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上をいくひと

同じ職場のうえださんのご主人が、noteを読んで下さったとのこと。

私はうえださんの事を文章に現すのが、難しいなあと以前から思っていて
ご主人が記事を読んだ、と、うえださんからお聞きしてから、うえださんの事をどうにか書けないかとモゾモゾしてしまい

いっちょ
チャレンジしようと思いたった。

この試みは、創作活動の一環として見て頂きたく

抽象的な表現で
『?』と何を言いたいのか疑問を残す形になるかと思いますが(そうならないよう努力します)

とくにうえださん本人には全くピンとこないと思われますが

砂浜で城を作るように、チャレンジしたいとおもいます。



私たちは重力があると、身に染みている。

道を歩いていて気を抜くと、自分の足がつい浮いてしまう、と慎重に地面を意識することもないし

蛇口を捻るときに、水道から出る水があちこちに弾けてしまわないかと身構えることも

携帯を置くときに、飛んでいってしまうことを想定して周りを囲うこともない。

重力は絶対的であり
それありきの生活。
わたしたちの
安心安全なる「決まりごと」だ。

でも、その重力の常識って
もしかしたら
他の生き物
虫や魚とかにはちょっと違ってくるんじゃないか。

ましてや宇宙にはぜんぜん通じない思い込みだ。


私たちが絶対に揺るぎないものと
思い込んでしまっているこの場の

磁力とか重力とか
そういうものみたいに



私たちの意識がですね
この『場』のものとします。


自我とか
自己意識とか
エゴとか
観念

みたいなものが、重力のように
私たちには身に染みて
当然にある。

自分にはあると思っている。

不思議でもなんでもなくて
自己意識は
この自分のなかに馴染み過ぎてて

当たり前に当然に安心安全にここにいつも
ある。

私たちは常識として
自我の自分をそれぞれ持っていると
思っているけれど

じつは、重力や地場が違えば私の意識が自分のものだなんて

ぜんぜん、常識じゃなかったりして。

私がチベットの山奥や
海底で生活したら
私の自我なんてどこへいくやらわからない。

私たちの自我、エゴ、自己意識

さも
普通に歩くように
蛇口をひねって水を出すように

なんの疑問もなく、あるものと苦悩するけど

もし、地面から浮くように
一瞬、この重力を離れるなにかしらのきっかけで

あれ?
自我って
意識って
自分のものじゃなかった?

皆で共有してたん?
あれ?
私個人ではなくて、この場からのもの、全体のものだったん?

ってことを想像する。

なんか、そういうのって自由だし
発見だし

常識が覆されたとしても、べつに困らないし
私は私のままだし

意識とか自我とか
え?
あー、なんだ
私のものじゃなかったんだ!
ってそういう考え方を本で読んだりとか、聞いたりすると

それは、それで
なんか気楽で
笑っちゃう感じがする。

いずれ死んだあとにそんなこと経験できるかも?と思ってワクワクする。


私はなんの脈絡もなく
うえださんにそんなワクワクと同じような感覚を見てしまう。


うえださんは
一生懸命で(そう見られないカモだけど)
真面目で(なんか違って見られてそうなんだけど)

本人もしょっちゅう、いっぱいいっぱいで
「余裕ない!」って空気をかもし出してる人なんだけど

私はなーんか
必死な彼女のその奥に『自由』を見ちゃうし
思いがけない発見と同等の『なにか』を感じちゃう。

うえださんの存在は
思い込みを爽やかに覆えすような希望のようなものを感じさせる。

うえださんは
怒られてたり
力なく座っていて
だんまりだったり
しょっちゅう沈んでたり
(笑)
するけど


なーんか
うえださんって

馴染みのある思い込みを一掃するような

あはっという笑いをもたらしてくれそうな
期待を抱かせる、訳のわからない面白さと
純粋さがある。

裏表のない素直さが
こちらを気楽にさせてくれる。

うえださんの存在だけで
ちょっと癒されるような気がする。
なんか居るだけで、いい気がする。

これが、私には最大の魅力に思う。

わからない人にはぜんぜん解らないこの長所具合が、またウケる。

一生懸命さが報われてなくても
「うえださんだから」
不用意な言葉で怒られてても
「うえださんだから」
で片付けられる気楽さがいい。

誉めようとしても、けなしているのか、というこの雰囲気全体が、うえださんへのリスペクトだと主張したい。


うえださんのご主人がどのようなお方なのか
全く存じませんが(そういう話は聞かないので)

嫌なきもちにならず
「なんかこの人の言いたいこと分かる気がする」と思って頂けるカモ?と遊び心満載で、書いてみました。

これからもお世話になります。
地味に癒されている中の一人です。





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