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廃線間近の留萌本線探訪記その2

夜は道の駅駐車場のはじっこをお借りして、一晩の宿と致しました。
翌日の計画を立て、8時半頃消灯しました。
やはり海沿いの街ですので風がやや強かったですがゆっくり眠れました。

午前4時半に起床し、パンとコーンスープ、コーヒーの朝食をとり、トイレも済ませ出発します。

撮り鉄活動開始

峠下駅6:10の列車を撮影します。
上り、下り両方の列車がこの駅で交換するので朝早くにも関わらずカメラマンも大勢います。

有名な俯瞰スポットにも何人か人影が見えました。

俯瞰スポット。道が出来ています。無人です
峠下駅。煙突から煙が上がっています。

峠下駅で列車を見送ってから真布駅に向かいます。
この駅は木造待合室と板張りホームがなんともノスタルジックなので人気の駅です。

到着すると先客2名がおりました。

自分はいつも必ずあいさつするのをモットーにしてますので元気におはようございますと言います。

波長が合う人とは、年齢関係なくこれですぐお友達になれます。

今日のお二人ともとても気さくな方で色んなお話をさせていただきました。

昨今、鉄道ファンのマナー違反が問題になりますが、自分の知る限りそんな人に出会った事がありません。
出会う人みんな同じ趣味、同じ目的で、しかも偶然同じ場所で出会う奇跡。

こう言う縁は大切にしたいと思います。

今日は素晴らしい晴天なので、木造待合室とキハ54はよく映えます。

真布駅と深川行きキハ54

次は恵比島駅に向かいます。

沼田町主催のイベントがあるようなので楽しみです。3月31日まで土日、祝日と行うそうですので興味ある方は行ってみてはいかがでしょうか。

この駅はドラマの撮影に使われたのでそのセットがそのまま残っています。

ここでも大勢の方が列車の撮影に来ていました。

雪に埋もれた駅名表示板


恵比島駅を発車する留萌行き普通列車

このあと他の駅に行って撮影するかどうするか迷いましたが、また来られる事からお昼過ぎで帰る事にしました。

今は当たり前に走っている列車が、4月1日からは二度と走らなくなるなんてとても信じられないです。
まだ残された日はあるので、再訪してしっかり目に焼き付けたいと思います。

ただ、毎年3月下旬に猛吹雪のいわゆる「彼岸荒れ」があったりするので、運行に影響がなければいいなと思います。

雪による運休が続いて、サヨナラ列車を見る事なくそのまま廃線と言うのが最悪のパターンですので、そうならないよう祈るばかりです。

最後に

ここまで「その1」「その2」と続けて投稿いたしましたが、お読みいただき大変感謝しております。

つたない文章でわかりにくい部分もあったかと思いますが、また廃線間近になったらこの話題を投稿したいと思います。

ありがとうございました!

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