【体験談020】 32歳 マオさん
こんにちは。とおるです。
体験談も、もう20話です。
せっかくキリのいい数字なのでそれなりのネタを選んで執筆していたのですが、キリ番に相応しいネタが飛び込んできたので急遽割込みです。
・・・相応しいというよりも思いの丈をぶつけたかっただけのような気もしますが。
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マオさんは、
でもチラっと出てきますが、補欠扱いの「(6) 30代主婦」さんのことです。
最初のメールから、
[マオ] とおるさんの見た目超好みです!
[とおる] ありがとう。どんな人探してるんですか?
[マオ] そうですね・・・まずはメールで・・・仲良くなったら大人のデートとかしてみたいです(ハート)
みたいな飛ばしっぷりだったので、てっきり「援助交際目的の主婦」かと思ったのですが・・・
[マオ] え?ハッピーメールって会ったらホテルいくところなんですよね?
[とおる] いやいや(笑)そんなわけないっしょ(笑)
[マオ] え、だって食事とか行った後ってどうするんですか?
[とおる] 普通に解散だけど?
[マオ] えーーーー(笑)それでよかったんですね(笑)私バカみたい(笑)
「普通に解散」のくだりは少し盛りましたが、即ホなんて年に何回もない僥倖なわけでして、普通に解散に終わることのほうが多いんで嘘ではないのです。
あ、しまった・・・勘違いしたままなら、即ホできてたな・・・
で。
そんなこんなで、マオさんは「ただの世間知らずの天然主婦」であるという結論に達します。
まあ出会い系に詳しい主婦とかいたらそれはそれでイヤですけどね。
[とおる] じゃあLINE交換しよ?
[マオ] カカオでいいですか?
[とおる] いいけど・・・?
と、LINEは交換できなかったものの、カカオは無事交換できまして。
天然の割にずいぶん手馴れているなあ・・・
マオさんのスペックは、
・32歳主婦 子供2人
・大昔に出会い系で会ったことあり(→会ったらホテルはその時の名残)
・僕の容姿が好みらしい
・会ってみたいけど子供が小さいし仕事もしてるので・・・
・自分の容姿はよくない(だから旦那とも全然してない)
ということだそうです。
マオさんの住んでいるところは過去に数人実際に会ったりしてる人がいまして、地理状況もそれなりに詳しかったりするんですけど
[とおる] あの辺〇〇〇とかあるよね?
[マオ] はい。めっちゃ地元(笑)
[とおる] その辺とか良く行くんだ(笑)
[マオ] 良く知ってますねー(笑)
[とおる] うん。実はね・・・
と、実際に会った人の話も織り交ぜてみます。
実はこれ禁じ手なのですが(基本的に他の人と会った話をされても気分はいいものじゃないので、よほど聞かれない限りは話さないのがベター)、話の流れ上、これでもイケるかなという感覚だったので。
ただしヤったことまで話しちゃダメです。確実に引かれます。言っていいのは、相手もそういう話を出した時だけに限ります。それも、相手よりもソフトな奴で。
これ、勢い余ってやってしまって何度も痛い目(=敗北)に合ってます・・・
まあ、その会った人とはお話だけでリアルに解散したので、「お話だけで解散する紳士な僕」をアピールしたかったというのもあるんですよね。
[とおる] そっかー。じゃあ今度会おうよ。
[マオ] 会ってなにするんですか?(笑)
[とおる] そりゃあ・・・
[マオ] なに?(笑)
[とおる] お茶するだけだよ(笑)
[マオ] ほんとにー?(笑)
[とおる] マオちゃんが良ければその先も考えてるけど(笑)
[マオ] えー(笑)
[とおる] ダメ?
[マオ] いや、ダメじゃないですけど、、、
[とおる] ならいいじゃん(笑)
[マオ] 子供の顔が浮かんでしまう(笑)
[とおる] 旦那じゃなくて?(笑)
[マオ] はい(笑)
みたいに、即ホもちらつかせながら・・・という感じまでほぐれていきます。
ここまで約1か月です。
[マオ] でも今週と来週は仕事やら子供の用事やらで予定がいっぱいで・・・
[とおる] そっか、、じゃあ再来週?
[マオ] そうですね。
[とおる] じゃあいつだったら大丈夫?
[マオ] うーん、〇曜日ですかね?
[とおる] じゃあその日にしようか。
[マオ] いいんですか?とおるさん仕事の日でしょ?
[とおる] いいよ。最近残業ばっかりだから、その日に休み入れるし。
[マオ] 無理しなくていいですよ~申し訳ないし。
[とおる] だって無理しなきゃ会えそうにないしさ(笑)
[マオ] ですね(笑)
と、こんな感じでアポを固めていきます。
[とおる] じゃあ、〇日の●時に×××で!
[マオ] はい!あ、とおるさん、どんな車乗ってるんですか?
[とおる] ●●●だけど・・・マオちゃんは?
[マオ] そうでしたね。〇〇〇〇です!旦那が好きで・・・
[とおる] えー!すごい!それ高級車じゃん!
[マオ] そうなんですかね・・・?良く分からないけど、◎◎◎なんかも乗ってみたくて。
[とおる] それすごいね(笑)めっちゃ高級車(笑)
・・・ん?ちょっと待てよ?
3連敗中にもあったけど、高級車は・・・うっ・・・なんか嫌な予感がします。
そういえば、
[とおる] じゃあドライブとかどう?
[マオ] いいですよ!あ、とおるさんてどんな車乗ってるんですか?
[とおる] ●●●って車だけど・・・。
[マオ] ●●●なんですね。じゃあよかった。
[とおる] え、なんで?
[マオ] 私、軽だと酔っちゃうので・・・
[とおる] あ、そうなんだ。大丈夫だとは思うけど。
というやり取りもあったりして、「車に詳しくない」はずなのに、僕の乗ってる車種への反応が至って普通だった(軽が嫌いなのに軽じゃないとすぐ分かった)のが引っかかってます。
そのレベルの人って普通は車種言われても分からないですからね・・・特に僕の乗ってる車種なんてそんなに有名じゃないので、「え、それってどんな車?」て聞かれるのが普通ですから。
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当日。
高速を使って約束の時間の15分ぐらい前に着いたので連絡を入れます。
[とおる] 着いたよー!駐車場いっぱいだね(^^;
待ち合わせ場所はそこそこ大きなショッピングセンター。
平日の午前中にも関わらず、立体駐車場はほぼ満車。
これが土日だったらどうなるんでしょう。まあ、想像するのも嫌ですけどね。
しかし、約束の時間を過ぎても連絡がありません。
そういえば「◎時ごろ」と言っていたので、しばらく待つことにします。
[マオ] すみません!着きました!
[とおる] どこ?
・・・と、約束の時間から10分ぐらい過ぎたところで着いたとの連絡が。
しかし、着いたにしてはなかなかレスポンスが遅く・・・
[マオ] 2階です。とおるさんは?
[とおる] 3階だけど・・・
[とおる] どこなの?番号教えて?柱の。
「着いた」の連絡からここまで3分ぐらい。
駐車場の柱に書いてある番号を聞くと・・・
あ、こういうやつです。
[マオ] 2階のE-14の柱のそばです!
[とおる] わかった。じゃあ行くね!
車はいっぱいなので降りて歩いて向かいます。
[とおる] どこ?いないけど・・・
[マオ] 3階に向かってます・・・
このショッピングセンターは2階は50台ぐらい、3階はその5倍ぐらいは停められるところなので、3階に車で来られると大変なのです。
というか駐車場がいっぱいのはずなんで、車で移動するのはリスキー(停めれただけでラッキーだから)なのは現地に着いていたら分かると思うのですが・・・
この辺から雲行きが怪しくなってきます。
ちなみにここまでで既に待ち合わせ時間から30分が経っています。
[とおる] (車に戻るか・・・)
[とおる] ねえ、どこなの?
既読は付きました。なので追撃します。
[とおる] 大丈夫?連絡して。待ってるから。
既読が付きません。
ふと思って、サイトを開いてみます。
実はマオさん、僕と2か月前にカカオを交換してからもほぼ毎日早朝にログインしている形跡があるのです。
[とおる] (退会しとる・・・)
当日の朝には確認していましたし、着いた直後もまだいたはずなので、恐らくこのやり取り中に退会したようです。
もうこの時点で間違いなくすっぽかしだと確信しました。
カカオに既読がつかないので通話も試みましたが
これが出ました。
これはブロックされているわけではないのでしょうけど、もうどうやっても連絡取れなさそうだし詰んでるのは間違いないかと。
というかですね。
ここまで約2か月、毎日とは言わないまでも2日に1回ぐらいはやりとり継続していたわけで、前述のように違和感は少しは感じたもののこれは会えると信じて疑ってませんでした。
今思うと、前述のように車に対する会話の矛盾とか、色々なところに感じていた違和感がこれですべて繋がります。
結論「これはネカマ」じゃないかと。
それにしては2か月間もご苦労様ですとしか言いようがないのですが。
で。
別にそれはそれでいいのですが、せっかく仕事も休んで高速で向かってこれは正直ダメージが大きいです。悪質ですね・・・
僕もドタキャンはありますが、すっぽかしは無いです。一応会うだけ会って放置プレイとかも過去には何度かありますが、それにしても相手には「放置したこと」は伝えてあるし、会う約束自体はすっぽかすことはしません。会わないにしても、きちんとキャンセルは入れますし。
少なくとも、会う直前でいいので「ごめんなさい」してほしかったですね・・・。
せっかくチン毛も剃ったのに・・・(´・ω・`)
【追記】
マオさん、ハッピーメールでまた復活してました。
自分の管理方法だとすぐ見つかっちゃうんですよね。
文句を言いたいのはやまやまですが、ポイントももったいないし、時間の無駄だし、特定できた理由を悟られたくないので静観します。
50代のおっさんが出会い系サイトで色々ヤっちゃうアカウントです。体験談としてお楽しみください。なお、体験談の中身はストーリーに支障のない範囲でフェイクが入っています。