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Developers Boost 2019に参加してきた話

参加者としてのDevelopers Boost 2019の感想やBoostしたことを書いていきたいと思います。

登壇した方の感想はこちら

A-1 自分の可能性を広げよう!エンジニアとしてのキャリア

・初めてちょまどさんを知ったが、そのラーニングアニマルっぷりに言葉を失う。
→苦手の克服と成長のスピードが早すぎる。
・腐教活動、オタ駆動開発、逆SEOなどパワーワードがポンポン飛び出す。
・特にオタ駆動開発の推し(愛するもの)に対して全力であるから成長できる
→好きで打ち込めることを探そう!と投げかけられて自分の好きなものってなんだろう?と疑問が出てきた。
・3つの点の話は面白かった。好きなことをつなげると点→線→面になるからという考え方。
→今まで好きなものは一つに絞らないと、という意識だったので目から鱗状態だった。

一個だけ疑問だったのが、現在は何を原動力に活動しているんだろうか?という点です。
新しい好きを作ろうとしているのか、今まで繋げてきた好きから増やそうとしているのかが気になりました。


B-2 ネットワークエンジニアがWeb開発をやってみて思ったこと

・ゲームを作る会社に入ったのにゲームしたことないのはどうなの?
→すぐ行動&周りに何をしたいか言いまくる→やりたいことがやってくる
・APIをどう設計すればいいかわからないなどなど…
→自分も最近までずっと(今も)そうだったから、めっちゃ気持ちわかる
・後半は…正直知らない世界でついて行くのに必死であまり覚えてないです…ハイ…


B-3 20代でマネジメントにチャレンジするということ

アジャイルチームを支える会 理事の飯田さんの登壇
・CTO≠技術に精通している。=経営メンバーの中で最も技術に責任を持てること。→エンジニアであり経営者
→テックリードからCTOにはなれるが、結局マネージャー、スクラムマスター、プロダクトオーナー全ての知識と経験が必要になる。
・マネジメントの立ち位置→全体最適で成果に導く
・マネージャーは全職種とコミュニケーションを取る義務が発生
→逆に言えば全部からフィードバックがもらえる
・CTOになってからスクラムマネージャーやプロダクトオーナーを後追いでやるのは大変
・若いほどいっぱい失敗できる。年を取るほど失敗しにくくなる

書きたいことはもっとあるのですが、これ以上は長くなってしまうので一旦ここまでで…

今までマネジメントとは何か具体的な像が見えず、どのような仕事をするのか全然わからなかったのですが、この講演のおかげで目から鱗状態でした。
素晴らしい講演だったのですが、聞いていた時は自分のマネジメントに対する知識不足でいまいちピンときてなかったんですよね。
こうやって改めてスライド読んでみてその凄さが実感できた次第です…
できることならば是非もう一度聞きたい登壇でした。


A-4 Webエンジニアの俺がWPFにぶつかって転生したらAndroidエンジニアだった件

・まずセッション名からは想像もつかないほど真面目な登壇者の方と内容が飛び出してきてギャップに驚きました。
・入社時に何に向いてるかわからなかったため、一年半でC#→C# WPF→Kotlin Androidと三つのプラットフォームを体験。
→その大幅な移動をやった&できるのがすごい。
・プルリクの説明はちゃんとそうなった背景を見直せるようにしよう!
→はい…
・中国語のサイトは結構役に立つことがある
→確かに最近よく見かけるようになった。今度から英語だけじゃなくてそっちも見るようにしてみよう。
・履歴の追えない化石コードから仕様を探る体験をした結果、コードが書かれた当時を知る能力を身に付けた。これはプラットフォームが変わっても役に立つぞ!

聞いてて非常に辛そうな開発をしていたんだなぁ、と思わず涙してしまうような登壇でした。
ただそこで得たノウハウや知見はとても参考になるものばかり&すぐ取り入れることが可能なものばかりで面白かったです。


A-5 打算的エンジニアの成長戦略 〜人より得意な分野で勝負する!〜

・得意なところで勝負して成功して次につなげていくというお話。
・打算的とは:損得を考えて行動すること。損失を最小化し、収益を最大化する。
・得意なことを把握し、それを活かせる、伸ばせる、増やせる場所に転職した。
→自分はまだはっきりと自分の得意なことを自覚できてないから、ちょっと難しいかも…
・信頼されるにはチームの価値観を把握して、何を重要視するか把握し、他の人ができない&しないことをするのが効率がいい
→確かに自分はチームの価値観をちゃんと理解できていないから、それ相応の信頼しかされてない気がする。ここが個人的にものすごく刺さった。
・挑戦にはコストがかかる&個人で出せるコストは限界がある。
→会社の金でやろう!リターンをしっかり伝えれれば、それは投資になる
→ここら辺はゆめみと考え方が同じっぽい。

今回自分が登壇した内容とは真逆の命題を掲げており、そういう視点もあるのかととても興味深かったです。
特に信頼の話は個人的に悩んでる問題でグサグサ刺さりました。
是非ともお話したかったのですが、懇親会ではお会いすることができず…また機会があればお話しさせていただきたいですね。


A-9 プロダクトオーナーシップのすゝめ

・プロダクト内でどうやって意識を統一するか。作りたいものの意識を揃えるか。
・エンジニアとして開発する以上(Bto)BtoCのC、つまりユーザ目線を考えなくてはいけない。
・工夫できない仕事はしたくない。
→ユーザの体験をよくするためにプロダクトオーナーシップへ

プロダクトオーナーシップというものを初めて聞いたので、どんな職種なんだろうかとワクワクしながら聞いていました。
どちらかというとUI/UXに近い、それを考えるって認識であってる…かな?
ペルソナを想定し様々な方法でその気持ちになって、ユーザに共感しそれをプロジェクトチーム内で共有するというのは舵取りをする上で重要な要素だよな納得することができました。


A-10 エンジニア×〇〇 ~職種を「越境」して希少性を出すキャリア~

・圧倒的に場慣れしてて、会場の雰囲気を持ってくのが非常に上手く、いろいろ勉強になった。
・この発表での問い:技術もマネジメントにも秀でていない人はエンジニアとして生きていけないのか?
・一つ一つは小さくても、それを掛け合わせることで希少性が発生する。
→別の職種の仕事に手を伸ばすと希少性が出る。
・結局は事業場の価値を出せていれば、技術力やマネジメントスキル関係なく評価される。
・エンジニアリングの民主化
→無縁だと思われていた領域にもエンジニアリングの波が押し寄せている
→今こそキャリアの地平を切り開く時!
・楽しく働くためにプロダクト開発以外のキャリアを選択肢に入れてみたら?

自分がどんな将来&キャリアを描くか未だに決まってないからこそ、非常に参考になる発表でした。
今回のデブスト全体を通して他の方もおっしゃっていましたが、技術やマネジメントだけがエンジニアなのではなく、別の職種と組み合わせることで新たな可能性を生み出すことができると勉強になりました。
これからのキャリアを悩んでいる自分にとって、この発表を聞けて本当によかったです。


聞きたかったけど、被ってて聞けなかったセッション


まとめ

こんな選択肢があるんだよ、自分はこんな道を歩いてきたんだよと地図を片手に教えられるような大変興味深いセッションばかりでした。

全体を通して感じたのが皆さんしっかりと自分のキャリアを思い浮かべ、決断し戦ってきたんだということです。

自分はまだまだどういったキャリアを積んでいきたいのか定まっていないので、聞いた話を参考に様々なことにチャレンジしつつじっくりと考えていきたいです。

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