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X1D

どこにもアップしてない写真供養とカメラ雑感

結局限定されたフィールドでしか使えないカメラ。
広義的に捉えると作法を守る事で写真が生まれるという点ではハッセルらしいか。

特にマウントアダプターに電子シャッターでオールドレンズを使う場合は
フリッカー現象、ローリングシャッター現象、パープルフリンジに
悩まされることになる。
単純に動き物は撮れないことを意味する。

こういうライブに持って行って撮るカメラではない。
この写真はまだ上手くいったほう。
DJみたいに曲とコリオグラフを知っていないと撮れない。

ましてや不規則に動く猫などは静止状態を狙うしかない。

写真としての作法、脇を締め、息を吐き、撮ることを守れば凄まじい画を
吐き出してくれる。その画は現像耐性の高い写真になっているので
成功報酬のようにどこまでも自分の色に変えることができる。

ツイッターにも書いたが、X1Dの真実の一つとして、シャッターボタンを
押してから0.5秒程度あとの画が撮れている。
これはミラーレスの宿命かもしれない。

そして重い。本体は軽い(と言っても725g)が、アダプター227g、レンズ750gの
合計1.7kgは持って歩く重さじゃないと言える。

それでも買い換えなかったり持ち歩くのにはそれなりの理由がある。
理由が無くなったらまたその時に考えよう。



猫に餌をやる感覚でお気軽にどうぞ。こちらもお気軽に書く頻度やお腹のお肉が増えたりするかもしれません。