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I'm on my way now

『ルーシー・イン・ザ・スカイ』(2020)観賞。

1500km離れている不倫相手の所へオムツしてまで車で会いに行ったあの宇宙飛行士リサ・ノワックの映画化ね(日本でもニュースになった)。ただし映画での名前はルーシー・コーラ

ルーシーの嫉妬に狂った殺害計画がアホすぎて笑った。その殺害計画に向かって行くのが確かにクライマックスなんだけど...(このクライマックスが、ちょっと「グッドフェローズ」の主人公が捕まるまでの数時間のクライマックスと似てる)
確かにこの映画は不倫した挙句、殺人未遂にまで至った経緯・事の顛末が描かれるんだけれども もっと下世話的な映画かと思ったら(「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」みたいな) 全然違ったわ。

監督はドラマ畑のノア・ホーリー だからなのかオープニング 宇宙のシーンはワイドスクリーン、そして地上に戻るとTVサイズのスクリーンになるというお遊びが。といってもワイドとTVサイズ(何度もある)には意味があり、きちんと主人公ルーシーの感情とリンクしている (はず 確認してないけど…)。

この曲を使いたかったがためにルーシーという名前にしたんか?

まぁドラッグ(lucy in the sky LSDにちょっと引っ張られてる私)が"不倫"に変換された感じのナタリー・ポートマンの『ルーシー・イン・ザ・スカイ』最終的には自分の本当の居場所(自由)を見つけるムービー。家庭はぶっ壊れたけど 笑。

ルーシーが宇宙に触れて戻って来てからどんどんおかしくなる(一種の解放)ってパターンはホラー映画によくある展開で、こういったドラマでは珍しいかもと思ったです。本来宇宙がゴールみたいな所があるから。コンタクト、ゼロ・グラヴィティ、インターステラー的なね。

ルーシーが辿り着いた答えがエンディング曲のThe Wind and The Wave - "Neon Prayer Flags" なのかもしれない。なんか「メランコリア」に近いものを個人的には感じたぞ。(つまり鬱映画って事やね)

And I'm on my way
I'm on my way
I'm on my way now
To find my better days
To find my better days

ではまた。





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