「夢」

どうも、豚野郎です。

突然ですが、皆さんの中に「夢」はありますか?
私は、ありません。

小学生の頃は、大好きだったアニメ「スラムダンク」に憧れてバスケットを始め、6年生の時に奇跡的に全国大会に連れてってもらいましたが、直後に部員不足から休部し、バスケからも離れました。

中学生になると、「先生になりたい」「小説家になりたい」などの夢は持ちました。
ですが、教師になる夢は、高校の頃に味わったいじめへの担任の対応に失望して以降は諦め、小説家の夢も、文才に恵まれずに諦めました。

高校卒業後は、夢を持ちませんでした。
前述のいじめを受けた際に家出をしたのですが、片道切符の夜行バスで向かった東京で、私は現実を知りました。
身寄りもない中で彷徨った池袋で見た、ホームレスの姿と、世間知らずの自分。
学力だけではどうにもできない現状。
「夢」に見た東京にある現実に、打ちのめされました。

今でも、「恋人がほしい」「結婚したい」のような願望はあれど、夢と呼ぶにはあまりにも現実的なものしか欲しなくなりました。

と、長々と身の上話をしましたが、最近になって、いろいろと「夢」について、思うところが出てきたわけなんですよ。

きっかけは先日発表された、ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズスペシャル」に、「キングダムハーツ」のキャラクター・ソラの参戦。
「世界一、自社製品の版権に厳しい」とされるディズニーのキャラクターであるソラは、世界的に参戦が望まれながら、誰もが「参戦は難しい」と口をそろえる、ある意味で「タブー」とされた存在でした。
しかし、関係スタッフの努力(「努力」の一言だけでは物足りないですが…)により、参戦を実現するという、ある種の奇跡を起こしたわけです。

参戦発表の瞬間、世界中のゲームファンが総じて狂喜乱舞し、あるいは涙しました。
そして、皆が口々に言うのです。
「夢が叶った。」と。

努力。
自分が一番敬遠してきた言葉。
自分が一番できないもの。
でも、「夢」を見るためには、努力がどうしても必要だ、と、齢35にして改めて知りました。

今日、私は一つの決意を持って、ネット配信をすることにしています。
前述の奇跡に比べれば、取るに足らないほど小さい決意ですが、「夢」のない私からすれば大きな一歩になると思っています。


以前もこういうことをしては、自分の意志の弱さにより諦めていました。
これで最後にするためにも、今日の決意を書き記して、この自己満足な文章を締めたいと思います。

「夢」に繋がりますように。

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