正しさと夢感情(No.388)
みんな本誌読んだ〜〜〜〜〜⁉️
今めっちゃ死にたいです。
読んだ直後のツイート抜粋しながらnoteに自分の気持ち整理するための文章を書きます。※いつもそう
今オタクの気持ちのがデカいから言っちゃうけどやっぱ燈矢さんって轟くんのこと嫌いだよね。大っ嫌いよな、ほんとに。そりゃそうだわ…って改めて思った。燈矢さんのみる世界(本誌最後のコマ)に轟くんがいない事は本当に…「そりゃそう」なのよ。彼にとっては轟くんの存在こそがありえないんだろうな…燈矢さんの炎司への感情はおそらく逆恨みで、轟くんへの感情はシンプルな嫉妬と憎悪なんだよな〜…。
燈矢さんの人生っていったいなんなんだよ…ってここ最近の本誌読んでて思ってた&普段轟くんのことばっか考えてるから、轟くん視点側でしかヒロアカの物事を見てられなかったんだけど、今回は燈矢さんの気持ちに寄り添って読んでられた。
やっぱ燈矢さんからしてみればマジで燈矢さんの人生って本当になんなんだよ(ブチギレ)とならざるおえない気がする。あの顔面切り貼りされた後に家戻ってかつての自分のところに「弟」がいるの見たらさ…なんか…どうしようもねえからこんなの。こんなんいくら親の勘違いだったとか本当は死体探してたとかAFOの仕組んだ事だったとか言われたところで正直「うっせーよバーカ」だよな〜。燈矢さんにとって父親が自分を選ばなかったことが事実。自分のいない"家族"でなんか良い感じに上手く纏まろうとしてたことが事実。自分の存在を自分が目の前に現れて初めて思い出された事実。全部が嫌だよな…普通に嫌。普通に最悪。それで自分の父親に一番固執してたのは憧れで一番認められたいお父さんだったからこそで、だから多分燈矢さんが純で一番嫌いな奴って、轟くんだ…って再確認しちゃった。
私って実は燈矢さんが轟くんに対して明確な嫌悪よりも「なんで全てを持って生まれた焦凍が父親に望まれたレールの上をまともに歩かないのか」について怒っている印象のが強くて(対荼毘戦)その怒り方ってかなり父親への憧れからくる責任感というか…成ることが燈矢さんにとっての最も幸せな人生のイメージだったんだろうな…って思ってて、それって"轟くん"に対する明確な嫌悪じゃなくて燈矢さん自身の性格というか、燈矢さんが轟くんについて…なんかこう…生き方に対して?怒っているイメージだったから、その表現によって燈矢さんの家族の本質には轟くんも一応存在するのかな?って勝手に思ってたんだけど今回本誌読んでやっぱ嫌いなんだ…と明確な答えが出てしまったと思った。というかやっぱ「お前さえいなければ」っていう感情はやっぱり燈矢さんにもあったんだ。という解釈になり、燈矢さんが「ヒーローを目指す人」ではなくて「お父さんに認められたい人」だったんだって思った。それでやっぱり轟くんの存在自体が許せなかったことを明確に提示されてたのが……
まあその描写があるか無いかで燈矢さんに対する考え方ってめちゃくちゃ変わるから…今日この…「No.388 燈矢」を読めて良かった。私は燈矢さんがしっかり普通に人間でいた事を知れて良かった。轟燈矢さんはヴィランだわ。
上記、読んだ直後に書いたメモなんですけど(ちょい改変済)……書いてる内容「あたりめーだろ」という感じがしないでも無いが、私は結構"「弟の存在を許す」燈矢さん"っていう解釈に燈矢さん自身のヒーロー性を見出そうとしてたのかもしれない。燈矢さんの今までの言い分って結構「炎司への嫌がらせの舞台装置として轟くんをどうにかする」みたいな印象が強かったんだけど、今回の本誌でなんか最後のコマがどうしても燈矢さんが轟くん単体についてどう思ってることの本質の1ページに見えたんだよね。今回初めて…燈矢さんって轟くんのこと本気で嫌いなんだな…と確信してしまったん…だよね……。
あと私は最後のコマ何も疑わずに「燈矢さんの夢が叶った時の世界」と信じて疑ってなかったんだけど…そうだよね?普通にそうだよね。
で、ここまで私はヒロアカのオタク的視点で感想を書いていた(つもり)なんだけど、この燈矢さんの行動と、轟くんに対する感情と、それで最後のコマに行き着いてしまうのは…マジで正しいと思った。読んだ時に「やっぱそうだよね」と言うしかないくらいには燈矢さんが轟くんを仲間外れにするのは自然で正しくてなんの違和感も無かった。それで良いと思う。それが正しいと思う、けど、私は、轟くんのことが大好きだから………マジで感情がめちゃくちゃになったことも事実。
私は轟くんがこの世で一番良い子でこの世で一番最初にクリスマスプレゼントを貰うべき子だと思ってるし、彼は世界中から愛されてるに違いないと思うし、生きてるオタクはなんだかんだ轟くんを嫌いなはずがないと信じて疑ってなかったんだよね。本気でそうだと思ってた。「轟くんを嫌いな人なんていない(事実)」と思ってた。でも……いたよね、しかも身内に…この世で一番轟焦凍を嫌ってる人がいるわ。っていうことに今回気づいてしまったのが、私が今日仕事がままならないくらい落ち込んでる1番の原因だと思う。タイトルに夢感情って書いたから見てわかる通り私は夢女だと思う。でも夢女って言っちゃうと同担拒否がどうとかどう嫁がどうとかみたいな余計な話に脱線しそうだからとりあえず「轟くんのことがめっちゃ好きな女オタク」と思ってて欲しい。あと同担がどうとかとか考えてる暇無いマジで。轟くんのこと考えるので忙しいからそういう話ほんとにどうでも良い。
私は、マジで轟くんが世界中から愛されてて欲しいと思ってる。ほんとに、轟くんが嫌われるわけないと思ってるし、世界のオタクは大体轟くんのことは好きだと思ってる。それくらい良い子。それくらいかっこよくてかわいい。そんで強い。こんなに最高なキャラクターはいない。だからこそ轟くんが蔑ろにされていたり、轟くんが嫌われていることにめちゃくちゃショックを受けちゃうんだと思う。
ちょっと前ヒロステの感想打った時にもなんかチラッと落ち込んでたけどあれも結局「轟くんを構成する要素の人々が総じて轟くんに思い入れ無い」ことにショックを受けてたわけだし…こんなに素敵なキャラクターなのに⁉️っていうショックがあって、ほんとにヤバい。そんでそのショックを引きずったまま今回明確に轟くんに「嫌い」を向けてくる人(キャラクター)がいることに、さらに落ち込んでる。
いや、でも、イナサくんも轟くんのこと嫌いだったよね⁉️
なんでこんなに落ち込んでんだよ……って思ったけどやっぱ燈矢さんとイナサくんの明確な違いって今回の本誌最後のコマでわかってしまうよね。
イナサくんと違って、燈矢さんの中に轟くんは存在しない。文字通り最後のコマに描写が無かったってことだけじゃなくて、燈矢さんにとって轟くんは本当に自分の復讐の舞台装置で、自分が欲しかった器で、自分のなりたかった形だった。イナサくんは轟くんのことが嫌いだったけど、でも存在をちゃんと見てたし、轟焦凍という人間がいることを許してた。でも燈矢さんは轟くんのことを人として存在を許していないんだと思った。
この違いがめちゃくちゃショックだったんだと思う。
ちょっと今しっかり泣いたから冷静になってきたかもしれん(大嘘)轟くんが轟くんに携わる人たちの中で一番じゃ無かったことも辛かったし、轟くんのことを本当に嫌いな人がいることも辛いし、もう本当に何もかも辛い。轟くんに見せたくない。私は轟くんが愛されてないことを轟くん本人に見せたくない。そんなものの数倍轟くんは愛されてるってことを本人に分かってもらいたい、けど、轟くんはキャラクターで、二次元で、この世に存在しないから、私からしてあげられることって、ファンアートを書いたり、漫画を読んだり、そういうことしかできない。今この瞬間抱きしめたりもできない。轟くんが1番好きだよって本人に言うこともできない。なんかそれがほんとに辛い。
でも別にこれって正しくないんだよな〜〜〜。物語や作品における正しさとはかけ離れたところにある感情の話過ぎる。轟くんが生まれた理由も、轟くんの人生の軌跡も、そして今、轟くんが燈矢さんに拒絶されていることも、全部正しいし今までの轟家の物語の上に成り立つグロくてキツいけど良いシーンだっていうのもわかってるんだけど!!でも正しいことと今日感じたショックはさ〜…
私はそもそも正しいことは物語の美しさだと思ってるんだけど、その正しさを超えて轟くんに関するやるせなさに落ち込んでる。恋は人のIQを下げるって言うけど、この物語の正しさに憤りとやるせなさを感じているのは、私が轟くんに恋してるせいかもしれないですね。
そう考えると夢女の良いところは、いつでも好きな人の味方になれることだと思う。物語の正しさとか、倫理観を乗り越えて、好きな人の味方でいられるのは、恋ができるおかげなのかもしれない。好きな人が世界を敵にまわす悪党だったとしても、恋してれば味方になれるのは、とても素敵なことじゃないか?ってちょっと思った。私は轟くんが好きで、轟くんはヒーローで、私は轟くんの幸せを1番に願っているけれど、一方で燈矢さんが好きで、燈矢さんの味方でいたい人が轟くんに怒ってるかもしれないし…でもそれは素敵なことだよな…と思う。この世の全てに復讐心を持って命を燃やして生きながらえた燈矢さんの人生の味方をしてくれる人がいるってことは、それはかなり素敵なことだ。
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