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少しの工夫で、子どもが自分からやりたがるしくみ作り。

工作が大好きな2歳の娘のために、工作ボックスを作ってみました。

現在2歳8ヶ月の娘はハサミにハマっていて、ハサミと広告とか何でもいいので紙を渡しておけば、20分くらいは1人で黙々とハサミで紙を切ることに夢中になっています。
作業が終わった後には、机の上下にシラス状に細かく切り刻まれた紙が大量に落ちていますが…笑
それでも1人で集中してくれる20分は私にとっては貴重な時間です。

ハサミは危ないので、今まで娘が自由には触れない高い位置の引き出しに片付けていました。
最近、娘に「ハサミ取って」と頼まれることが増え、子ども用の比較的安全なハサミを使っており、娘も使いこなせるようになってきたので、娘が私に頼まなくても自由に工作の材料を取り出せるような工作ボックスを作ることにしました。

今回利用したのは、ホームセンターに売っている5段のレターケースです。

このレターケースを選んだ理由は、プリント整理など後々他の用途にも使えるからです。
最近は家の中の物を減らしていきたいので、子どものために購入する物でも、後々他の用途に使えるかどうかを考えて購入するようにしています。


こちらのレターケースは5段なので、5種類に分類して工作道具を整理しました。



一段目はハサミと糊。
二段目は鉛筆と消しゴム、ワーク。
三段目は紙。(裏紙です。)
四段目は塗り絵と色鉛筆。
五段目は色紙。(お絵描きの紙として使った色紙も再利用してます。)

分類で、こだわったポイントは娘が自分で取り出しすい簡単なルールにしたことです。
簡単にするために工夫した点は、よく一緒に使う物をセットにして分類したことです。
例えば、鉛筆・消しゴムはワークとセットに。塗り絵は色鉛筆とセットにして分類しました。


このようによく使う物をセットで分類することで、さっと作業が始められます。
また、この引き出しを机まで持ち出せば、引き出しをお道具箱のように使えて、作業がしやすくなるメリットも。


そして、更に私が分類で一番密かにこだわったポイントは、工作ボックスと言いながら、ワークを入れたこと。
ワークをお勉強としてではなく、普段の楽しい遊びの種類の1つとして一緒に分類したかったのです。

これは大成功でした。
娘の方から自ら「ワークしたい」と言うようになり、お絵描きや塗り絵と同じように自然に普段の生活の中でワークに取り組んでいます。
本当に嬉しい効果です。

工作ボックスを作ってみて、娘がやりたいことを自分のやりたいタイミングで言ってくれるようになり、私発信ではなく、娘発信で作業に取り組めることがとても良いなぁと思っています。

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