大腸検査

朝10時前から検査説明を受けました。
たぶん1日の枠は5人。

今ここに居る人たち、みんなこれから下剤飲んで催してトイレ行って、場合によってはオムツが入り用になるくらいピー(規制音)でしんどい思いする仲間なんだな……と思ってしまった。私だけかな。下世話ですみません。

私は最年少(たぶん)
少々の場違い感でなんだか恥ずかしい。

10時までは検査説明、それから5分ほど1人ずつ割り充てられたロッカー、下剤を飲んで便意を待つ部屋、トイレなどの説明がありました。
トイレには💩の色が5段階示された紙があり、この色(4段階目)になったらナースコールをして呼んでくださいと書いてある。

説明が終わると各自部屋に入って下剤スタート

下剤は全量で2リットル。
10分かけて180ml(目分量)飲むのを続けて2杯、2杯目を飲み終わったら水かお茶180ml1杯を、また10分かけて飲む。これが1ターン。
これを、ナースコールを押せるくらいの色になるまで続けて、ナースからOKが出れば下剤は終了し検査へ進む。
ちなみに1杯飲み始めるごとに時間と、その間の排便回数を記入します。

下剤タイムを箇条書きにしてみました。

①下剤、まっっっずい。
1口飲んで、まず塩気を感じます。よく言えばポカリ(がぬるくて塩が多い)かな…めっちゃくちゃ大目に見られればです。まっずっ…っっって言いたくなります。中盤は地獄です。

②10分かけて飲む、ムズカシイ
時間潰しの為に本、DVDが用意されていましたが、私はスマホか落書きをしていました。つい熱中すると10分はあっという間で、あまり間隔が空くとヤバいのではと思って1口を多めに飲んだりしました。
まずい液体を一気に大量に流し込むとどうなるでしょうか?答えは気持ち悪くなってツラさが増す、です。
つい時間を忘れるからタイマーを掛けても、途中見るのを忘れて鳴って気づく自分に自己嫌悪というオプション付きです。
ずっとちびちび飲んでいれば良かったのでしょうが、口に常にまずい液体を流し込むのが嫌で、横着したのがいけませんでした…。
一気はツライ(そもそもゆっくり飲むものです)ので片手にコップ、片手にスマホを持つスタイルに変えました。

③看護師さんはやっぱり大変なお仕事
下剤もある一定量(人による)を過ぎると、結構正解の色に近づくので、💩する度にナースコールを押す事になります。便の色を確認して貰うためですが、仕方ないとはいえなんだか申し訳なくなります…。
サッと来てきちんと確認して、まだですねーと笑顔でサッと去っていく看護師さんには本当に頭が下がります。

④部屋は快適
お隣の音はさほど聞こえませんでした。さすがに大声の電話は筒抜けでしたが。
途中何回か看護師さんが様子見に来てくれましたが、必ず一声掛けてから仕切りのカーテンを開けてくれて良かったです。落書き見られたくないし…!

⑤下剤は1リットルから本領発揮
タイトルに語弊があるかもですが
1リットルを過ぎたあたりから頻繁にトイレに行く事になりました。
部屋に戻って座ったらまたすぐ立つ、という事も2回ほど。最終的に10分の間に6回行っていました。
結構💩な話なのですが、衝撃を語らせて下さい。
最後らへんにはお小水のように出るようになります、必要な方はオムツが買えますので申し出るようにと言われていて半信半疑でしたが、本当にオムツの必要性を感じました。
私は尿漏れパットを当てていて大正解。肛門括約筋?を活躍させてもム…ムリかも。私はムリですた。汚くてすみません。そんな盛大には(汚)

本来ならばそういう💩時はかなりの腹痛に襲われている時の💩だし肛門様も痛そうですが、最初から最後まで便意には襲われても腹痛も肛門様も痛い事はほぼありませんでした。
あの下剤は何者なのだろう…。
出た時の感覚もすごかったです…下っ腹がへっ込むような感覚でした。老廃物がそれだけ出てるのかと思うと、痛みがないだけにちょっとした快感でした。

⑥判定がしっかりしている
これで良くない?と思って申し訳なく思いながら看護師さんを呼び、見てもらうと、私は4回ほど笑顔でダメ出しを頂きました。
最初に呼んだ時に見てくれた看護師さんからは、まだダメな方ですね、と言われて若干悔しかったです。何がなんでも合格を出してやるぜ(当たり前)とせっせと下剤を飲みトイレに行き、飲み始めて1時間半後の12:42に合格を貰えました。これで下剤とはオサラバです!!
ちなみにトイレにはまだ行きました。そりゃすぐ止まるわけはない。

という感じで下剤タイムが終わりました。
ここまでで、来院してから約3時間ちょっと。
私は2番目でした。
ちなみに親族は2リットル以上飲んで最後に検査をしたと言っていたので個人差がありますね。

次は検査タイムです。

①着替え
まず検査着に着替えます。
下着は金物があれば脱ぎます。検査パンツはデッカイ紙製??のボクサーで、おしり辺りに穴が空いています。穴から検査のカメラを入れる感じです。

②点滴を入れる
点滴を取る、と言われます。ルートを取る…から…?
今日は特に血管が細かったですが上手に取っていただいて、刺した後も苦痛はありませんでした。
私は長男出産後に重めの貧血を起こして点滴を三本入れられた事があり、腕を動かしたりするとマァ痛いこと……股も痛いし尻も痛い、腕も痛いの三重苦で辛かった。その時から点滴にはマイナスイメージでしたが払拭されました。針の太さにもよるのかな。

②ひたすら待ちます
人によってはポリープを採る事もあるので、検査時間は人によって変わ…るんじゃないかな?(予想)
なので特に何時にやりますよとは言われませんで、前の方の開始時間と、何分までには出られるようにという目安は知らされました。ギリギリまでスマホをして、あとはリクライニングの椅子でボーッとしていました。久々にボーッと出来てしあわせ…。いつもボケボケですがボーッとはしていないのです。ボケボケですが。

③呼ばれたよ
呼ばれて部屋に入ると検査台に横になるよう指示されます。左側を下にして、膝を抱えるように体を丸めます。点滴に鎮静剤(麻酔)を注入……いってぇぇ……んぐぐぎぎ…無理やり血管広がった気がする。
先生はすぐ眠くなりますからねーと言ってるけど、いや血管が痛……………………
気付いたら終わっていました。麻酔って恐ろしい。

④終わりました
検査が終わると支えられながら自分の部屋へ戻ります。結構ボーッとしていました。
一旦眠った気がしますが、すぐ目を覚ましました。結構ぱっちりスッキリ。
看護師さんが入って来て、お茶とビスコひと袋の差し入れを下さるとの事。お茶の温度を聞かれて、冷たい方と答えると2度聞きされてしまった。ついでに持って来てくれた別の方にも大丈夫か確認されてしまいました。
なんで?と思っていましたが、飲んでみて分かりました。
…うん…あったかい方が良かった……。9割方温かいものが欲しくなるものなのだろうか。ビスコは完食したけれど、お茶は飲みきれず残してしまいました…。すみません。

⑥終わり
食べ終えたら退出する様に伝えられていたので、検査着を脱いでカゴに入れ、持ってきたもの諸々を持って待合室へ。診察時間前なのでガラーン。
ここでまた御手洗へ。
戻るとすぐに診察室へ呼ばれて、結果を伝えられました。異常なしですね、ハイ。と画像を渡され、アッという間に診察終了。
ポリープの切除はなかったし順調だったからかお会計は提示最低金額の6010円。

この時点で15:20分で、来院したのが9:30でしたので所要時間は約6時間でした。
1番の方と大差なかったので、最低6時間はかかるのかな。
人によっては麻酔や下剤、検査の影響で体調に変化(心配ない程度)がある様だし、まず検査後に運転はしてはいけないので、きっと会社員の方は1日有給を取った方が安心です。

ちなみに画像、めちゃくちゃ綺麗でした。24時間後にはもう💩が出来て鎮座しているであろう事が勿体なく感じましたね…おっと失礼…。

私は検査後に若干のみぞおち痛はありましたが、ガスが動いたのか、すぐなくなりました。
下剤がうまく効かず綺麗になっていない状態でやったからか、しばらくガスが溜まった様な痛みが続いたと知り合いから聞きましたので、検査後すぐに予定を入れない方が良さそうです。

最後に、下剤タイムに飲むお茶は好きなものを持参した方が良いです!
私は無糖の午後ティーを持って行き、足りなくなると嫌なので備え付けのサーバーの水を頂いて薄めて飲みました。精神的にオアシスになりました。重要。

以上体験記でした。検査後にお茶を勧められたら、ぜひ温かい方に…。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?