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【ひぐらし業】アニメ7話までの状況を整理するとともに「ひぐらしのなく頃に業」の世界を考察

ひぐらしのなく頃に業の考察まとめです。
大きく影響がありそうなものや、ネットで話題になっているところを拾っています。
基本的にネットにあった考察は個人の意見でぶった切っていますので、一応お気をつけください。

ネタバレも盛りだくさんです。

◆ルールXYZ

オヤシロ様反転からルールの反転を唱えている方もいるが、反転という面では私は変更ないと思う。

ルールXは“誰か”が疑心暗鬼に囚われるもので、特定の誰かの入れ替わりを指していない。反転もなにもこのルールは広義である。
ルールYは梨花の死が根強く残る(ただし諦めた梨花の自害の可能性はある)。富竹・鷹野については行方不明に変わったからといってルールXを誘発しないわけではない
ルールZにいたっては相変わらず園崎家が疑われ、4年連続祟りが起こっている。

ルールYについては、おそらく死の起因が変わっており、最終的に部活メンバーの敵が鷹野ではなくなるのではないか。

◆オヤシロ様の祟り

1〜4年目については変更がない。ルールZの力は働いているのだろう。
つまり沙都子や詩音に与える影響は今回も変わりない。

5年目については死亡から行方不明扱いに変わっている。これについては後述。

◆鷹野・富竹の失踪、及び診療所の改装

昭和58年6月の時点で鷹野が終末作戦を実行に移せていないとなると、鷹野の失踪理由は用なしになったから東京の手のものに襲われた可能性がある。
もしこの仮説が正しければ、富竹は鷹野を連れて強引にでも山狗から逃げるはず。

雛見沢症候群の研究が打ち切られたのであれば、鷹野を消し、診療所の改装が行われてもおかしくない

入江については、診療所にいる悟史や治療中の沙都子を見捨てることはないと思いたいので、黒幕に回ったのではなく消された可能性が高い。
入江の出番自体元々しっかり出てくるのは祟殺し以降なので、綿騙し編まででは不確定要素が多い。

■失踪による影響
・死亡よりも周知が早いせいか、以降の展開が早まっている
診療所の経営にも影響が出る(詳細は不明)

■診療所改装による影響
・入江の身にもなにかが起こっている
沙都子が治療を受けられない

◆オヤシロ様の像の反転について

本編とひぐらし業で、左右反転が判明したオヤシロ様。
意図的なものでなにかを暗示しており、ルールの反転や鏡世界であるという意見を目にしたがどれも私は納得しかねている。

ルール反転は先程言った通りで、鏡世界についても何が?というところ。
鬼騙しで圭一ではなくレナが狂気にとらわれたのは反転ではなく、罪滅しの原因を解決しなかっただけと言える。

そのため反転する要素というと羽入しか残らない
OPの怪しい羽入の描写や、曰く残り香という曖昧な存在になっており存在が示唆されていないから可能性はある。
ただし、羽入が羽入自身の悪意を持って梨花に何かするとは思えず、羽入なりの意図があるのか外部的な要因があると思う。

◆羽入の不在

まずカケラが欠けては世界を越えられるのか。皆殺しが駄目で祭囃しが大丈夫だったのは欠けていた羽入の存在だが…。
それもあって羽入は、羽入がいなくてもみんなが越えていけるようにという意図を込めて反転してたり?なんて、想像もしてみる。

羽入がいないことで、症候群を発症させた人物たちが足音や気配を感じることがなくなるため、疑心暗鬼を高める要素は減る。
ただし、詩音に限っては悟史と勘違いして精神的安定をはかっていたので悪影響があるかもしれない。

梨花に対する影響はとにかくでかい。
百年という長い時間隣で支えてくれた母であり友がいないのだから、魔女でも心にくる。羽入の諦めがあったからこそ梨花は頑張れたところもあり、梨花が上手く立ち回れない可能性がどんどん上がる。
特に鬼騙し編では梨花の自殺の可能性も高く、綿騙しからしても「やってみたけど気に入らない結果だったからさよなら」はあり得る。

■羽入がいないことで出た影響

・発症者が羽入の気配を感じない(綿騙しでは祭具殿での会話が変わる等)

◆園崎姉妹の入れ替わり

根本的に入れ墨の際の入れ替わりは起こっていそう。起こっていなければ賽殺しのような魅音になっているし、ボードゲームが好きなのは部長の魅音であるから。

綿騙し編での入れ替わりは、綿騙し編其の参時点では本編と変わらないと思われる。

◆園崎魅音が犯行に及ぶ可能性

実はというかシリーズ通して、雛見沢症候群を発症していない部活メンバーは魅音だけである。
魅音犯人説も流行っているが、ないと思う。ない。ないよ、絶対。あってほしくないし(詩音推しな私)。

なぜなら魅音はなんだかんだ倫理的な観点で自分のために行動する度胸がない。死体遺棄なんかは友達のために手を染めているだけだ。
それに加え立場上、魅音は園崎家のブラフを知っている。

魅音が凶行に及ぶ理由も、疑心暗鬼になる理由もない
基本なにかあっても落ち込んじゃうタイプだしね(それで詩音が狂うんだから皮肉なもんだ)。

◆ルールXに囚われる人物が違う

世界によって要素は違う。鬼隠し編に似ていても鬼隠し編の世界ではない。
鉄平帰宅がランダムなように、確率上は圭一が疑心暗鬼になってレナの家庭事情が解決しなくて魅音が落ち込んで沙都子が虐待を受ける最悪な世界だってあり得る。

◆雛見沢大災害は起きているのか

分からない。鬼隠し編が描写がないだけで実は起きていたように見えなくても起きてる可能性はある。
しかし、大災害は鷹野が梨花を殺して成り立つもので、綿流し・目明し編のように第三者に殺されると成り立たない
鬼騙しでは鷹野の行方にもよるが、起きていない可能性が高いと思われる。

※最後に筆者の現段階のまとめ考察

・鷹野は東京に切られて山狗に襲われた。

・部活メンバーたちの凶行はルールXに囚われたもので、梨花が根本的な理由を解決できていないから。

・梨花の死は本来のルールYが原因ではなく、諦めてしまった梨花によるものではないか。

・羽入がなにかしらの理由で反転をしており、相反する存在として今後立ちふさがるのではないか。

基本的に東京の意向と羽入の立ち位置が変わっているんじゃないかなぁと考えている。
他の要素は本編でもありえた悲劇だと思うんですよね。
羽入を失った梨花もきちんと状況ほ判断できていなそうだし、梨花を信じて見ていると騙されるかもしれない。

※ひぐらしの世界で大事なこと

何かが起きるには要因がある。それは目に見えるものだけではないし、1つだけとは限らない。
(魅音の人形の件とか)

バタフライ効果が存分に発揮される作品でもあるので、小さなことでも本編と相違があれば結末は大きく変わる。

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