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レプラノームでも分かるフェイスハンター入門

・はじめに

 初めまして、deartという名前でhearthstoneをプレイしています。記事を書く事が初の試みなのでお見苦しい所が沢山あると思いますが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです。
 今回は今月レジェンドになるまで使ったフェイスハンターがどんなデッキなのか基本的な部分に触れながら、自分が気づいた点を書いていこうと思います。


・デッキリストについて

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 今回ラダーで使用したのは上のリストです。エピックが2種(4枚=1600魔素)必要ですがレジェンドは1枚も使わない財布に優しいデッキです。
 バトルメイジを入れているリストもありますがこのリストではレプラノームやコボルトのサンドトルーパーの様な断末魔で相手のライフを確実に削る事の出来るカードを積極的に採用しています。理由は大きく2つあります。

【今は急襲カードや序盤からボードを取りに来るテンポデッキが多い】

 ボードを取られてしまうとミニオンを置いても殴る前に簡単に処理されてしまいます。そんな場面でもレプラノームやコボルトのサンドトルーパーは確実に仕事をしてくれます。ウルフライダーも1回は相手のライフに3点を入れてくれます。

【ヒールしてくるヒーローが少ない】

 今の環境(2020年2月上旬)で1番多く見かけるデッキはガラクロンドやハイランダー系のミッドレンジデッキです。
 彼らはボードの主導権を握る力は強いですがヒール手段をあまり持っていません。その為、ボードを取られても確実に相手のライフを削る事の出来るカードを中心に採用し30点出す事に特化しています。裏を返せば、このデッキは40点以上相手のライフを削る事は困難だと思います。それまでにハンドが尽きてしまい息切れを起こしてしまいます。



・マリガンについて

 フェイスハンターは相手のライフを最速で30点削る事に特化したデッキです。
 マッチアップによるマリガンの変化はあまりないデッキだと思っています。どんな相手に対しても全力でライフを詰めることを考えてプレイします。

 キープするカード

 森林オオカミや追跡術、魔力の一矢は1マナのカードですが1ターン目に使いたいカードではありません。マリガンで返してしまいましょう。
 上の1コストカードがキープ出来ている場合はコボルトのサンドトルーパーもキープしましょう。



・使う際に心掛ける事

1.無理にトレードをしない

 フェイスハンターはその名の通り、顔を削る事に特化したデッキです。挑発が出てきた場合や残しておけないミニオン(生命奪取を持つミニオンなど)は仕方ありませんがそれ以外のトレードは極力控えるように心がけましょう。
 こちらが相手のライフを削りにいき、相手がミニオンをトレードしに来てくれるのが理想的です。
 相手にボードを取られたら猟犬を放てと森林オオカミで逆に大ダメージを与えてやりましょう。猟犬を多く出す為にわざと相手の蛇の罠を発動させたり出来る事も意識しておくと良いかもしれません。


2.序盤はミニオンと打点スペルならミニオン優先で使う

 スペルは1度使うとそれで終わりですがミニオンは処理されなければ複数回、相手のライフを削ってくれる事があります。ターンを重ねるに連れて相手にボードを取られてしまいミニオンでダメージを与えるのが困難になってきます。それまでにミニオンを優先して使いましょう。
 打点スペルは挑発を処理する時や、挑発を飛び越えてリーサルを狙う事が出来ます。ここぞという時に使いましょう。


3.常に次のターン相手のライフを何点削れるか意識する

 このデッキはトレードするかライフを削りにいくか迷う事はほぼありません。しかし、打点計算は少しシビアです。30点ギリギリ削る事に特化している為、挑発に打点を割かなくてはいけない様な展開が続くとライフを詰めきれない事があります。
 次のターンでリーサルを狙う事が出来るようなら秘策で武器の耐久値が増えるのを待たずに振り切ってしまった方が良い場面もあります。武器を振らなかったせいで次のターン挑発が出てきてリーサルを逃してしまう事もあります。
 また、獣ミニオンが多く採用されているわけではないので、手札に獣が無いようなら殺しの命令が5点で打てるうちに使っておく方が良い場面もあります。


※ここから先は現環境でよくある状況を基に書いています。上の3つより具体的な事を取り上げていますが環境によって変わってきます。


4.5ターン目に2点出せる様にする

 これは5ターン目にジリアックスを使われる可能性があるからです。
 ジリアックスは現環境で1番多く見るヒールカードであり、挑発ミニオンです。このミニオンを魔力の一矢で処理するかミニオン複数回でトレードするかは雲泥の差があります。ジリアックスでヒールされるのは3点で抑えれるように気をつけましょう。
 理想的な処理方法は魔力の一矢かドワーフの狙撃手がある状態でのヒロパです。
 しかし、ジリアックスの超電磁を意識して出てくるメカミニオンを全て処理しようとするのはやめましょう。持っているかどうか分からないジリアックスの為に処理をし続けて結局、打点が足りなくなってしまっては元も子もありません。割り切りも肝心です。

(具体例、
 4ターン目に1マナが余ったとして使えるカードがレプラノームとドワーフの狙撃手の二択だった場合、5ターン目にジリアックスが出てきた時の事を考えてドワーフの狙撃手は温存しておきましょう。)


5.ハンターミラーは2ターン目に3点出せる事を意識する

 これは現在、多くのハンターのデッキでフェーズストーカーが採用されているからです。このカードはミラーにおいて非常に重要なカードです。
 2ターン目にフェーズストーカーを出されても処理出来るようならそれを意識してプレイしましょう。このカードに秘策を貼られる前に処理出来るかどうかは試合の流れを大きく左右します。

(具体例、
 ハンターミラー後攻1ターン目でドワーフの狙撃手と三匹がキルがある場合、ドワーフの狙撃手を使いましょう。2ターン目にコインを使いながら3匹がキルとヒロパを使えるようにすればフェーズストーカーを処理する事が出来ます。
 この場合、後攻1ターン目で1番取ってはいけない選択肢は3匹がキルをセットだけしてターンを返すことです。)

 逆にミラー対決の場合はフェーズストーカーで秘策を貼れれば勝利が一気に近づきます。



・おわりに

 ここまでこんな拙い文章を読んで下さり、本当にありがとうございます。この文章が少しでも皆さんのお役に立つ事が出来れば嬉しく思います。
 自分の考えを文字に起こして発進するというのは、自分の考えを整理する良い機会でした。
 もし質問やご指摘、感想などございましたらTwitterなどでご連絡を下さると嬉しいです。

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