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進撃最終巻発売によせて

進撃の巨人のラストを読んで、満足した。

(まだ読んでいない人はこれから先、内容を伏せておりませんので自己責任でお読み下さい)

せっかく長期間楽しませて頂いたので
ラスト付近では、ネットでリアルタイムに一話ずつ購入しながら、臨場感もって読ませてもらった。

私の『非論理的、感情的』に生きる女性脳に納得できる終わりかたで
つまり、幸福感が味わえたというか
ハッピーエンドと捉えたいうか

苦さや悲しみ少なめ、解放感多めの
絶妙な落としどころで納得が大きかった。

これ以上の終わりかた無いやろ!
と私が思った理由は

ずっと伏せられていて、フラストレーションがマグマとなっていた主人公の思いが開示されたことと
登場人物の希望が全て叶ったことだ。

ラスト一話でそれらが詰め込まれてたので、着地点が決まっていて、そこへ物語を繋ぐってすごいなー、スッキリしたなーと思った。

ファンとも言いにくいくらいの只のイチ読者の
勝手な感想。

ネタバレ注意

登場人物の夢とか願いとか
結局みんな叶ったんや、というのが見事で。

そして、登場人物がおのおの愛からの行動を示す、『人間性とは愛だ』という物語やんかあ!
という満ち足りた合点を得る。

ハンジはハンジの叶えかた
ジークの死にかたも凄くよかったー。

特にヒロインのミカサについては、世界の終わりが来るまで二人で数年間を過ごす、という心の中の望みをパラレル世界で(エレンの力で)叶えたのち

自分の手でエレンの首をきっちりとって究極の愛を成就させ(表情描写がリアルでやばい)

そのついでに、世界を救い

自分よりも大切なエレンが
宣言通り巨人を駆逐して、どこまでも飛べる姿で世界を見る望みを叶えたこそが、ミカサへの祝福とも言えるし

しかも、エレンが鳥として自分の事もちゃんと見守っている(マフラー何度でも巻いてやる)という確信で、感謝というスーパーな幸せを感じてるラストで、ミカサ!ヨカッタネ!と安堵した。

ちなみに、子供らとリヴァイの世界旅行的なほのぼのカットも良かった。
リヴァイもまた、ジークのように子供らと関われるし、エルヴィンとのような信頼関係を未来で築くことができるんだ、というあたたかい気持ちになる。

巨人の世界のおおもとが(始祖ユミルの思念が)愛で

理不尽でどうしようもなく苦しみに包まれた世界は、ミクロの愛に溢れているんだと表現し始めたのが20歳そこそこだったという作者に感嘆した。

漫画って芸術だなあと気持ちよくなった。


世界は自分が見るように見える。

見たいように見るから、全然違う解釈をそれぞれの読者がしていると思うけれど

私は存分に自分の世界観で楽しませていただいた。

専ら話題沸騰中のコロナも
人それぞれの解釈があるだろう。

たとえば
COVID-19というウィルスの存在を証明出来ていないという情報が飛び交っている。


以下読んだ記事の切り抜きを張り付ける。
私が感じたように『ザワザワ』してもらえるだろうか。

東京都大田区議会で、2020年9月30日、奈須りえ氏が、
「無症状感染者は証明されていますか?いるなら論文を示してください。大切なことなので、国や東京都や国立感染症研究所などに聞いてお答えください。見つからなければ、「無い」とお答えください」と質疑したところ、
感染症対策課長は、
「無症状感染者から感染したと証明される論文は見つかりませんでした。」と回答。

東京都日野市議会では、2020年11月30日、池田利恵氏が、
「PCR検査が新型コロナウィルスを検出している科学論文はあるのか?新型コロナウィルスの存在を証明する科学論文があるのか?2つのエビデンスを出してください」と質疑したところ、
健康福祉部長は、「国や関係機関にも問い合わせておりますが、探すことが出来ておりません」と回答。

2020年の12月2日、日本維新の会の柳ヶ瀬裕文議員が、
「PCR検査で陽性の人に感染力があるとはいえないということでしょうか?」と質問したところ、
佐原康之・厚生労働省大臣官房が、
「PCR検査の陽性判定=ウィルスの感染性の証明ということでは無いということございます」と答え
つまり、陽性者数=感染者数というのは科学的根拠が無いということ。


米国疾病センター(CDC)も、
「新型コロナウィルスの標本は無い。病原性も証明されていない」と公式に発表している。

国立感染症研究所に無いものを出す事が出来るわけがない。
新型コロナウィルスが存在している証拠を誰も持っていないようだ。

COVID-19ウィルスの分離された標本を誰も持っていないこと、つまり存在を認めていない各国機関は下記

・アメリカCDC 2020/07
・カナダ保健省 2020/07
・イギリス保健省 2020/08
・イングランド公衆衛生局 2020/08
・オーストラリア連邦科学産業研究機構 2020/10
・スコットランド公衆衛生局 2020/10
・ウェールズ公衆衛生局 2020/10
・デンマーク スタテンズ血清研究所 2020/10
・アイルランド保健省 2020/11
・欧州CDC 2020/11
・日本厚生労働省 2020/12
・オランダ保健福祉スポーツ省 2020/12
・ファイザー 2021/01
・中国CDC 2021/01
・ニュージーランド保健省 2021/01
・スロベニア リュブリャナ大学 2021/01
・日本文部科学省 2021/02
・スペイン保健省 2021/02


私は読んでいて、これどうなの?
と思ってホントウなのかつい調べてしまった。

直接厚生労働相に問い合わせの電話をした女性がハッキリ「コロナウィルスの科学的証明はない」と電話口で繰り返し説明されている音声も聞いた。

コロナは『でっち上げ』とか『嘘』とプラカードを作成して被害訴えるデモが世界中で起こっているのも見た。

こーゆー事が騒ぎになってるのかあ
と遅ればせながら知った。

そのときの気持ち
なんなん、どーゆーこと
巨大な茶番劇?とザワザワしたら、なんかその気持ちは私の中ではあまり気分がよくなかった。

水掛け論というか
解決しないというか
手に負えないからだ。
自分の性質と合わないんだ。

わたしは進撃の巨人の『駆逐してやる』と叫ぶエレンではなく
ただ、エレンと一緒に過ごしていたい、ミカサだ。

どれが真実とか本当かとか
正義とか
そういうことではなく

戦争反対も戦争賛成も同じなように

コロナへの忌避感も
ワクチンへの忌避感も
オリンピックどうこうも

問題を問題にした時点で
問題の存在にフォーカスした時点で

『気分が悪く』なった時点で

それらはもう、一緒だ。


思考のうねりというか
世界はそんなんで回ってるんだろうけど

そこへ飲み込まれてしまうと
自らもうねりになってしまう。
それはそれで何か気持ちいいんだけど

ザワザワとうねっている自分をみて
引いてみて
その状態が好きか嫌いか


何が好きで、なにを採用するか
自分がどう思うか。

ほんとに
それしかない。

私はテレビを見ない。
新聞も雑誌も読まない。
気分が良くないから。
自分の性質に合わないことが多いからだ。


私はそれらを見て自分がどう感じるかが解っていて、避けている。

情報や現実から逃げているのではなくて
自分の現実と
向き合おうとしている。

慎重に
自分の現実を選ぼうとしている。

何が嫌か
したくないのか
イヤだけどするのか

何が好きか
好きだからするのか
思い描くだけでいいのか

現実を経験したときの
その自分の気持ちをみて
行動を決める。

だいたい、現実をみても
善か悪かなんてわかるはずもなく

ただ、自己正当化が始まるだけで

善だ悪だと自己正当化しだすと、なーんか違和感が生じて気持ち悪くなってしまう。

つまり、善か悪かを主張する事自体が
私は合わないんだろーなーと思う。


世界は混沌とした様々なもので埋め尽くされている。巨人の世界と同じように。

ミカサは、善か悪かを判断も主張もしていなかった。
ただ、エレンのそばに居たいだけだった。

相手が自分を愛そうが嫌ってこようが
それは相手のものであって
じぶんはじぶんの好きなことをするだけ

そういう潔さが貫かれていて
いいヒロインを描いてたなあ。

コロナひとつにおいても
この現実は混沌としているなあ!と
あったもんじゃない秩序を横目に見て
それにまた感嘆しつつ

私も私だけの現実を生きるのみだ。

とても気楽だし、すがすがしくて
この世界で過ごすのを気に入っている。
自分の好みを優先する生き方が好きだ。

なにしようかなあと毎日楽しみにして
そして、なーんにもしてない。


あー、気分がいい。

お花はきれいだなあ


読んでくれてありがとう!

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