【体験談009】 同年代 ムツミさん
こんにちは。とおるです。
最初に言っておきますが、今回はやってません。
そこそこ衝撃的な結末だったので短いながらも書いてみようかと。
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いつもはハッピーメールを主に使っているのですけど、tinderを併用していた時期がありまして。
もっというとそれ以外にも色々なサイトやアプリを使っていましたけどね。
その使い勝手やHow-Toなんかはいずれ別にまとめようと思っています。
簡単に言うとtinderは、次々に現れる女性を右スワイプでlike、左スワイプでdislikeする(そしてお互いlikeした場合のみマッチング)というアプリなのですが、とにかくフォトジェニックでなければ相手にされないため、40代の男性が右スワイプされるのは、よほどの事・・・なんですよね。
その中で若い女性とマッチングしたとしても「お小遣い頂戴」とか「壺買いませんか」とか「投資に興味ないですか」とかだったりするわけで。
で、それだと必然的にせいぜい同年代か年上の人とマッチングしてしまうわけなのですが(自分は年上をlike対象外にしているので滅多にマッチングしませんが)、そんな中、同年代でマッチングしたのがムツミさんでした。
tinderを利用している8~9割の女性が自画像を設定しているため写真の交換なども煩わしくなく、マッチングしてしまえば無料なので後はサクサクと進みます。
ムツミさんは、
そう。見た目は井上真央さんそっくりの美人さんでした。
同年代ですから「大人になった井上真央」でしょうか。
まあ井上真央さんももう大人ですからね。ムツミさんはそこに+10歳した感じとでも言いますか。
しかも出先でマッチングして、サクサク会う流れに。
[ムツミ] 今どこにいるの?
[とおる] 今?んー、仕事場からちょっと行ったとこ。〇〇あたりかな。
[ムツミ] えー近いじゃん。私今、●●●公園にいるんだけど。
[とおる] えー!近いね(笑)なんでそんなとこに?
[ムツミ] 友達と会う約束してたんだけどドタキャンされちゃってさー
[とおる] なるほどねー
[ムツミ] うん。で、飲んでる。
[とおる] 飲んでる?どういうこと?
[ムツミ] 缶酎ハイ一人で飲んでるよ!公園で。
[とおる] えーマジか!(笑)
・・・えーと、ただいま午前11時です。超ド真昼間なんですが・・・
[とおる] じゃあ俺も参加しようかな(笑)車だから飲めないけど。
[ムツミ] いいよーおいでよ!
[とおる] じゃあ向かうね。えーと、●●●公園の横でいい?
[ムツミ] うん!着いたら教えて!
[とおる] 了解~
ということで、いささか地雷臭はするものの、見た目が井上真央なら行かない手はないでしょう?
喜んで!(某居酒屋風
ここから●●●公園までは車で15分というところなのですが、車が混んでいたこともあり、少し遅れて到着です。
公園の横で待っているとのことですが、そこにいたのは・・・
誰がどう見てもジャガー横田でした。
ありがとうございました。
えーと、最近の写真修正アプリってすごいですね。
「誰がどう見てもジャガー横田」が、「井上真央+10歳」になるんですもの。
もう、車種も色も伝えてるので、逃げ場がありません。
このまま、アクセルを踏んで・・・
あ、いや、轢き殺すわけじゃないですよw
そうしたいのはやまやまですけど。
道路わきで待ってるジャガー横田を横目に通り過ぎるってことです。
ところが、前が信号で、すごく混んでましてね・・・
しかも止まったところが偶然にもジャガー横田の横田・・・じゃなかった横だったという。。。
[ジャガー] (ガチャリ) おつかれー!ありがとう!
[とおる] お、おう・・・(ププー)あ、早く乗ってくれる?
[ジャガー] あ、だね!うん!
と、無理やり乗り込まれてしまいました。
顔はもう説明不要、ジャガー横田で無駄に大きいです。
服装は・・・もう大阪の下品なおばちゃんって感じです。
下はタイツ?だったのですが毛玉だらけだし。
髪もボサボサのロングでまさにジャガー横田のよう。
しかもさっきまで500mlの9パー缶酎ハイを2本空けてたというので酒臭くてしかたない・・・
[ジャガー] ・・・でさ、待ち合わせしたんだけどさ、ブッチしやがってさー
[とおる] お、おう・・・
どうやら、「友達と会う約束をドタキャンされた」は、「サイトかtinderで約束した相手と待ち合わせたが現れなかった」ということらしいです。
そりゃそうです。こんなの、詐欺ですもん。
僕でも、遠目で見たら知らんふりして帰ります。
[ジャガー] そしたらとおるくんが来るっていうから良かったーって!
[とおる] ・・・ですよね・・・
[ジャガー] とおるくんってよく見たらイケメンよね!
[とおる] ・・・あ。。ありがとうございます。。。
えっと。
僕。
どうなっちゃうんでしょうか。
[ジャガー] とりあえず、どっか行こうよ!
[とおる] ・・・うーん、そうですね・・・
[ジャガー] お酒飲んじゃったから眠いなー(笑)
[とおる] ハハハ・・・
そこは避けたい。
絶対避けたい。
[とおる] ・・・じゃあ、ちょっと一息、お茶でもしませんか?
[ジャガー] そうね。ちょっと眠いからコーヒー飲みたいね。
[とおる] 了解。いいとこ知ってるんで、そこにしましょう。
[ジャガー] おっけーーーい!
お酒が入ってるからかめっちゃテンション高いです。
とりあえず、流れで喫茶店に行くことにしましたが、途中で気が変わりました。
[とおる] ・・・えーと、そこの喫茶店、駐車場ないからとりあえずここで降りて待っててもらえます?コインパーキングに入れてくるから。
[ジャガー] おー!いいよー!よろしくぅ!
酔っぱらっていてハイテンションのままのジャガー横田を繁華街のど真ん中にリリースしてきました。
もちろんそのまま放置でサヨナラです。
そこなら次の(あるのか?)出会いにも困らないでしょうし。
さすがに、ずっと僕を待たせるのはかわいそうなので、tinderでメッセを送って、既読がついた瞬間にマッチング解除しましたけどね。
みなさん詐欺写メにはご用心です。
50代のおっさんが出会い系サイトで色々ヤっちゃうアカウントです。体験談としてお楽しみください。なお、体験談の中身はストーリーに支障のない範囲でフェイクが入っています。