Notable Sound 視聴履歴 // 27th Sep
気合いれてbandcampのハウスタグの新着を上から順番に聴きます。有象無象の新着コーナーから何が掘れるか。。。。
You Got The Motion ( Madonna Reworks ) - ladiesonmars
これは良いディスコリワーク！なんたってつなぎやすいし、元ねたのマドンナのCausing A Commotion(1987)を知ってる人が多い現場でかければ盛り上がるはず！ディスコによりすぎないテッキーなベースラインがディスコかけるには重過ぎる現場にもフィットするし間違いない…
Cell - Rinse
冗談でゆるーくつなぐのに良い感じのドリーミーなジャングル。brandyのI Wanna Be Downのアカペラネタがわけわからないタイミングでかさねてあるget downと、機械のしゃべり声が永遠になってるthe netが人間の考える力を低下させる感じがして良い。重い酒を飲んでたら確実に意識が死ぬ。
Can You Hear Me - Cell
同じ人のもっとbpm低めのトランス風トラック。ネタで有名な ピロリロリロ！ってアラーム鳴らして「聴こえてますか～」って言いたいだけの渋めなツールトラック。他のリリースも全体的に渋くてレイブマナーなのが良い感じ～
Fall Forward - Fallin' Trax 001
UK ロンドンのフードドドネーションのためのリリースみたいですね。(最近そこらじゅうで見覚えがある感じのあのイラスト) トランシーなパッドとアシッドみのあるミニマルなベースのシーケンスが永遠にフロアをじらし続けるDescending Through (VIP)は何か次に特大な曲をかける前座的に超有効そうで最高。
Reborn - BELLMAZ
アフロ解釈のテックハウスが個人的に今一番かっこいいと勝手に思い込んでいて、これも2000年代の初頭にいわゆるディープな音楽ファンには嫌がられていたようなトランスで多様されたヒステリックな(良い意味で)安っぽい高音シンセがちりばめられていて、それが超良い味を出してる。アフロ系のリディムからがっつりつなげると思うし、生音ふんだんに入ってるSaxomaniacやAlegriaはディープハウスとしても◎
JOYFUL NOISE "Rhythm Of Your Soul EP"
ギエエーー、Joyful Noiseの名前を10数年ぶりにきいた。そりゃーそうだ。この曲も2005年の曲のリマスタリングで、ちょうど今(9月25日付で) QALOMOTAレーベルが当時の音源をガンガンデータで再販してるみたい。最近、色々な現場でBasement JaxxのアイアートモレイラネタのSamba Magicを聴くんだけど、当時のアッパーなディープハウスをプレイしている層にはJoyful Noiseの曲は、ちょうど良い垢抜け感あってオススメかもしれない。
neysuhn - Steezy EP
いわゆるこういう、ヒップホップのネタで使われそうなチルなネタを良いかんじで加工したraw houseっていうのはノリとしてはリキッドファンクといっしょで、これをかける事で現場が超～～盛り上がる事はまずほとんど無いと思うんだけど、ビートが流れるような現場とかsoulectionっぽい音楽解釈が好きな人が多い現場だとガッチリハマりそう。ChangeのHold Tight(1981)をスクリューした上ピッチをあげてリバーブとリミッターで丁寧に処理されたmake it stayや、ストリングス類が丁寧に処理されたEn mi pielはどんな現場でも嫌われないと思うし超最高なんだけど4分の曲で2分のところに特大な盛り下げブレイクが入ってるのでつなぐ時間帯要注意かも…
Pasquale Maassen - Fruit Salad
最高フィルターハウス！最高フィルターハウスじゃないか！！！ いわゆるエレクトロハウスとかより以前の頃の90s シカゴハウス的なpaul johnson的なノリだったり、もしくはジャッキンハウス系の、早い、ディスコネタのサンプラーで作った荒削りのハウス！！みたいなバイブスをもった最高な楽曲集。私は音がバキバキな2曲目と3曲目、バナナとピーチ推しです。同レーベルの他のリリースはゼロ質感みたいなハウスばっかりなのに一体何がどうして…？！
Poirier - Pull Up Dat
99bpmのM1オルガンみたいな音を使ったシンプルなダンスホールリディム。ワイルドピッチでがっつりbpmおとしてドラムンベースに混ぜてもよさそうだし、早めにしてハウスにつなげるのもアリと思う。同リディムのPull up datと unity & strengthが入っているので持って居れば色々と遊べそう。
Soulmagic - Soulmagic
2003年のブリーフエンカウンター Humanネタの特大ヒットフィルターハウス。Soulmagicのリマスターがきましたね。ソウルはやまわしにしてベースラインをなぞって、良い感じのエレピやギターを程よくにかさねてエフェクト処理するというのを、当時、多数のホワイトレーベルが全く同じ手法で、死ぬほど量産して一時期飽きられたような音だったけど、やっぱ時を経てまたリバイバルされるのはこういう1000回聞いても良いような耐久性がある曲なんだなと実感させられました…(おじさん)
Tingz - Reso Eclipse
Powerpuff Trax 「 PUFF005 : Tingz / DJ Headshot」より
このパワーパフトラックスというレーベル名もラベルイラストも著作権ゲロヤバなイスラエルのレーベルは、そのイリーガルさとは裏腹にかなりマジメなレイブ～トランスな雰囲気をもったbpm遅めのツールトラックを今年の7月から量産しているレーベルみたいで(別に飛び道具みたいなアカペラとかを混ぜてるわけではない)、既に5作目、かなり高感度が高いです！この朝方のテンション超低い初期トランスみたいな曲はブレイクスっぽいスネア回しとメジャーコードのパッドが決して暗くない、アゲも下げもしないポジティブなぬるま湯みたいなマインドで心強いです。
Secret Weaponz - Secret Weaponz SW003
大、ロザーサンチェス兄さんが使えるツールトラックばっかりを永遠に提供してくれる？シリーズ、シークレットウェポンズの新作が7月から毎月でていて3作目もきました。アフリカのトラディショナルなチャントをカットアップしてエフェクト処理したものに力強いアッパーなシンセを重ねたテックハウスです。アフリカンチャントはフロアに力強さを与えてくれるので最高ですよね…！さすが…
The Way You Move (Rubb Sound System Remix)
Dave Mayer 「 Remixes」より
インディーズディープハウスレーベルmoissは、サンクラとかでランダムに声をかけてるか、いまいちぱっとしないリリースも多いんですが、これはパッド音の転調が良い感じだったのでメモ、2分とあ4分くらいにそれぞれ展開があり、それ以外はmr fingers風のjunoっぽさのあるベースラインとのミニマルなハウスなので長丁場の休憩って感じ。
Lüque - Independencia
ベースラインからものすごいファンクネスと土臭さを感じる一方でひたすら地を這うようなアンビエスにひたむきなディープハウスという感じ。(1曲目と3曲目) この先10年は使えそうな音に対する超マジメさを感じます。
Sunset - meganeko 「 Sequence Break」より
インターネットの大地で育まれた、クラブとか酒とかの事を一切加味されてないオタクのためのクラブミュージックってかんじのダブステップとレトロウェーブみたいなEPなんだけど、このゲロエモダブステップからハウスにチェンジアップするトラックは一旦全部なかったことにしてリスタートするリブートスイッチみたいに会場をめちゃくちゃにできそうで好き。将来そんな曲をかけるタイミングがくるか知らんけど… 8ビットの美メロがエピックすぎて神々しい…
Haus (EP) - paul mond
こんなに人がら(?)みたいなのが曲に反映されることがあるんだな～と関心するようなディープハウスなんだけど、声のカットアップもシンセのループもマジメ～～に半分ふざけてるみたいなユーモアがあって絶対これは癖になると思う。シンプルだけど擦り音とか音色チョイスがいちいちかわいい。
Heavy Auxillary - AUXWEGAUSDERMISERE
10/10リリース。DJ Normal 4、DJ Swagger、Turk Turkeltonなど、ローファイ勢など豪華メンツが名前をつらねる18曲入り、50本限定のカセットテープ。一体この中に何曲DJで使える曲が入るのか不明だけど、気になるのでメモ。
Promenader - Alejandro Mosso 「 Promenader EP」より
このかた20年くらいやってるテックハウスベテランのアレハンドロモッソさんのデータレーベルからのリリース。超マジメなテックハウスなので私には全然刺さらないことが多数なんだけど、このGusto's Disco Revenge (正確にはHarvey MasonのGroovin Youの真ん中の部分)みあるベースラインがちょっと病みつきだったのでメモ。
Karma Kid - Freedom (Never Let You Go)
やっぱおじさんなのでこういうボーカルフィルターハウスが2020年の音っていうのにいまだに違和感があるんだけど好きすぎて抗えない。データでもほぼキューうちしない私にもやさしいExtended Mixが入ってて嬉しい…。女性のソウルフルなボーカルがどんどんハイに導いてくれるアゲフィルターです。
Holding back - Dj Steaw 「 Steaward part 2」より
DJ Steawさんが27曲入り(pt1とpt2に分割されてる)のほぼ曲名もつけていないシンプルなアシッド～ミニマルテクノ集を発表していて、どれもしっかりクラブでかけれるくらいのクオリティなんだけどマジでシンプル。私は選ぶならこのベースパターンのシーケンスの曲かな～。(全曲買いすると高い)
Cuida Tus Amigos - Pedro Cañas 「 SECRETOS DE CIUDAD [TBX033]」より
スペインのtheBasementDiscosの新譜、ラテンの曲の展開部分の一部をひたすらループしたピアノラインとベースラインのコンボが妙にテッキーで印象的なラテン？ハウス。永遠にループしているボーカル、タイトルの「クイダ・トゥ・アミーゴス」はスペイン語でtake care of ur friends(友達を気にかけて～)という事らしい。
Greatest Love - Dj Streaks 「 Greatest Love」より
今月出してた「Burn the Guez!」って曲も最高だったけどこの7月に出してたリリースを完全にスルーしてたのでこっちをメモ。シンセで弾いたボーカルサンプルが印象的な多幸感ハウス。こんな曲嫌いな人クラブにいるのか？問題があるとすれば曲のイントロがソウルを妙にぶった切った変なループから入るのでつなぎにくい事だけど、DJ以外知ったことではないし、それ以外全部最高。
Postulate EP - Panago
全体的にアンニュイなローファイハウスだけど、3曲目のローファイフィルターハウスが間違いない！男気、ワンループフィルターハウス。展開ももとのドラムループにライドシンバルが入って上げるだけでそのほか細かいことは何もしてない、この最高なディスコループで最後まで押し切る！感があって最高。
Pelvis Moves - London Compton
リリース音が全くない丁寧に処理されたテックハウス。「ナ～ナナナ～ナ～」ってボーカルループとかがすげー脳みそに残るし、かわいいし踊れる。たぶん、きいたあとはしばらく脳内が「ナ～ナナナ～ナ～」で支配されそう。
Forever Hopeful
Waynebo 「 A Child Of The 80's Vol. 1」より
もうほぼ偶然の産物に近い天然系ブギー。まずこのジャケの本人がそんなにかっこいいわけでもない私服で4枚も別ポーズで合成されてる感じも自主盤感あってヤバいんだけど、何よりこの90年代のキーボードみたいなスーパーのBGMなのかな？みたいな音色がスカスカすぎて凄い。(過去のリリースを見る感じ、たぶん狙ってやってない。) でも弾いてる内容は超ファンクだし全メロディ超最強。
Buggin - Gemi
たぶん、あ、いい曲なってんな～って思ってるうちに駆け抜けていくようなUKGだけどこういう曲大事だよね。M1風オルガンの入れ方とかがカットアップされたボーカルとかがベースハウス以降のサウンドって感じでディープな音楽ファンじゃなくても耳馴染みあって楽しめそうな良いツール
SOUNDQ - Bad Lot [Single] - 2020
超ドメジャーレーベルのポップアーティストみたいな音作りだけどインディーズ？なんですかね…。こういうのをクラブでかけたらどういう音鳴りになるのか全く想像付かないんだけど、永遠にローファイなドラム隊とバラードのようなボーカルとベースに裏腹な悪乗りで永遠に人間の体力を削っていきそうなカットレゾナンス全開のシンセとパーカス類。聴いてると、ドラム、ドラムが欲しいよ～ってドラム食欲がわいてくるので次の曲にレイブっぽいドラムの曲つなぐと全ての欲が満たされそう。
Funk On The Dancefloor
Beth Lydi 「 Funk On The Dancefloor」より
私はたぶんかけないタイプの音だけど、人をどうゆう風に動かしたいか明確な時にかけるとすげー有効そうなツール。シカゴっぽくてアホっぽさがあるのにちゃんと計算ができる、頭が良いDJが使えそうなツール。踊らされたい。
Serial Thrilla - Damn That's Funky
私が過信してる現行フィルターレーベルの最新作はフュージョンネタの最高ハウスでした。Septemberネタのときと使ってるSpliceのドラムループが一緒だしマジで手抜き感あるんだけどこのインスタント感が当時のDisco Galaxyみたいな量産レーベル感あって逆に心地よい。今だけ最高だったらすべて良し系の将来を見据えてない消費的な最高なトラック。
Tim Engelhardt - Shine
すげえええーちゃんとてなずけられた馬とか動物が芸をしているのを見て感動するような気分になる超飼いならされたシンセが決して暴れることのないトランシーなテックハウスで音の鳴りがジャケットばりに繊細で超感動してしまった。両曲ともレゾナンス全開にした瞬間に超アゲになりそうなに全くアゲてなくて凄い…
Kolja Gerstenberg - Fungeda
Kolja Gerstenberg / Schiggeria 「 MWX01」より
スペーシーだけど理性が働いているブギーが好きな人は絶対好きだとおもう。ラウンジやクラブのオープンとかでかかってるんだかかかってないんだかわからない超良い曲をかけたい時にかけれそうなダブっぽいトラック。かっこいい。質感が100点
Panko - U're Guay Vol. 17
Laseech - Boogie Down (Edit)
Laseech 「 Cutz Vol. One」より
こういうレコードでミックスする事が前提みたいなエディットとかRAW HOUSEを全部デジタルで開放してくれるのは結構ありそうで無いし、嬉しい～！この人のリリースははずれないけど全リリース(現4枚分)で15ユーロなのもお買い得。こういう質感はしっかりあるけど直前までかけるかどうかわからない、かければミックスに質感が出る～くらいのテンションの曲USBに潜ませられるのはひそかに嬉しい。
CS-80 - BRD 「 Tryfan」より
今年の5月からやってて個人的に注目してるブライトンのレーベルElation Industriesから6枚目。毎回スポーティなアートワークデザインがかわいい～。ジャケデザインの通りレイブみあるテクノを前提に、全体的にソフトシンセっぽいしマスタリングもそこまで超しっかりしてないからインディーズ感すごいんだけど、このアルペジオのアイディアとかは単純にすごく面白いな～と思う。
Dogpatrol - Poems For Broke Players
かっこい～～～地味で好き！(説明省略)
Phil Murphy - Wasted Enough ft. Sirius Topic
Phil Murphy 「 Phil Murphy - Phil Murphy EP」より
MAWのワークの声ネタのピッチを落としてエレピを乗せた質感のあるUKG ダブ処理されたアーメンブレイクとG Funk風なピロピロシンセもあり、やってる事がおしゃれ
SMASH AND ROLL - FREDY P
9/30から始まる新レーベル。シリアスな上アホなハードコアテクノ。めちゃくちゃ優秀なツールだと思う。
霊体ミミズ (GHOST_WORM) - bye2
人間のこと考えてない拡張現実上で展開される架空のレイブで流れてそうな全く現実味の無いブレイクコア。何が良いってこんなに早いのに6曲目も7曲目もめちゃくちゃ渋い。めちゃ渋い。
50 Cent - Baby By Me (Odous Fertility edit)
ODOUS 「 Drums Only Edits」より
50セントのゴム(gqom)
Crunch It - Luke's Anger 「 Micro Dose」より
マジでサンプラーのメモリーが超絶に少ない機材で作ったみたいなマイクロ形のテクノ～ハウス達。このかわいさにハマる人はアルバム全体聴いて欲しい～。
Fade Away (Fouk Remix)
Smoove & Turrell 「 Stratos Bleu (Remixes)」より
Foukはもう完全にディープハウス職人ですね…。パーティの終わりの方、でもまだ踊るよ！まだ終わらないよくらいの時間に永遠に踊っていたい感じのディープハウス。最後のB2Bのときとかに持ってると便利そう
Adelphi Music Factory - Uprising (I Cant Wait)
こんなんアガるでしょ。テキーラでしょ。
Ultraviolet - ECH003 - G0-45T/U
遅くてアトモスフェリックなディープなジャングル。ありがとう。ありがとうの気持ち。完全に崩落したネオ東京のビルの谷間に爆誕したオアシスみたいな、人類に優しい音がする。ここまで加工されたincredible bongo bandのアパッチのボンゴ音はディストピア飯みたいな未完成な人工肉みあって味わい深いです。
前回も1ドルでも恵んでいただいた方々、マジでありがとうございます！下記リンクから私にドネーションいただけると次メモする元気がでるので余裕ある方はお願いします～！いただいたお金で新曲かってまたDJで使わせていただきます！
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