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【言うも地獄】母のメシがまずい【言わぬも地獄】


先日実施したアンケートへの投票、ありがとうございました。
最終的に「味のしないチャーハンと味のしない野菜炒め」がトップでしたが、正解は「昨日の残りの豚汁と山盛りのおでん」でした。
これもまた味が激薄、しかも大量。
哀れな妹はおなか壊して大変だったそうです。
ちなみに選択肢に出したメニュー、すべて出たことがあります。
素麺に関しては、私の小学生の頃の思い出です。
夏休みの昼と夜のごはんがほぼ毎日素麺でして…お中元にもらった高級素麺でしたが毎日同じつゆを使い、具はきゅうりとハムと錦糸卵。
ひどいと具なし、そりゃあさすがに飽きるというものです。
それ以降、30年弱くらい素麺が嫌いになるほど出ましたね。

さて、母のメシマズは今に始まったことではなく昔からで、最近は高血圧により塩分制限をすることになったがためにまずさが加速しています。
しかも大量に作るため、食べきるのが大変です。
そして母は面倒な性格の持ち主で、文句を言えば拗ねて無言の圧力と不機嫌を撒き散らし、言わないなら言わないで機嫌が良くなって調子に乗って作り過ぎるのでどっちに転んでも地獄です。
そして食事のレパートリーも少なく、味も単調。
それがきっかけとなり、私は料理に目覚めたのである意味よかったんですがほんとメシマズエピソードには事欠きません。

私が料理に目覚める直接のきっかけになったのが、優勝した「味のしないチャーハンと味のしない野菜炒め」。
週末の昼食の定番メニューだったんですよね。
これまた毎回同じような具と味付けで、すっかり飽きてしまいまして…。
小5の頃、どうせ同じメニューなら自分の好きな味にしたい!と思ったのが料理を始めた理由です。
まあ、おかげで中学生の時に母が入院した時に自分と妹のお弁当作るのに困らなかったんですけどね。

正解だったのが「昨日の残りの豚汁と山盛りのおでん」ですが、妹から送られてきた写真見たらなかなかにヤバいやつでした。
豚汁もおでんも小ぶりとはいえ両手鍋のままどん!と出してあり、おでんの具は大根とちくわぶ(大量)。
他にも具があったのかもしれないけど、たぶんそのふたつの量が半端なかったんだろうなあ(そして翌日またそのおでんが出る)…。
母の料理はまずい上に量が半端ないので心が折れるのです。

そして、選択肢中一番インパクトが強かったであろう、「カレーとミートスパゲティと味噌汁」!
妹から写真送られてきた中で一番忘れられないやつ。
たしかカレーは昨日の残り、しかし微妙な量なのでこれでは足りないと思ったらしい母、その日のストック食材で作れるメニューがミートスパゲティだったと思われる。
まだここまではわかる、十分に変だけど。
なぜに味噌汁?
これは私と妹との推測なんだけど、汁物が欲しいけどポタージュとかスープなんてものはないので味噌汁になったのではないか?
当然ながら母にそんなこと聞けないけど。

さて、これが年々取扱注意になりつつある母のメシマズエピソード集です。
孫(うちの子)が「お母さん(私)が料理出来る人で本当によかった」言ってるの母は知らないだろうな…。


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