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12月某日 江口寿史/フォルクス/ボーナストラック/日記祭り/植本一子


家族が親戚の家に泊まりにいっているため
今日は東京の友達と遊びに行く。

前に東京の友達と遊びに行ったのは真夏で
幡ヶ谷から代々木八幡宮を経由して
渋谷に行き、笹塚に戻るというルートを
歩きながらハシゴ酒をした。

今日は千歳烏山で電車を降り
世田谷文学館で待ち合わせ、
江口寿史のノットコンプリ―テッド展をみる。

江口寿史は世代がずれていて
私は直撃世代ではない。
ジャンプに連載をしていた頃は読んでおらず
COMICCUEやお蔵出し的な短編集から入り、
漫画だけではなく
文章やイラスト、SNSでの発信など
その全般のファンという感じ。

ノットコンプリ―テッドは
面白い展示だった。
漫画の原画をじっくりみたのは初めてで
記憶に残っているコマが
印刷されたものではなく
書かれたものとしてそこにある感じというか
私が読んでいた漫画が、
そのままが書かれている
という当たり前のことが新鮮だった。

特には
金沢日記というエッセイ漫画と
それにまつわる諸々の展示
そして大好きだった「岡本綾」という短編を
原画で読めたことが良かった。

自分へのお土産に、
ポストカードと缶バッチを買う。

そこから、
世田谷代田のフォルクスに向かって歩く。
途中で某大物歌手の
自宅の前を通ったりしながら
14時頃にフォルクスに到着。

14時なのに待ちが出ていた。
決して安いお店ではないのに
待ちが出ていることに期待が高まる。

千原ジュニアのYoutubeでみて、
さらにハチミツ二郎のインスタで
紹介されていたことが後押しとなり
一度は行ってみたいと思っていた。

20分ほど待って店内へ。
ランチには無い
フィレステーキを敢えて注文する。
スープバー、ブレッドバー、サラダバー、
生ビールのフルコース。
大満足だった。
今後自分のご褒美とか記念日とか
全部フォルクスがいいとさえ思った。

ステーキも、
今までで一番ではと思うくらい美味しいし
パンも全種類美味しく、
濃厚なコーンスープも最高。
パンをコーンスープに付けるとさらに最高。
サラダも良い箸休めになり
結局フィレステーキ100g、
小さいパンを10個、
サラダ2盛り、コーンスープ1杯、
コーヒーゼリー1杯、
生ビール1杯をいただく。

東京の友達の誕生日が近いこともあり
ご馳走して2人で1万円也。
ファミレスの価格ではないけれど
1万円でもまた行きたいと思うくらいの
満足感はあった。

そこから歩いて
下北沢のボーナストラックへ。
日記本の専門を目当てに
初めて行く。

着くと、
天気の良い昼下がりにピッタリの
オシャレな空間が広がり
丁寧な暮らしな人たちが集まっていた。

そして、
今日は日記祭りが開催されているという。

日記本が好きな私は
ハァハァしながら見て回る。

ここが中心地かなと思える屋内ブースで
日記本といえばの
植本一子の新刊が売られており。
キレイな女性が店番をしていた。

そういえば、新刊をどこかで販売すると
インスタで目にしたなと思いながらも
キレイな女性に怯み、買えずにウロウロ。
その女性から
「良かったら手にとって見て下さいね」
と言われて
頷いて、何故か一度店を出る。

少しクールダウンしてから
再び会場に行き、
横目でその新刊の値段を確かめていると
目の前に植本一子先生が登場。

「本物だ!」
と思ったら汗が噴き出してきた。
汗が噴き出したので、
再び外へ出てクールダウン。
片手にミニタオルを持って
汗を拭いながら
気を取り直して植本一子ブースに行き
「こころはひとりぼっち」を購入。

購入時に
植本一子先生と店番の女性が、
「ありがとうございます」と
声をかけてくれたが
うまく目をみれず
汗を拭いながら
そそくさとその場を立ち去った。

ブースの上にある本屋
B&Bのテラスに出て涼んでいると
東京の友達がコーヒーを
2人分買ってきてくれた。
「なんで汗かいてるの?」と聞かれ
「え、、暑くないですか?」と答えて
夕方になりさらに冷えてきたテラス席で
ホットコーヒーを飲んだ。

以前はよく2人で、
居酒屋やバーを数軒ハシゴしたのだが
今日のアルコールは
フォルクスでのビール1杯のみ。
1日中歩き、
最後はコーヒーで締めた。

そこから代田橋駅まで歩き
東京の友達は妻と新宿で待ち合わせているということなので
それぞれ家族の待つ方へ帰っていく。

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