会見とは。

野本です。

未曽有のコロナ禍の中で、皆さま必死に生きておられると思いますが、今回はちょっと頭を柔らかくして見ていただければ幸いです。
…というか、俺がそういう見方をできるか心配な回なので。

ジャニーズ事務所に所属していた手越祐也さんの話。
先日、具体的な説明のための記者会見が行われました。
彼が話した具体的な点は以下の通り。

1.退所についての話
・3月頭の時点で、ジュリー藤島社長と滝沢翼副社長以外の周辺スタッフやメンバーには、退所の意向を相談していた。
・コロナウイルスによる活動自粛で、ジュリー藤島社長との話し合いがもたれない状態が続いた。
・その後、外出騒動が報道され、事務所側から「弁護士を立てたうえで話し合い」を要求され、従った。
・高野弁護士に一任する形で協議した結果、19日に退所した。
・ジャニーズへの不満はほぼなく感謝しているが、退所原因は「ジャニーズ内での活動の遅さ」が原因。

<感想>
 …まぁ、ジャニーズの中でバラエティを中心に「自由に」やってたのは手越やろうし、そういう意味でジャニーズも「縛りつけるよりは…」の判断になったんかもしれんなぁ。字面上はNEWSメンバーや他のグループメンバーらとの不仲はない、という感じ。

2.外出騒動の話。
・文春が「4月下旬に、緊急事態宣言が出ているにも関わらず、都内飲食店への外出及び女性を集めた飲み会を開催した」と報道。
・5月にも同様の報道がされたため、事務所が当面の活動自粛を発表。NEWSメンバーの加藤、増田、小山が謝罪する事態に。
・上記2件について手越は、4月下旬の外出は「医療従事者を支援する活動の話し合い」、5月のは「ゲーム関連の打ち合わせ」として、チーフマネージャーに「外出する」と連絡済みだったとした。

<感想>
 これについては、32歳の男性ということであれば、「もうちょっと何とかならんかったんか」という想いしかない。本来なら5月の段階で「お騒がせして申し訳ありません」のひとことは欲しかったし、他のメンバーに謝ってもらう必要もなかったかな、と思う。そういう意味では、まだまだ幼稚であるというしかない。

3.総括
 このほかにも、「スッキリ!」の加藤浩次さんが「リモート会議でも良かったんじゃ…」と話してたけど、正しくその通りだった気がする。
 総括して今回の会見は、「今までいろいろ騒動起こしたけど、それもこれも俺の熱い気持ちがあってのことです!」という、悪い方向の開き直りに近い会見に思える。
 「謝罪会見じゃないからええやんけ」という声もあるが、自分の言動で振り回された人間が複数いるのは間違いないわけで、そういう意味でこの会見の意義というか、必要性を問わねばならんのかな、という印象。
 ただ、大衆イメージとして「自由奔放な手越祐也」というのは存分に伝わったと思うし、その中で「メンバーやジャニーさん始めとする関係者に感謝している」という真面目な部分も出し、かつ、「申し訳ない」という言葉が(建前上であっても)出てきた辺りでは、いいイメージプロモにはなったのかな、という印象だった。

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