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#音楽
Stardust Revue / 木蘭の涙
Stardust Revueさんの木蘭の涙 春の盛りに聴くには 情緒が強く表現され過ぎているけれど 夏を迎える今なら 少し穏やかに聴くことが出来る 旬のように その時期にそれを合わせる 最高潮の雰囲気には 特別感がありますが 違う時期に聴くことで 過去にあった 出来事や これから先に訪れる 季節に 思いを巡らせることは その時々の空気感と つながって その時なりの風情がある 旬を意識して 様々なことに 取り組むことは ひとつの手段であって そうでなければと 感覚を狭めるのは 少し狭量かと感じます わかりやすい尺度のみに頼るのは 伝わりやすいですが 面白みには少し欠けるかも知れません 丁度よいはいつも変化しています 華やかさばかりが こころの求めるものでは ないと思います いつでもひとは健康なわけではありません 体調が悪い時は自然と食べるものが変わるように 変化するのもまた自分であると 柔軟にものごとを捉えれば 何でもないように思われる その一日にも きっと 面白みはあなたの直ぐ側にある よいお時間をお過ごしください:D
Judy Garland / Over The Rainbow
Judy GarlandさんのOver The Rainbow 虹の向こう つよい光がにわか雨を越えて映し出される 色のグラデーション 見る人にとっては触ることの出来ない光の遊び グラデーションの位置にいるひとは 触っていても気がつく事が出来ない 通り雨との追いかけっこ 虹は大きな空に 突然現れて 空の空間を多彩な色で曲線に区切る 壮大な現象として ひととき ひとの目を楽しませてくれる その先にも輝く何かがありそうで 希望の象徴として 描く表現もよく見られます 発表当時、特に童謡という住み分けではなかったのかも知れませんが わたしにとっては、子どもの頃に聴いた音楽として記憶されています 明るく愉快にといった風ではありませんが 落ち着いた雰囲気にやさしい歌声で ゆったりとした気分を演出してくれる スキな音楽です よいお時間をお過ごしください:)
BLOC PARTY / Blue Light
BLOC PARTYさんのBlue Light アルバム SILENT ALARM より 穏やかな気持ちと最も青い光 さて、最も青い光とは 類推すると 日本語では真っ赤や真っ青のようなことばもあります ただ、歌詞の手前には空がイメージされています 最も青い光という時 濃い深い青でしょうか それとも 抜けるような空色でしょうか イメージは受け取り手次第です 濃い深い青に落ち着いた雰囲気を感じる とも言えますし 抜けるような空色に大きな包容力を感じる とも言えます それに合わせて穏やかさの感覚も 広がりを持って捉えられます 幅を持って考えるために 分離してお話しましたが どちらの感覚も感じる それも一つの答えだと思います もちろん例示した感覚以外も存在するでしょう 互いの感じ方が多少ズレていても 感覚の一部に重なりがあれば そこが互いに共有している感覚と言えますし 二人にとっての接点となり得ます ゆらぎの中で重ならない部分を嘆くより 重なっている部分を大切にしてあげれば 相手もそこを大切に思ってくれる その可能性が高いのではないでしょうか よいお時間をお過ごしください
Le Youth / Stay Still
Le YouthさんのStay Still 手を動かし 速く 多く 大量に作り 大量に出す 一時期はそれでもよかったかも知れない 機械だけがするのなら それも可能かも知れない でも、機械もひとの作ったもの 機械もしっかり点検してあげなければ 予想よりも早く駄目になる 効率の捉え方が おかしい 擦り切れるほどやって、やれて当たり前 愚直で真摯でこころやさしい そんなひとのやさしさや弱さにつけ込んで 過大な量の仕事を押し付ける こなせたのが奇跡だったと幸運だった そんなふうに思われる仕事の仕方が それが通常だと置き換えられれば そこはただの地獄 面倒がらずに 仕事の全体を見直す 逃げ切りとかいう便利なことばに 乗っかり みんなそうだと 自分だけじゃないと そういうことじゃないでしょう みんながどうとかではなく あなたのちからを役立ててほしい 政治がどうとかではなく 今、目の前にある 苦しんでいるひとのことを 思い 力を与える ずっと 走らざるを得ないひとのために ひと時の 休息を 与え 見えなかった 見えても実現の難しかったことへ 取り組める 時間を作ってあげる 技術や知識や経験を持つ あなただから出来る 救済 体が痛い それはその時になったものにしか わからない 屈辱や不安感 それでも 頭は健全に 周りの大切なひとの よりよい時間のために 使う そんな 尊敬に値する姿を見せてほしい Stay Still よいお時間をお過ごしください。
Rie fu / decay
Rie fuさんのdecay 減退、減衰 急に起きることではなく ふと気がつくと感じる 数年前から少しずつ起こっていた変化 タイトルを念頭に曲の意味を辿れば 溌剌とした若さを持つものを 鼓舞するというよりは 少しそこに翳りを感じたものへ 送られるメッセージ もっと出来たんじゃないか そう思うのは今の自分であって 少し辛辣に言えば その当時の自分のことや環境を 忘れてしまったの? 単純に理想的なことを言うのは 無責任に美化しすぎていない? おそらく自分は自分のベストをいつも 尽くしてきた それで今の自分ならそう考える事もできる なぜなら、今の自分は自分自身で 培ってきた自分だから 今の自分がせっかく気がついた こうしたら ああしたらは 今の自分がやってもいいこと そういったものを大切に 今日や明日の自分へ 向けて 準備やねぎらいのことばをかけれるなら きっと 自分は新しい何かに向かって 動き始めることが出来る よいお時間をお過ごしください:D
* 神聖かまってちゃん /ロックンロールは鳴り止まないっ
神聖かまってちゃんさんの ロックンロールは鳴り止まないっ 今週から不定期の更新となります。 また、ここ一年間の投稿の中では避けて来た表現として不快感を与える可能性のあるもの。 悲劇的感傷的に過ぎる、政治的陽動や作為、生理的嫌悪感、グロテスクな表現が含まれるものを2週間の間で数回ご紹介いたします。 音楽や映像の表現の中では、ある部分に突出して感性を感じるけれども受け入れがたい内容が含まれるものも数多く存在します。 表現の世界は、よくもわるくもそういったものを含んだ中で成り立っているものとわたし自身は解釈しておりますので、そこをまったく取り上げないのはフェアではないと感じています。 もちろん、noter様へそれを押し付ける意志は全くありませんので、事前に不快感のあるであろう表現に苦手意識、嫌悪感を抱く方は、これから2週間の音楽紹介を見ないようにして頂ければ幸いです。 わかりやすいようにタイトルの最初にアスタリスク * を付けますのでよろしくお願いいたします。 また、表現の過激さはそれぞれによって程度の差がありますことを念頭にご視聴頂ければと思います。 よいお時間をお過ごしください:)
millennium parade / Secret Ceremony
millennium paradeさんのSecret Ceremony 常田大希さんの作る楽曲の表現の密度が高く まともに視聴すると情報量に体がついていけないように感じます 音の表現としての一音一音への高い緊張感 この音はこのタイミングで かつ 他の音とのつながりとして そう繋げることでしか そのように表現出来ない 感性の繊細さによる構成の重厚さ ことばの選択も重みがあり ひとの感性を伝って 産み出された 作品であることが強く伝わってきます この他にFAMILIA,Philipもスキです:D よいお時間をお過ごしください:)
Caravan Palace / City Cook
Caravan PalaceさんのCity Cook 社会 機能不全のルール 新しいとか 古いとかではなく 今とこれからに 合っていない 滞留する くうき よんで よまれた 末に ゆっくりと着実に 引き摺り 擦り潰される 集団 脱落者が日に日に殖える 自分がそうならなかった安堵 明日は自分がそうなるのではないかという不安 大きな変容は脅威 変化は恐怖 だからと言って変え方も わからない ただ、息を潜めて 落ちていくひとを数える日々 数える日々 いつの間にか数えられる側になって でも、自分がそうであったように 数えるひとは自分のことに忙しいふりをして 落ちていくひとを数えても 知らぬふり 数えても まるで自分は関係ないと思い込むように City Cookの歌詞の世界観は憤りのことばが 連なっていて わずかに望みも歌われますが それすらも疑問を持って描かれています 音楽の軽快さや 感じの良さがなければ とても 重たい内容に聞こえます よいお時間をお過ごしください:)