見出し画像

kiitokのキャリアアップ勉強会(要約)に参加してきた話

こんにちは。

最近感想系noteのタイトルが「〜きた話」みたいな終わり方ばっかで、自分の語彙のレパートリーの少なさに危機感を覚えているあきの/D-Enです。

何かいい感じの締め方があったら是非とも教えてください…

今回はkiitokさんが主催する「Web系受託開発業界の注目企業のエンジニアが「業界の現場と未来」を語る|業界研究2.0」に参加してきたので、その感想を書いていきます。

kiitokとは?

kiitokはエンジニアのキャリアを総合的に支援するコミュニティです
エンジニアがキャリアに迷ったらkiitok(キイトク)

https://beta.kiitok.com/ より引用

kiitokは若手エンジニア向けのキャリアサービスで「もっと成長したい、いいプロダクトをつくりたい」といった想いを持つ方達に向けて支援されているそうです。

挨拶としてスポンサーLTをされた際にも「ただただ楽しく働いて欲しい」とおっしゃっていたのが印象的でした。

なんて眩しいんだ…

LTタイム

今回は以下の3名の方がLTをされました。

森山 洋一さん | チームラボエンジニアリング創業者
西村 颯太さん | 株式会社スタートアップテクノロジー 開発部 部長
片岡 俊行さん | 株式会社ゆめみ 代表取締役

その中でも印象的だったことをメモ代わりに書いていきます。


◯ 森山 洋一さんのLT

・チームラボはクオリティの高いアウトプットを出すことを重要視している。
・要件定義からエンジニアも積極的に案件に参加している。
 →上流工程のできが開発の完成度に直結するため。
・チームラボのエンジニアは一年で3〜5回はプロジェクトを移動する。
 →一つの案件につきっきりになることで技術的な成長が止まらないようにするため。

最近社内でも「流動的なプロジェクト移動のメリット」が話題となった矢先だったので、それを実際に行っているお話はとてもタイムリーで参考になりました。

技術的な停滞もですが、それ以上に案件の属人化を防ぐためにもチーム内だけでなく会社全体で標準化を進めることができるのはやはりメリットが大そうです。

うちでもやってみたい(小声)


◯ 西村 颯太さんのLT

・スタートアップ向け開発支援をしていらっしゃる会社
・お客さんが持ってくるアイディアを形にする仕事をしている。
 →お客さんと一緒にユーザのためのモノを作っていくBtoBtoC型
・お客さんが資金調達ができるか否かでプロジェクトの継続が決まる面もある。

ある意味受託のくくりの中では一番お客さんに寄り添って、夢がある仕事をなさっているんだなと感じました。

懇親会で西村さんと話させていただく機会があり、その中で以下のようなコメントをいただけたのですが、そこにこの仕事へのやりがいが詰まっていました。

「お客さんがプロダクトを成功させ、資金調達にも成功し、自社でエンジニアを抱えて自走できるよううになって、今までありがとうとお役御免になった時が一番嬉しい。」


◯ 片岡 俊行さんのLT

正直当日参加するまで御社の代表が参加するなんて全く知りませんでした。
(最初はconnpassのページにいなかった気がする…?)

なので会場ついて待ってたら見知った顔が舞台裏から出てきて、めちゃくちゃ驚きました。

LT内容に関してですが会社の事業説明やアピールもそこそこに、受託業界の現在とこれからや学びの勝ちパターンの変化など、まるで論文発表のような雰囲気を醸し出していました。

感想:
内容は面白くとても勉強になりましたが、色々な意味で異質でした。

パネルディスカッション

さてLTが終わると今度はLT中にhandsup!というリアルタイムの質問共有掲示板を使用して集められた質問をパネルディスカッション形式で答えていくことになりました。

それなりにたくさん質問があったのですが、全部は書ききれないので気になった質問をいくつかピックアップします。

Q. チャレンジングなことを受託で行おうとしたとき、工数が気になるところですが、やりたいこととのバランスをどう取っていますか?

A.
・ツールの開発など案件にプラスになるところでチャレンジする。(森山さん)
・実案件で使用するかは社内勉強会でやってから判断。(森山さん)
・スタートアップなら全部がチャレンジングな案件(西村さん)
Q. 受託か自社かで迷ってる人に対して

A. 
・今年の新卒の例だと3~5案件関わっているので、様々な技術をキャッチアップすることができる(森山さん)
・そういった方はそもそもアトラクトしないかもしれない。
 →会社や業界の研究をできていないため。(西村さん)

まとめ

参加する前までは世間一般的な受託会社というとあまりよくないイメージがあり、その結果自社開発を行っている企業が持ち上げられている雰囲気がありました。

しかしいざ話を聞いてみると旧態依然とした企業の悪いイメージが先行しているだけであって、ちゃんと会社の仕組みをアップデートしている企業ならば受託と自社開発とで大きな違いはないと実感することができた勉強会でした。

本当に自分がしたいことがなんなのか考えた上で、これからのキャリアを決めていく必要があると体感できてとてもよかったです。


PS. 
まあゆめみから移る気なんて全然ないんですけどね!

それでも世の中の動きをキャッチアップして意識し考えた上で、「ゆめみに残る」という選択肢を取れるようにこれからも努力していきたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?