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【体験談017】 30代フィリピーナ バレンシアさん

こんにちは。とおるです。

何気なく始めた体験談シリーズですが、これ書くの1話あたり3~4時間ぐらいかかってます。推敲も含めて。

どうにか1時間ぐらいで書けないのかなーと思ってますが・・・モチベーションが上がらないと書けないという。

そんなことを考えていたら、ふとバレンシアさんのことを思い出しました。バレンシアさんとは外国人が多く釣れると話題のtinderで知り合ったんですが・・・

ちなみにtinderって外国人はほぼほぼ業者or詐欺です。
これを書いてる当時(2019
)は本当にひどいです。

どんな手口かというと・・・
・・・これだけで1本書けそうなのでまたの機会に。

で、僕は英語はしゃべれないけど、メールやメッセンジャーでのやりとりぐらいは何とかできる、という英語レベルなんで、その前提でお読みいただければ。

分かりにくいと思うので一応すべて日本語で書きます(笑)。

[バレンシア(以下バレ)] こんにちはー。
[とおる] こんにちは。
[バレ] どこに住んでるの?
[とおる] 〇〇に住んでる。わかる?
[バレ] うーん。わからないけど、私は●●。

バレンシアさんの住んでいる場所まで直線距離で50kmぐらいなのでだいたい高速で1時間かかるという感じでしょうか。
tinderは有料会員でなければ現在地の直線距離が表示されるので会う会わないの判断になりますね。
というか詳しく住んでいるところを聞くと、義姉夫婦が住んでいる団地じゃねーか・・・。

[とおる] どっから来たの?
[バレ] フィリピン。姉が結婚してこっちにいるから、遊びに来たの。
[とおる] そうなんだ。バレンシアさんかわいいねー。
[バレ] とおるさんも素敵よ。とおるさんは独身?
[とおる] いや、既婚なんだ。
[バレ] そうなんだ・・・

既婚だと知ると一気にテンションが下がるバレンシアさん。

[バレ] なぜtinderしている?
[とおる] 恋愛したいからだよ。
[バレ] 奥さんいるでしょ?
[とおる] うん。でも、愛は無い(笑)
[バレ] じゃあどうして結婚しているの?
[とおる] ・・・色々と事情があってね。
[バレ] ふーん・・・
[とおる] ダメかな?
[バレ] うーーーん。ダメだけど、ダメじゃない(笑)
[とおる] なんだよそれ(笑)

一応バレンシアさんはクリスチャンなので、不倫には抵抗がある様子。
でも、tinderでせっかく知り合ったのと、姉の家に居候していて気が詰まっているところに英語でコミュニケーションが取れる日本人に出会ったことで仲良くなれたような気がします。

タイミングって大事。

[バレ] あなた英語うまいね。
[とおる] 話せないけどね(笑)
[バレ] うそだー(笑)
[とおる] ほんと。話せないというか話したことない(笑)
[バレ] そうなんだ。でも大丈夫と思う。とおるさんなら。
[とおる] ありがとう。

こんな感じで急激に親しくなり、LINEの交換をしました。
ちなみにバレンシアさんがなんでLINEをしていたかというと、姉との連絡用ということらしいです。日本では、メッセンジャーと言えばLINEですが、向こうではFacebookのMessengerが主流なのだとか。

[とおる] で、いつまで日本にいるの?
[バレ] うーん、来月か、再来月には帰らないと。観光ビザだから。
[とおる] そうなんだ。
[バレ] 本当は、日本で働きたいんだけどね。
[とおる] 観光ビザじゃ働けないでしょ?
[バレ] そう。だから、日本人と結婚したら・・・と思って(笑)
[とおる] おいおい(笑) 偽装結婚?
[バレ] いや、私はそういうのは嫌。

こういうメッセージをどんどん続けていくと、毎日こんな感じになってきます。向こうの人は、情熱的ですね。

[とおる] おはよう、ハニー。
[バレ] おはようダーリン。今日は仕事?
[とおる] うん。ハニーは?
[バレ] 今日は、姉と一緒に買い物に出かけるの。友達がたくさん来るから、フィリピン料理を作ろうと思って。
[とおる] へー。。。すごいね。フィリピン料理ってどんなの?
[バレ] あとで写真送ってあげる。
[とおる] ありがとう。楽しみにしてる。ハニー。

もうすでに「ハニー」「ダーリン」と呼び合う仲になりました。
もうこうなると会ってやることをやるだけなのですが・・・

[とおる] ハニー。おはよう。ねえ、会えないかな?
[バレ] ダーリン。おはよう。うーん・・・姉がいないと、外に出れないの。まだ日本に来たばかりだから、外に出ても戻れなくて。
[とおる] そっか・・・

なかなかうまく行きません。
で、結局。

[バレ] ダーリン・・・明後日、フィリピンに戻ることになったの。
[とおる] え?そうなんだ。急だね。ハニー。
[バレ] うん。両親が戻っておいでって。
[とおる] それは仕方ないね。
[バレ] 働かなきゃいけないしね(笑)
[とおる] そうだね・・・結局会えなかったね。ハニー。
[バレ] うん・・・ダーリン。会いたかった。

とこんな感じでバレンシアさんは日本を旅立っていきました。
この間、約1か月とちょっと。

[とおる] ハニー。向こうについたら、写真送ってよ。
[バレ] どうして?ダーリン。
[とおる] ハニー、フィリピンがどんなところか行ったことないから、見てみたいんだよ。
[バレ] そうなのね。ダーリン。お安い御用よ。

と、とりあえず近況写真を送るよう伝えておきました。
ところが。

ハニー、写真送り付けすぎだよ・・・(笑)

毎日ワンショットどころか数枚を「ダーリン・・・会いたい」という感じでガンガン送ってくるのです。

それも、撮りたての

・おっぱい丸出し
・シャワー浴びたばかりのセクシーショット
・胸をはだけたセクシーショット

をガッツリ送ってくるので、迂闊に職場でLINEを開けないというありさま。
普段の生活(今日食べたものとか)も送ってくるので、「バレンシアが写真が送信しました」が軽くトラウマになりそうでした。

まあ、かわいいからまだ許せるんですが・・・ムラムラ来て仕事にならないんですよ。はい。

そんなこんなで、1年近くこんなやりとりを続けていたでしょうか。
ある日、彼女から、突然、

[バレ] ダーリン。
[とおる] どうした?ハニー。
[バレ] 私、ドバイに行くことになった。
[とおる] ドバイ?どうして?
[バレ] ドバイで家政婦をすることになったの。
[とおる] そっか・・・ドバイか・・・
[バレ] そうなの。それも2年だから、もう当分会えないかなって。
[とおる] しかたないね。ドバイは、遠いしね(笑)
[バレ] そうね(笑)
[とおる] じゃあ、元気で。
[バレ] うん、ダーリンも。

ドバイはヤバイです。

うーん、これは釣りなのか。それとも本気なのか。
良く分からない展開です。

1年近くもこんな感じで毎日ハニーダーリンごっこが続けられるとは思わないし・・・

僕は最後のほうは既に「英語の練習」と割り切ってやりとりしていた感もあるので、もういいかなと投げやりでした。

あ、電話で話せばよかった。失敗したな・・・

50代のおっさんが出会い系サイトで色々ヤっちゃうアカウントです。体験談としてお楽しみください。なお、体験談の中身はストーリーに支障のない範囲でフェイクが入っています。