ドキンちゃん カムズ・アラウンド
「ハンテッド」 (2003) ウィリアム・フリードキン監督
世のフリードキン (85歳) ファンからはドキンちゃんという可愛い愛称で呼ばれていたりしますが、この御大が撮る映画はと言ったらドキュメンタリータッチでバリ硬派なものばかり。
『フレンチ・コネクション』(1971)、『エクソシスト』(1973)、『恐怖の報酬』(1977)、『L.A.大捜査線/狼たちの街』(1985) と出世作、代表作、傑作と誰でも知る映画を連発しておりますが、
実は晩年(2000年代も)の映画も、個人的には大好きな作品連発してくれたドキンちゃん。
ハンテッド The Hunted (2003)
BUG/バグ Bug (2006)
キラー・スナイパー Killer Joe (2011) 以降映画は撮っていないドキン。
2006年4月から缶コーヒーBOSSのCM「宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズ」に出演し始め おちゃめキャラがお茶の間に定着も、映画ではいつも誰かを追いかけているトミー・リー・ジョーンズ 。やはりこの「ハンテッド」 (2003)でも 殺人マシーンに作り上げた愛弟子を追いかけ、狩ります。師弟対決もの。
個人的には、この「ハンテッド」 のように「ランボー」シリーズも最後は、ランボーvsトラウトマンで、我が弟子、わが子を殺すという結末で完結して欲しかったよ。
―― 弟子もまた師匠・父に殺される事を望んでいるのだな。
「ハンテッド」のエンディング曲はジョニー・キャッシュの "The Man Comes Around(ザ・マン・カムズ・アラウンド)"
みんなどんだけこの歌が好きなんだよ。このnoteでも「ドーン・オブ・ザ・デッド」(2003)「LOGAN/ローガン」(2017) の時、「ジャッキー・コーガン」(2012) と 三回ぐらい この曲貼った気がするよ 笑。
When the Man comes around
その男がやって来る
And I looked and behold, a pale horse
私は目を見張った、そこに青白き馬がいたからだ
And his name that sat on him was Death
馬に乗りし者の名は "死"
And Hell followed with him.
奴は後ろに地獄を従えていた
ではまた。
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