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興味がない事とある事

引退された安倍首相のことは、私も30代で患った潰瘍性大腸炎つながりというだけで、特段の感慨もなく『お疲れさまでした』という気持ちだ。

成したこと成せなかったことよりも政治に無頓着な、いち中年女らしく、安倍首相はよい顔よい体躯ではあるよね、くらいにしか興味がない。

(政治に真面目な人はもうこれ以上読まないでくださいませー)

そのように『みた感じはいいよね』と好感的に表現できるのは、政治的手腕や粘り強さを評価したのではなくて、もっぱら安倍昭恵夫人との仲睦まじさからの好印象だと思う。

小さなマスクを顔に貼り付けている姿を『わざと真剣な様子で滑稽な事をしている、風刺的なユーモアが出来るビックな人なのか』と歪曲評価してしまうくらい、昭恵夫人を妻としていることには好感を抱いていた。

昭恵夫人は、スピリチュアルだ自由人だ天然爆弾だ(私の勝手な造語です)と頭オカシイ女だとバッシングされているが、私には『そのまんまの人やん』としか思えない。

ホリエモンこと堀江貴文氏と同じように、純粋なだけでメディアに嫌われる、アレだ。

私もメディアを通してホリエモンや昭恵夫人を見ていた時は、気にくわない人相だしワガママ勝手な自己中心的な人格と感じていた。

テレビを見なくなり、自分にメディア操作が届かなくなると、ホリエモンってめっちゃ純粋なんやん、とビックリ驚いた。同じようにマイナス印象だった勝間和代さんも全く逆転した。


私は純粋な人がすきだ。
別にファンになるわけではなく、信用するのだ。

その人の言動が私の考えと一致しようがしまいが関係なくて、その人はその人の『本当に思っている事を言っているだけなんだな』と安心できる、ということだ。

『自分の思ってないことは言えない』
私の純粋の基準はそこだ。

昭恵夫人もホリエモンも勝間和代さんもそういう人なんじゃないかと思う。というか、見たままだ。



人は、実は考え方や思想とかはあんまり関係ないところで信用をするんじゃないだろうか。

自分の言ってほしいことを代弁しているから信用するなら、自分の意見と食い違いがあれば、信用を失くすのではないか。



本当に自分の心からの言葉か。自分の言葉を言う人なのか。

世間をおもんばかったり
求められている事を言ったり
何かに勝ちたい(かつての先生や親への反発からとか)とか
自分の理想の姿とか

それを纏った発言や行動って人間同士、自然とわかる。
お笑いとかコメンテーターとか
テレビに出る人はみんな、何かに気使い演じてる。

そうでなくちゃ公共の電波になんて出れないのだと思う。浮くもん。

自分は自分だ!って出していいのは芸術家だけだ。
ブルーハーツの甲本ヒロトさんとか岡本太郎さんとか、アーティストでないと許されない風潮がある。

まさか実業家や政治家なんかが『わたしは私だ!』発言やその行動をしたりすれば大大バッシングだ。

安倍元首相の性格なんて見えないし、なに考えてるのか信用なんてちっとも出来ないけど、どれだけボロクソに言われても、あの炎上しまくりの夫人を懐刀のように大事にしているのは、信用してんだろうなーそういうのって、いいなーと独自の勝手解釈をしている。

ちなみに
三千院門主であり比叡山の千日回峰行どころか、明治以降初めて十二年籠行をやってのけたバリバリの天台宗高僧の堀澤祖門さんを間近で見たのは、六年くらい前だ。

非二元という悟りの境地で生きているフランス在住の若く美しい大和田菜穂さんの追っかけのように、小さな会場の真正面で彼女の話を聞いていたのを私も後ろから眺めていた。(法衣の袈裟姿だったのでまるわかりだ)

そのような名高い高僧を見たのは初めてだったけれど、そのあと、人を介して安倍昭恵夫人も大和田菜穂さんに面会を申し込まれたと聞いて、また驚いた。

昭恵さんも門主も、アグレッシブに探求をなさっているんやなと感じた。

ちなみのちなみに

日本ではメディアによってスピリチュアルは『UFO』とか『守護霊』とか『江原啓之』とか『オカルト』とかとひとまとめでなんとも胡散臭い表現になっているけれど

海外においてはスピリチュアルとは自己啓発であり、自分はどう生きるのか、より良い生き方を求めることなのだ。

なぜ人生を与えられたのか
仏教などの宗教や、哲学と同じで
人智を越えた高いレベルでの道徳の探求や、生き方の指標を求めることと認識されている。

多くの純粋な科学者は超常現象を認めているし、アインシュタインやレオナルドダヴィンチも探求していた。
古くから隠れ蓑としていた錬金術とはつまりスピリチュアルのこと(超訳かな?)で、無意識の発見や心理学にも通じている。

世界レベルではスピリチュアルは認めてられているけれど、日本だけが認めていないときいた。
認めたら、あかんのでしょ。

私も自己啓発が高じてスピリチュアル界隈に出没しているが、今では科学というより経済学がスピリチュアル化しており、その混在してゆく感じも傍観していて興味深い。

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