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第69回京都新聞杯(GⅡ)自信の◎だ

参考レース
 毎日杯(GⅢ)2021年3月27日
1:43.9シャフリヤール(12.4-11.2-10.9-11.4-11.7-11.9-11.5-11.2-11.7) ペース(+0.4) 三分割(34.5-35.0-34.4) 中間7F79.8-中間5F57.4=22.4

 まず、レースの流れを見てみる。前半3F34.5(12.4→11.2→10.9→)だ。一般的に最初の1Fが最も遅い(ゲートをでて最初だからまだ加速していないから)。2F目が最も速くなる(逃げる馬が先頭に立つために勢いがつけるから)。3F目になると落ち着く(逃げる馬が決まり隊列が決まってくるから)。そのあとは逃げている馬が流れを作っていく。
 だが、毎日杯の流れは違っている。2F目が速くはなく3F目が「10.9」と全体(9F)を比較しても最も速くなっている。これは、中間の流れが仮に速くなっても、騎手は「速い」と気づきにくい流れとなる(流れの錯覚を起こしやすい)。まんまとその罠にハマったのが4番ラペルカーリアに騎乗している福永祐一騎手だ。ウェストンバードが速い流れで逃げているのを福永騎乗のラペルカーリアが2番手で追い掛けてしまった。実質速い流れなのに福永祐一騎手は、7F81.0通過あたりで早々と先頭に立ってしまった。これでは残り2Fを先頭で押し切ることはできない。ゴール1F手前で勝ち馬などに差し切られてしまった。3着に入線したプログノーシスは3コーナーでもがいていた馬が最後方から差し切ってしまった(完全に流れにハマったと言える)。
4番ルペルカーリアは、速い流れを2番手追走から早め先頭に立ちながら、0.5秒差に残ってみせたのは能力の高さを示したレース運びであった。今回の追い切り過程も見本のよう絶好調を示している。それなのに単勝人気は13:15現在3.5倍の2番人気なのは、自分の想定からすれば信じがたいオッズである。馬券は単勝と複勝だけでもよいのかもしれないが、抑えに馬単と馬連も購入する。

メモ

 11頭立て。馬柱を5走前まで遡ってみても、逃げている馬(→1→1→1→)のような馬柱は、5番ブレークアップの前走の逃げ切り勝ちと、11番ハートオブアシティの3走前の共同通信杯だけである。常に逃げにこだわるような典型的な逃げ馬が存在しない。そうなると後方一気に差し切るような脚質には流れは向かないだろう。人気にはならなくても先行できる馬柱に有利なはずだ。

馬券は4番から相手に(5、10、2、9、7)抑えに(8、1)。2着抜けは避けたい。

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