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1話 孤立のバニラ

⚠️注釈

暗記用に文字起こししたものです。
改行も再現しています。
ボイスは適当ですし、モーションやSE、パーティクルに関しての記述は無いです。

目次名→場面順数
【】→ゲーム内イラストの特筆点、BGM詳細
太字→人物名
「」→ゲーム内テクスト
※→クエストバトル

また長い…が頻出しますがすべて3点リーダー4つです。
原作内でも統一されています

それでは一緒に頑張りましょう🦾🐶


場面①

【追いかけるは好奇心】【BGM:時の移ろい】

(空白)
「誰の靴音も聞こえない」

(空白)
「夢見るだけでは
何も変わらん」

(空白)
「空を想えど
空想は叶わん」

【暗転】

(空白)
「先へと駆ける、誰よりも先へと」

(空白)
麒麟はそうして角を出す


場面②

【ノーザンブライド】【BGM:そこにある岐路】

???
「さあ、敵は俺がひとり」

???
「止めてみろ」
〈フッ(強)〉

聖教騎士団員A
「な、なんなんだ…貴様は…………⁉︎
どこの手の者だ…⁉︎」
〈ううっ〉

???
「どこにもいない」
〈フッ(弱)〉

聖教騎士団員A
「何…⁉︎」
〈何ぃ?〉

???
「いないものしか
いない世界から」

聖教騎士団員A
「せ、戦略もなく、ひとりで…⁉︎」

???
「戦術はある」
〈フッ(強)〉

聖教騎士団員A
「う、ウオオオォォォッッ!!」
〈うっ〉

聖教騎士団員B
「と、止めろ…! 奴を…ッ!!
このままでは…!」
〈うーん〉

???
「聖教騎士団・第四騎士団」

???
「これが大陸の絶対正義?」

???
「大陸の守護を司る騎士団?」

???
「並び立つ者は、いないのか?」

ネロ
「となりは暗黒」

ネロ
「我も同じく黒より出でて
いまだにネロの名以外を識らぬ」

【暗転】

ネロ
「誰か教えてくれぬのか…」
〈おい…(呼びかけ2)〉

ネロ
「いつまでひとりでいればいい」

ネロ
「誰か知らせてくれぬのか…」


場面③

ネロ
「寄り添う者は、いないのか」
【ヴェーダ】【BGM:『光の届かない海底街』】

ネロ
「我の寝床は識らぬ塔」

ネロ
「降りるのは怖かった
触れたら壊れる者が増えたから」

ネロ
「登り続けるしかなかった
壊れて消えぬ幻を探して」

【暗転】

(空白)
「いつか、いつか、自分が何者か
正しく定義づけてくれる誰かを求め」


場面④

【リルの寝床?】【BGM:業≪カルマ≫】

???
「…………ふゥん?」
〈えへへっ〉

???
「…識らせては、愉しめぬなァ」

???
「これはまた
珍奇な退屈しのぎを見出したぞ…♪」
〈うふふふふ〉

???
「画竜点睛を欠いておる」


場面⑤

【ノーザンブライド】【BGM:そこにある岐路】

カダノバ
「やれやれ…俺の出番のようだ」
〈はぁ…〉

???
「…………餌にかかったな、焔竜」
〈…フフッ〉

カダノバ
「止めねばなるまい」

???
「大陸の守護神
焔竜王カダノバとお見受けする」
〈なぁ(呼びかけ1)〉

カダノバ
「お前か
俺を狙おうという者は」

???
「だけじゃないさ」
〈フッ(強)〉

???
「この屍の数が物語っているな」

???
「ひとつ、尋ねたい」
〈おい(呼びかけ2)〉

カダノバ
「断る」

???
「聖教騎士団は、何団まである?」

カダノバ
「答える気はないと」

???
「七団か」

カダノバ
「問答のつもりがないんだな?」
〈はぁ…〉

???
「先にお前の部下から聞いておいて良かった」
〈フッ(弱)〉

【小暗転】

???
「お前が“ひとり目”だ」
〈おい(呼びかけ2)〉

???
「“屠竜の技”
磨いた甲斐があったよ」

カダノバ
「…実在しない“竜”を屠る技
身に着けたところで
本来は徒労に終わるものだ」
〈ハッ〉

???
「徒労は悪か?」
〈なぁ(呼びかけ1)〉

カダノバ
「それは今にわかることだ」

???
「死に行きつくまでの回り道が
生きることと思うのさ」

???
「―――無駄な努力と罵るか?」
〈無駄な努力と罵るか(バトル:勝利)〉


※クエストバトル


場面⑥

【ロストブルー】【BGM:己が信念に至るまでの道】

ユヴェン
「最悪な一日のハナシ」

ユヴェン
「ゴミの中で目覚め
ゴミみたいなメシを探す」

ユヴェン
「クソを掃除して
クソを奪ってクソに換えて」

ユヴェン
「クズみたいな自分に呆れながら
クズ山の布団で寝る」

【青い洞窟?】

ユヴェン
「金よりも暴力が必要で
食事よりも裏切りが日常で
居場所を定めるよりひとりでいるほうが楽で」

ユヴェン
「これが毎日だから
最悪な世界だよなってハナシ」

ユヴェン
「ひっくり返ったって変わらねえ」

【ヴェーダの異層塔】

ユヴェン
「一番目はオーティマだろ?」
〈おい(呼びかけ2)〉

ロストブルー民
「そりゃ伝説だろ?」
〈あぁ?〉

ユヴェン
「“ロストブルーの伝説・オーティマ”が
異層塔ヴェーダの果てに至って帰って来た
そーいう記録だろ」

ロストブルー民
「今の一番手は違うんだよ
ヴェーダの階層も増え続けて
記録は更新されつつある」

ユヴェン
「…じゃあオーティマは
零番手ってことだな」
〈ほーう?〉

ロストブルー民
「伝説を追っかけてんのか、坊主」
〈おい!〉

ユヴェン
「別に。カンケ―ねえよ」
〈フッ(弱)〉

ロストブルー民
「てめえも力に自信があるなら、どうだ
一緒にヴェーダの踏破を目指してみちゃあ」

ユヴェン
「ハッ、ただただ塔に登ってどーすんだ
ココでの生活がヒマすぎて
レクリエーションやってんのかよ」
〈ハハッ〉

ロストブルー民
「知らねえのか?
ヴェーダの頂上にはよ…」
〈あぁ?〉

ユヴェン
「それこそ伝説
眉唾じゃねえか」
〈ハァ…〉

ユヴェン
「無駄な努力だよ」

ロストブルー民
「そうやって登って行った奴が
今の一番手なんだがな」
〈へっ〉

ユヴェン
「……………誰なんだよ、そいつ」
〈何?〉

ロストブルー民
「確か…なんて言ったか…」
〈うーん…〉

ユヴェン
「覚えとけよ…」
〈ハァ…〉

ロストブルー民
「すぐ先に行っちまって
追いつけたことがねえんだよ」

ロストブルー民
「確か名前は…
バニラ…………いやヴァ―ニィ…………?」


場面⑦

【ノーザンブライド】【BGM:そこにある岐路】

???
「ひとつ、覚えておいたほうが良い」
〈おい(呼びかけ2)〉

ヴァ―ニル
「俺の名はヴァ―ニル」

【小暗転】

カダノバ
「炎がお前を灰にする…
名を聞いたところで無用だ」

ヴァ―ニル
「冷たいな」
〈フッ(強)〉

カダノバ
「剣の才ではお前の勝ちだ」


カダノバ
「だが俺は焔竜王…
魔を駆る力は俺が上だ」
〈フッ〉

【小暗転】

ヴァ―ニル
「…知っておいたほうが良い
正義の味方よ」
〈なぁ(呼びかけ1)〉

カダノバ
「覚えておくことの、ふたつ目か?」

ヴァ―ニル
「さきのがひとつ目
次のは世界の理だ」
〈いや〉

ヴァ―ニル
「いずれ報復にやってくる」

ヴァ―ニル
「狩人が獣を、戒めが世界を
復習しに駆けてくる」

ヴァ―ニル
「ワルモノを逃がすとな」
〈ッフフ〉

カダノバ
「ここで討つと言っている」
〈黙れ!(怒り)〉

【小暗転】

ヴァ―ニル
「負けることには慣れていてね」
〈フッ(強)〉

ヴァ―ニル
「――――――お先に失礼?」

【暗転】


【タイトルカット】
十戒衆ディフレーリッヒェ 麒麟×靴底スタンドアロン

【タイトルカット画像】


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