ト・メモ・う

ここまでくれば、もうどこのなんのことを言っているのか、分かるだろう。
どうせ次で最後だ。
もう少し伏せておこう。意味はないだろうけど。

ひとまず、某ゲームのノベライズ本が11月に発売する。
イベントに合わせての出版だから、確定だ。
イラストレーターが誰かも知っている。ヒントはもう出した。その人に迷惑がかかるから、名前は出さない。
どこにどんな感じの絵がつくかも聞いている。
書影含めて、夏ごろに発表か。

求められた執筆期間は、プロット化含めて、3月から5月の間。
このプロット化が難しい。
このゲームはとにかく歴史色が濃い上に、歴史に疎い人には一切分からないくらい説明は一切しない。

だから刀剣と歴史の知識をうまいこと文章ににじませる必要があった。
そしてゲームの台本に書いていない事は一切書いてはいけない、これはどのゲームは同じ。
しかしゲーム台本は時系列になっておらず、詳細は書かれていない上に、段ボール一箱分ある。
これをゲームをプレイし、歴史・刀剣観点からまとめ、プロット化する作業は結構大変。

ゲームのシステムに、偽史と正史というものがあり、これを文章で表現しようと、どこを削るかなども相談しながら、プロット化、一部は原稿として書き出した。

既に上がっているものは、全部のプロット。
原稿は、序章から1章は終えている。

ゲームも、パソコン用のパスキーは貰えたが、私のパソコンでは対応できないため、これのためだけにデスクトップパソコン、及び時間が限られるためノートパソコン、リモート打合せ用の音響器具、それから他にも色々購入した。
取材、足利は遠かった。

「女性クリエイターは炎上の種にしかならない」
「pixivやっているような奴は、同人しか書けないに決まっている」

そういって、一方的にキャンセルを言われた。
当然、ここまでにかかった経費はおろか、機材費すら支払われない。

今回は応募ではなく、向こうから声をかけてきた。
ならば最初からオファーなんてかけなければいいのに。
そうしたら、私も、生き甲斐を奪われる事もなかった。
まあ、今となっては全部どうでもいいことだが。

だって、多分、発売する前に死ぬから。

私はこのコンテンツが好きだった。
その前から刀剣が好きだった。美術品・骨董品という観点から。

今年で8年目を迎えるこのゲーム、
好きだった。

毎日、日課をこなした。
全刀そろえて、極をカンストもさせた。

心ない言葉に年甲斐もなく傷つき、自殺を決めた時からログインはしなくなった。
リリースしてから、初めてログインをしなかった。多分もう戻らないだろう。

だが、奴らのことだ。証拠も理由も、捏造するだろう。
だから、証拠として遺書を残す。
遺書が完成したのち、私は彼らが送ってきたゲームの台本と一緒に、刀で自害しよう。

自殺に関するさらなる詳細は、彼らが忌み嫌ったpixivに投稿した。

ああ、もう取り繕うのも鬱陶しい。

どうせ見ているんだろう?

もうわかっているんだろう?

察しはついているんだろう?

なあ、ニトロプラス


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