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知らなくても、うまくなくても、「好き」でいい

私は、好きなことを「好きだ」と言う自信がない。
だって私は、そのことにそんなに詳しくないし、上手にもできないから。
知識もなくて、上手くやれるようになる努力もろくにしていないのに、「好きだ」なんて言ったら、本当によく知っている人や、努力している人に失礼なんじゃないか、と思っていた。

でも、最近、好きなことは、少しでも好きなら、それをしている時、少しでも楽しいと思っているなら、「好きだ」と言っていいんじゃないかと思った。

自分の「好き」に、いっぱい蓋をして、無かったことにしてしまうのはもったいない。
せっかく出会えた「好き」を、大切にしたい。
「好き」なことに出会えることは、きっと人生を豊かにするし、素晴らしいことだと思う。

そして、その「好き」をずっと維持できなくてもいいと思っている。

「好き」が薄まってきたとき、なんだか悪いことをしているような気持ちになるけど、それはそれでいいんだと思う。
気持ちや、興味は変わっていく。
それが普通。

「好き」と思えたことがいいこと。
たとえ「好き」が少なくなっても、「好き」と思えたことはなくならないし、そこから得られた喜びは力になる。

そうやって、自分の大切な「好き」を集めて生きていきたい。
自分だけの「好き」が、きっと私を助けてくれる。

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