので来るニュージャージー復刻および新規URに向けて少しでもキューブを備蓄しておくことをおすすめします。よっぽどこのコラボのキャラが好き!という訳でなければほのかとマリーローズは光るものがあるのでその2人を狙って数回引いてみる程度に抑えるのが懸命です。

(以下2023/4/25追記)

4/24にあった公式生放送で新規2人+新規含む9人全員に専用装備実装の告知がありましたので、情報が出揃い次第DoAコラボキャラの評価を改めてnoteにまとめます。

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