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捨てて生きたい。

ちょうど今、ここに30分くらいかけて書いていた文章をすべて消した。
消えたのではなく、消した。
学生の時にしていたバイト中の出来事について書いていたのだけど、どうにもオチなくて消した。

何かを上達させたいなら、下手なものでも人目にさらした方がいいというから、そのままアップしてもよかったかもしれない。
けれど敢えて消して、「消したということ」について書いてみたくなった。

自分は何かを手放すのがとても苦手だ。
だから部屋がいつまで経っても片付かない。
ときめかないものは捨てるという思想が流行ったが、一度ときめきを感じたものはよっぽどのことがない限り、ときめきの破片が消えない。
何かを辞めることも苦手だ。少なからず掴んだものを手放してしまうことのリスクが取れない。

もう少し辞めることや捨てることを、楽にできるようになりたい。
何かを消しても、残るものはあるはずだ。さっき消した文章はもう復元できないけれど、一度文字にしてみたことで今度は上手く書けるかもしれない。

結局うまくまとまらなかったからおしまい。

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