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京都で家具やカーテンをさがすなら

わたしは京都に住んでいるひとのへやづくりのお手伝いをしたいと、いつも思っています。私自身が京都に住んでいて、お客様のもとにすぐに駆けつけることができるという安心感(わたしの…)もありますが、いちばんの理由は京都で家具やカーテンを揃えるにはちょっとしたコツがいるなーと感じているから。

そこで今日は、京都のお客様とへやづくりをするときの、わたしなりの段取りをかいてみたいと思います!

五感で感じる家具は、くらべて選ぶのが大切

別の記事でも書きましたが、インテリアアイテムには自分の五感で試すべきものがあります。家具の分類でいえば人体系家具といい、ソファやベッド、チェアなど体を支える家具です。

体に触れ、くつろぎや癒やしに直結する家具なので、ぜったいに実物を見て試すべきです。さらにその感触をより正確に図るために、複数のメーカーの商品を比べて選べることが重要になります。

机やテーブル、カウンターなど準人体系家具とよばれるものは、ものを置いたり作業を支えてくれるものですが、本来はこれも目で見る、そして触れて感じることが大切です。ダイニングやワークスペースはテーブルと椅子の相性がとても重要なので、両方をあわせて体験するのがベストです。

何十年も使う家具、必要ならばどこへでも

わたしの友人の京都の建築家は、一生使うものを選ぶんだから、実物が見られるなら東京は近いぐらいだ、と言ってました。そのぐらい実物がもつ情報量が桁違いだということです。

よく通販のレビューをみていると、評価が低い理由に「思ったより小さかった」「重かった」と書かれています。お店は情報として大きさや重さを数値で明記しているのに、そんな殺生な(泣)といいたくなります。いくら数値化されていても、デザインや素材感によっても見え方や感じ方って変わるんです。

だから最初に行くのは…

だからお客様と話をして、あるていど家具やカーテンのテイストがしぼれてきたら、まず大阪でショールーム巡りをしてもらいます。大阪は京都よりもショールームが圧倒的に多く、場所もかたまっているので、効率的に見ることができます。電車やタクシーを使えば、一日でもずいぶんたくさん見て回れます。

壁紙、カーテン、照明器具などおおきなショールームで実物を確認しながら効率よく決めていきましょう。コンシェルジュさんに自分のイメージを伝えるには、こちらの記事も参考にしてください。

京都で再確認しながら、選択肢をしぼっていく

そうはいっても、その日見たものだけですべてを決めるのはなかなかむずかしい。だから後日あらためて京都のショールームや家具屋さんをめぐることもあります。

ACTUSさんのように複数店舗をもつ場合はおなじものが京都でみられたりするし、カーテンの場合はあらかじめ品番を伝えておけば、カーテン屋さんが大きなサンプルを取り寄せてくれています。

大阪でしかみられないものと、京都でしかみられないもの、日をわけてみるというやり方もできます。京都には味のあるアンティークやヴィンテージの家具屋さんもあるので、それぞれのいいとこどりをするような見方も可能ですね。

商品が見られるか、ショールームに確認

家具は場所をとるので、カタログにあってもお店で見られないこともあります。見たい家具があるなら、かならず前もってショールームに問い合わせることが大切です

以前見に行った家具屋さんでは、お客様が行く日にあわせて、わざわざ東京のショールームから家具をもってきてくれたこともありました。倉庫をもっている家具屋さんも多いので、いつ、なにがみたいかお店に伝えてみましょう。

ショールームご同行サービスをはじめました

DECO-TE(デコ・テ)では、京都で家具をお探しの方向けにショールーム動向サービスをはじめました。くわしくご要望をきくことで、家具屋さんのセレクトとショールーム巡りのルート作成、当日のご同行とアドバイスをさせていただきます。


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