5NLプレイヤー視点 マニラの50/100のレベルとプレイヤーの特徴について

どうも。プロポーカープレイヤーを目指してるdeathです。

最近マニラで8日間ポーカー旅行してきたのでその結果や感想をブログにまとめてました。

マニラでポーカー旅行 8日間の総収支と反省と今後の課題
(記事下に8日間の各日別の日記へのリンクあり)


ブログに書いたのは基本的に自分のための備忘録的な感じです。

最後に自分と同じようにマニラでポーカーしに行きたい人に向けて

・私が打ってたマニラの50/100のレベルが5NLプレイヤー視点でどれくらいで自分の立ち位置はテーブルで何番目くらいなのか?
・リゾートワールドマニラとオカダマニラの違い
・プリフロリンプが多いって聞くけど実際どうなのか?レイズするとどんなハンドにどれくらいコールされるのか?
・シャーク、フィッシュ、レギュラーがそれぞれどんなプレイをするのか?
・国籍によるプレイスタイルの違い

をnoteにまとめてみました。

最初の奴は無料、それ以下は有料です。


無料にするか有料にするか迷ったんですが、マニラでポーカーする人がこれを読んで予習しておくと稼げる金額に差が出るかもしれないって考えると有料でもいいのかなと思い、300円に設定しました。

マニラでポーカーしたい人以外は買わないでいい内容ですが、マニラで初めてポーカーする人には役に立つだろうと思います。

あとは韓国とか、マニラ以外で初めてライブポーカーする人にも共通する部分はあるので買ってもいいかも。ただし3分の1強~半分くらいはマニラ行く人にしか役に立たない内容です。

最初の「マニラの50/100のテーブルでの5NLプレイヤーの立ち位置」は無料です。

目次
・マニラの50/100のテーブルでの5NLプレイヤーの立ち位置
・マニラのポーカールームでレベルが低い時間帯
・リゾートワールドマニラとオカダマニラの違い
・プリフロップの実態
・国籍別のプレイヤーの特徴
・マニラのシャークの特徴
・マニラのフィッシュの特徴
・マニラのレギュラーの特徴

【買う前の注意点】
マニラのカジノにいるプレイヤーの特徴など一丁前に書いてますが、これはあくまで5NLのあまり強くないプレイヤー視点かつマニラに8日間しか行ってない私が書けるレベルの内容です。

マニラに数か月以上、あるいは何十回も行ってるような人や100NLレベルの上級者から見たら拙い記事だと思いますし、そういうレベルの人から見たら間違ってることも全然あり得ます。

また行ったのはリゾートワールドマニラとオカダマニラだけなのでそれ以外のカジノの情報はありません。

それでもいいよという方だけ買ってください。


マニラの50/100のテーブルでの5NLプレイヤーの立ち位置

まずは多くの人が気になるだろうマニラのポーカールームで一番テーブル数の多い50/100のレベルとそのテーブルでの5NLプレイヤーの立ち位置について。


これは時間帯とテーブルによります。

シャークが少ないテーブル

中~中の上

シャークが多いテーブル

中の下~下の中

くらい。


私は8日間毎日10時間近くプレイしていて、テーブルで自分が一番強いという感覚は一度も味わえませんでした。

残念ながら5NLレベルのプレイヤーがマニラの50/100のテーブルで一番になれることはほぼないです。


仮にテーブルのメンツで強さの順位をつけるとしたら、自分の順位は大体真ん中ぐらいに感じることが多かったですが

ヌルめのテーブル:9人中2~4位くらい
シャークが多いテーブル:9人中5~8位くらい
平均的なテーブル:4~6位くらい

な感覚です。

あくまで5NLプレイヤーの感覚なので当てになるとは限りませんが…。


って考えるとレート下げた方がよかったかもしれません。

一応マニラの最低レートは25/50で、リゾワ・オカダマニラとも25/50、50/100、100/200が立ってて時間帯によりますが

25/50…0~3卓
50/100…1~10卓
100/200…0~3卓

という感じの割合で立ってました。

ただブログにも書きましたがオカダマニラは25/50のミニマムバイインが10bb、マックスバイインが100bbで10~20bbくらいのショートバイインする人が多く運ゲーになりやすい&大きく稼ぎにくいのであまりおすすめしません。

リゾートワールドマニラの25/50は確かミニマム50bbだったかな?でオカダマニラより全然マシでした。


オカダマニラで1時間だけ25/50をプレイしたときはかなりレベル低く、そのテーブルだと自分が2番目に強いと思えました。

リゾワは自分はプレイしてないですが、プレイした人の話によるとそこそこまともな人が多かったそうなのでオカダの25/50よりはレベル高そうです。


稼ぐためにはテーブルで1番か2番目に強い必要があるとしたら5NLレベルの私は50/100ではなく25/50に座るべきでしたね。


↓ここから有料


マニラのポーカールームでレベルが低い時間帯

マニラでは昼~夜にかけては比較的フィッシュが多くてシャークが少なく、夜~深夜はフィッシュが少なくてシャークが多くなる傾向がありました。

ただたまに逆のときもあったし、たまたま私が行った時期にそうだっただけかもしれません。

また上記は主にリゾートワールドマニラの場合でオカダマニラは早めの時間帯でもシャークが多かったです。

たぶん時期とかたまたまその時期にポーカーやりに来てる個人にかなり依存すると思うので実際に行ったら1日やってみてご自身でフィッシュが多い時間帯を探すことをおすすめします。


リゾートワールドマニラとオカダマニラの違い

私が行ったのはリゾートワールドマニラとオカダマニラでオカダマニラに3日半、リゾートワールドマニラに4日半行きました。

またオカダマニラはちょうどWPTの開催時期でした。

そのレベルなのではっきりとしたことは言えませんがわかる範囲で比較します。


リゾートワールドマニラ

テーブル数:25/50が0-2卓、50/100が1-6卓、100/200が0-2卓
プレイヤーのレベル:普通
レーキ:5% + レーキバック 1時間辺り8ペソ(割引あり)でご飯が食べれる

オカダマニラ

テーブル数:25/50が0-4卓、50/100が1-10卓、100/200が0-4卓、WPTなどで人が多い時期は100/200 100(アンテ)や200/500、500/1000などのハイレートが立つこともある
プレイヤーのレベル:25/50は低いが50/100はリゾワより高め
レーキ:10% レーキバックなし 

どちらも朝~昼は0~1卓、夕方~夜にかけて人が増えていき夜~深夜が一番多くなります。

私は夜更かしがあまり得意じゃないので昼11~12時くらいにカジノに行って深夜0~3時くらいで眠気に負けるまでプレイすることが多かったです。

ただ11~12時に行くと1卓か2卓しかなく、ウェイティングになってしまうことも多いので暇つぶしに何をするかは決めておくといいです。

リゾワは現地の電話番号を持っていればテーブルが開いたときに教えてくれます。オカダはアナウンスです。


で、プレイヤーのレベル的にもレーキやレーキバック的にもオカダマニラよりリゾートワールドマニラの方がよかったです。


またリゾワのレーキバックは1時間8ポイント(1ポイント=1ペソ)ですが、このレーキバックは割引があり、なんと370ペソ相当のホットドッグ&ポテト&コーラのセットが45ポイント(テイクアウトだと60)で食べれます。

画像1

これです。

私は今回は頼んでないのでわかりませんが、ポーカーテーブルでスタッフに頼んで買ってきてもらうことも可能みたいです。

(ホットドッグ屋"Franks"はポーカールームと反対側で結構遠く、歩いて10分ぐらいかかる)

Franksは場所がちょっとわかりづらいんですが、まずリゾワはカジノの建物が2つに分かれてて道路を挟んでブリッジでつながってます。
で、Franksはポーカールームとは反対側の建物の1回のカジノ内にあります。

またリゾワ内のレストランは観光客向けで価格設定が高く1食300ペソは軽く超えますが、リゾワの外に出て少し歩くとあるローソンやマックで食べると100ペソくらいで済みます。


対してオカダマニラの場合、カジノ近くに安くご飯を食べれるお店がなく、カジノ内で比較的安めにご飯を食べるとしたらペッパーランチかラーメンぐらい。

(あとでグーグルマップ見たらジョリビーとマックありました)

ペッパーランチは一番安いもので220ペソです。

画像2

220ペソ=約480円

ラーメンの値段は食べてないのでわかりませんが、ペッパーランチより高そう。

まぁそこまで高いわけではないですが、レーキが10%かつ食費がかかるオカダマニラとレーキが5%かつ食費が浮くリゾートワールドマニラではだいぶコスパに差が出ますね。

ってことで基本的にはリゾートワールドマニラの方がおすすめです。


ただし、オカダマニラはWPT開催中という特別な期間だったこともあり、一概に比較できません。

私がWPT開催中のオカダマニラの50/100のレベルが高いと感じたのは弱いプレイヤーがみんな25/50をプレイしていて、50/100には弱いプレイヤーが少なかったから、という可能性もあります。

現にオカダマニラの25/50のウェイティングリストが25人くらいだったのに対し、50/100は2人だったことを考えるとその可能性が高そうです。

それにトーナメント開催中以外の時期であればプレイヤーのレベルにそんなに差はないかもしれません。


また後で述べますが国籍でいうと一番弱いのは現地人の女性プレイヤーです。

この現地人の女性プレイヤーが多いのはどちらかというとオカダマニラです。

なので現地人女性プレイヤーが多いテーブルに座れればオカダマニラでもだいぶレベルが下がります。


また一応リゾートワールドマニラとオカダマニラはタクシーで約200ペソで行き来できます。(Skywayという高速みたいなものを使うと+40~45ペソ)

プレイしていてテーブルがきつくて移動したいけどいいテーブルがないとか気分転換したいときなどに別のカジノに行くのも全然ありだと思います。


プリフロップの実態

次にプリフロップの実態について。

まず25/50はほぼリンプでレイズがあまりないです。

50/100はリンプとレイズ半々くらい。テーブルによってほぼリンプのところと、ほぼレイズのところがあります。

3betはたまにしかないです。


50/100はリンプが多いからと言ってレベルが低いわけではないけど、リンプコールのレンジがかなり緩いのでエクスプロイト可能だと思います。

具体的にはリンプに対して6~7倍とかにレイズしてもエニスーテッドハンドでコールしてくる人が多いです。(T3s,J5sなど)

またUTGからレイズしても5人くらいにコールされることが多くてマルチウェイになりやすく、これもエニスーテッドぐらいでコールしてくる人が多いです。


私は相手のプリフロのレンジがルースすぎるリークをエクスプロイトする方法を知らなかったのであまりエッジが持てなかったけど、このリークを積極的にエクスプロイトできる人ならマニラで勝ちやすいと思います。

まぁタイトなレンジでルースなレンジと戦ったら基本的にはタイトが勝つので普通にプレイしてるだけでもエクスプロイトできてると言えるとは思います。

ただ私はタイトパッシブ気味に戦ってたためか、タイトなレンジのAハイ vs ルースなレンジのワンペアとかになって負けることが多かったです。

しかもルースな人はブラフもしてくるのでブラフに降ろされることも多く…。

タイト vs ルースの戦いではこういう状況になるのは仕方ないとして、ルースなレンジのマージナルなワンペアをブラフで攻撃できないとタイトなレンジの優位性があまり得られない、それどころかむしろルースの方が有利なんじゃないかと感じました。特にルースな人がそこそこブラフできる人の場合は。


もちろんローボードなど、ルースな人のワンペアに対してフォールドエクイティがあまりないボードでは諦めるべきですが、タイトなレンジでルースなレンジを懲らしめるためには、ルースなレンジのマージナルなワンペア系ハンドに対してブラフでプレッシャーをかける技術が必要ではないかと思います。

またルースでブラフが多い人のブラフをある程度キャッチすることも必要ですね。


って書きましたが実際マルチウェイだと誰かがトップペア以上やツーペア+を持ってる確率も高くなるのでブラフしにくく難しいです。

またレイズサイズを上げて無理やり人数絞るかリンプに甘んじるかで戦略が変わりますが、強い人はどっちもやってたのでどちらもありだと思います。


国籍別のプレイヤーの特徴

次に国籍別のプレイヤーの特徴について。

まず全体的なプレイヤーの国籍比率は大体こんな感じでした。

中国人30~50%
日本人10~20%
韓国人10~15%
欧米人20%
フィリピン人20%


リゾートワールドマニラがこんな感じで中国人が非常に多かったです。

オカダマニラだと上記よりもさらにアジア人の比率が増えて欧米人の比率が減る感じ。

フィリピン人はオカダマニラの方が多く、リゾートワールドマニラには少なめ。


それぞれの国籍の人の特徴はこんな感じ。


中国人
・ルースなプレイヤーが多い
・ルースアグレッシブとルースパッシブがいてルースアグレはめちゃめちゃブラフする
・金持ちが多いのかマックスバイイン(300bb)する人が多い
・シャークは弱い相手を見つけるとえげつないくらいエクスプロイトしてくる人が多い
・ドローをオーバープレイする人やレイズ・3bet・CBに絶対降りない人など極端なプレイをする面白いプレイヤーが多い
・超コーリングステーションなお金ばら撒き系フィッシュもたまにいる
・負けず嫌いな人が多いのかブラフキャッチを積極的にする傾向あり
日本人
・タイトなプレイヤーが多い
・タイトアグレッシブとタイトパッシブに分かれるがタイトパッシブ多め
韓国人
・タイトなプレイヤーが多い
・タイトアグレッシブとタイトパッシブに分かれるがタイトアグレッシブ多め
欧米人
・比較的タイトで堅実なプレイヤーが多い
・一番シャークの比率が高く、全体的にレベルが高い人が多い
フィリピン人
・タイトなプレイヤーとルースなプレイヤーに分かれるがルース多め
・リンプが多い
・ドローを追いかけすぎる人やトップペア降りれない人などコーリングステーションが多く、全体的にレベル低め
・特に現地人女性はベットしたら強くてチェックしたら弱い、という感じでわかりやすいプレイをする人が多い


これだけ見ると欧米人の比率が高く、フィリピン人の比率が低いリゾートワールドマニラの方がレベルが高くてオカダマニラの方がレベル低そうに感じるかもしれません。

実際そうなのかもしれないですが、私がオカダマニラのレベルが高いと感じたのは自分にとって戦いにくいシャーク率が高かったからだと思います。

具体的にはオカダマニラには中国人や日本人のシャーク率が高かった印象です。

そして中国人や日本人のシャークは欧米人のシャークと比較してタイトな日本人を積極的に狙ってくる人が多かったので戦いにくく感じました。


リゾートワールドマニラはシャークは普通、レグのレベルも普通。
オカダマニラはシャークのエクスプロイトしてくる率が高くてレグのレベルが低め。


で、シャークの数はオカダマニラの方が多く、フィッシュの数は大差ない感じなのでリゾワの方が戦いやすく感じました。

なので人によってはレグのレベルが低めのオカダマニラの方が勝ちやすいかもしれません。(エクスプロイトが得意な人など。)

特にオカダマニラはフィリピン人と日本人率が高いんですが、フィリピン人=ルースが多く、日本人=タイトが多いので国籍で判断できてわかりやすく、エクスプロイトしやすいと思います。


また私が行った時期がWPT開催時期だった影響で強い中国人や日本人シャークが多かった可能性を加味すると普段はオカダマニラの方がレベルが低い可能性もあります。


最後にマニラのプレイヤーの特徴をシャーク、フィッシュ、レギュラーに分けて簡単に紹介します。


マニラのシャークの特徴


鉄強
普段ハイステークスをプレイしてるようなレベルの人がちらほらいる。

マニラでは50/100より上のステークスのテーブルが少なく、テーブルがないからという理由で50/100に座る人がいる+テーブルがあったとしても50/100の方がレベルが低くて稼ぎやすいからという理由で座る人がいる。

バリューとブラフを同じようにプレイする人が多く読みづらい。

特に鉄強が左に座ってるときは席移動やテーブル移動を推奨します。

鉄強に対してエクスプロイトプレイをするのは勇気がいりますが、もしするならブラフですね。
ツーペアぐらいはあっさり降りれる人が多いのでブラフがかなり効きそうです。

またブラフすべき場面ではブラフをしっかりする人が多いので強いときにチェックしてブラフを誘うプレイも有効だと思います。

エクスプロイト得意な人
タイトなプレイヤーを見つけるとプリフロでこちらのレイズや3betに積極的にコールしたり、こちらのレイズに3bet被せてポストフロップでこちらが弱みを見せたらガンガンブラフしてくる感じのエクスプロイトをしてくる人が多かったです。

またオリジナルに不利なボードでCBにレイズ or 大き目のBMCBを打ってくる人もいて対応が難しかった。


こういう相手にOOPから3betしてしまうといい様にやられてしまうのでできるだけIPで戦うべきだと思います。

このタイプの相手はチップを奪われるスピードでいうと鉄強よりもやっかいなのでテーブルにこういう人が多かったらテーブル移動推奨します。

特に左に座ってたら最悪なので逆エクスプロイトできないなら早めに逃げた方がいいです。


逆エクスプロイトの仕方としては、強いハンドを持ってるときに弱いハンドを持ってるときのようにプレイする、逆に弱いときは強いハンドを持ってるときのようにプレイする、という方法がありますが、上手くいくかは保証しません。


マニラのフィッシュの特徴

フィッシュはどれくらいフィッシュなのかで大きく変わります。


トッペプアであからさまなフラッシュやストレートにペイオフしちゃう系のフィッシュはいることはいますが、同卓してたらラッキーなレベルで非常に少なかったです。

こういう人がいれば一番稼げるんですけどね…。


またセカンドぺアとかでトリプルバレルコールしちゃうぐらいのフィッシュを8日間プレイしてて2人程見かけました。

このレベルのフィッシュは本当にまれで、当たったら超ラッキーです。


あとはただのフラッシュドローとかで大きめのターンベットにコールするコーリングステーションはそこそこいました。

ただそういう人もドローを追いかけすぎるだけでドロー以外は適切に降りれるのでそこまでおいしくないです。

が、このレベルでも他の平均的プレイヤーと比べたら稼ぎやすいので積極的に狙いましょう。


たぶんフィッシュで一番多いのは金持ち中国人だと思いますが、私が行った時期はちょうどコロナウイルスが流行って中国人の入国が禁止されてたのでその影響で少なかったのかもしれません。


マニラのレギュラーの特徴

最後に一番多いレギュラーの特徴。

①プリフロルースパッシブ x ポストフロップルースパッシブ
フィリピン人にや中国人に多いタイプ。

プリフロ&フロップはほとんど降りてくれないのでブラフするならターン以降も打つ必要があるけどこのタイプはコーリングステーションが多いのでブラフしにくい。

ハンドレンジもプリフロエニスーテッドくらいでリンプコールしててめっちゃ広いのでハンドリーディングが難しい。

ブラフが少ない相手ならチェックで回せば何か持ってればベットしてくるし持ってなければチェックしてくれるのでボードによるけどABCプレイがベストだと思います。
強いて言うならドロー追いかけすぎる傾向があるのでターンやリバーブランクのときにブラフするといいかも。


あとはマージナルなワンペア系のハンドを持ってる率が高いのでコーリングステーションなのを承知でリバーまでトリプルバレル打ち切るのもありだと思います。

特にワンペアではコールしにくいスケアなボードとかハイカードが多いボードとかでやると効きそう。


②プリフロルースパッシブ x ポストフロップルースアグレッシブ
中国人や欧米人、上手い人全般に多い。

典型的なタイトパッシブな日本人にとっては一番戦いにくいタイプ。

こういう人が左にいるとかなり戦いにくいので席移動 or テーブル移動おすすめ。

こういう相手のエクスプロイトの方法としては強いハンドはチェックコールでハメる、弱いハンドはダブルバレルやトリプルバレルで攻めるといいと思いますが、ダブルバレルにレイズするようなシャークもいるのでボードと相手次第ですね。

あとはリスクが高いけどブラフ過多になってそうな場面でレイズするとか。


③プリフロルースパッシブ x ポストフロップタイトパッシブ
全体的に一番多いのはこのタイプ。

CB打って降りて終了になることも多く、比較的簡単に対応しやすいです。

ポストフロップは降りることが多いけどコールされたら強いことが多いのでブラフを継続するか諦めるかの判断が楽です。


④プリフロタイト&ポストフロップタイトパッシブ
典型的な日本人に多いタイプで他国籍でもちらほら。

プリフロでレイズしてCB打って終了という簡単な勝ち方ができる。

プリフロがタイトでハンドが読みやすいこともあり、エクスプロイトしやすいです。

このタイプ相手もブラフレイズが有効だと思います。(自分がやられてめっちゃ効いた)


⑤プリフロタイト&ポストフロップアグレッシブ
国籍関係なく上手い人に多いタイプ。

バリューもブラフも同じように打つのでハンドが読みにくく対応が難しいです。

オンラインをしっかりやってる人に多いタイプですね。

普段オンラインをやってる人ならオンラインと同じように対応すればいいと思います。



比率としては

③=①>>④>②=⑤

という感じで全体的にプリフロがルースな人が多かったです。


オンラインだと④⑤(プリフロタイト)が多いけどライブだと①③(プリフロルース)が多くてオンラインと同じようには行きません。

プリフロがルースな相手に対して上手く戦えるかどうかがライブで勝てるかどうかの分かれ目になると思います。


簡単に言うと、ルースでコーリングステーション気味な人はハンドが読みにくく、かつCBに簡単に降りてくれないところがやっかいです。

特にアウトオブポジションでこういう相手と戦うのはかなり難しいのでこういう相手とはなるべくインポジションで戦うようにするといいと思います。

席的に無理なら席移動やテーブル移動しましょう。


テーブル移動は基本的には受付で頼んで「リゾワならmoving list、オカダならtransfer list」に名前を入れればテーブル移動が可能になったタイミングで声をかけてもらえます。

席移動はテーブル内に空席ができたら勝手に移動してOKです。ただ次がブラインドの時に移動すると怒られるぽいです。

moving listやtransfer listに名前があるときは勝手に移動するのNGですがこっそりやってる人は何人か見ました。


ライブやるならエドミラーのエクスプロイトポーカーおすすめ

最後に初めて海外でライブポーカーやる人におすすめの本を紹介します。

エドミラーの「Playing the Player」の翻訳版「エドミラーのエクスプロイトポーカー」がちょうど私がマニラ旅行から帰国したタイミングで発売されました。

それでさっそく読んだんですが、これを先に読んでおけば勝てた可能性かなり高いなと思いました。

一応私は日本語版読む前に英語版はすでに読んでたので読まなくてもいいかなと思ってたんですけど、読んでよかったです。

私の英語力がそんな高くないってのもありますが、英語で読むのと日本語で読むのではだいぶ理解度が変わった気がします。


具体的には

タイトなプレイヤーをエクスプロイトする方法
ルースアグレッシブなプレイヤーをエクスプロイトする方法
下手くそなプレイヤーをエクスプロイトする方法

が書いてあるんですが、ここでいう下手くそなプレイヤーはマニラのレギュラーの特徴①に書いたプリフロルースパッシブ x ポストフロップルースパッシブですね。

これ弱いように見えてタイトなプレイヤーからすると意外とAハイ<ワンペアで負けることが多くてやっかいなので対策必要です。


あとはシャークに対応するためにはルースアグレッシブなプレイヤーをエクスプロイトする方法が役に立ちますし、より稼ぐためにはタイトなプレイヤーをエクスプロイトする方法が役に立ちます。

前著の「エドミラーのポーカースクール」も良著ですが、「エドミラーのエクスプロイトポーカー」はより実践的で即効性があると思います。

ライブやるならこの2冊は絶対読んでおいた方がいいと思います。


エクスプロイトポーカーの方はアマゾンで買えない場合はこちらから買えます。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

マニラに行くための準備とか治安とかはこちらの記事に書いたのでマニラに初めて行く方は参考にしていただければと思います。

マニラでポーカー旅行 準備編&マニラの治安について

ではGood Luck!


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