自己紹介2

そう、その優しい、この人についていこうと思った時点で

私の地獄は始まってしまっていました。

当時飲食店では、月給16万円はそこそこよくて

ボーナス、休み、そして優しい経営者さん

勉強するには最高の場じゃん。

その時の私はそう思っていました。

いざ、就職

職場の方は私と一緒に入った新人さん

先輩が2人とシェフ、サブのシェフ

の合計6人でした。

皆さんとてもいい方で私はこの職場を選んで本当によかった

たくさんのことを学んで自分の技術を高めて

自分で店をおこそう!

などと思っていたものです。

が、就職するやいなや

休みは週1回しかないよ

お弁当の予約が入ると出勤になるよ

朝の出勤も8時にはしてね

夜は仕事が終わるまで帰れないよ

え?聞いてた話と全然違うんですけど…

それはオーナーに騙されたなははは

で、終わりました。

この時点でおかしいと思ってやめておけばよかったのです。

私は1か月とても頑張りました

新しい仕事を覚え、先輩たちのまかないを毎日作り

大変だけど、やりがいがあるじゃん

そう思っていました。

初任給の日

お世話になった親に何か買ってあげよう

そう思いながら口座を見たらなんと!

11万円しか口座に振り込まれていませんでした。

え?

なんで朝から晩まで働いて11万円なんだ?

私はすぐにオーナーに聞きに行きました。

そしてこう言われました。

最初の1か月は研修みたいなものだから

1日5000円だ。と、

聞いてないしおかしいですよね。

あれ?言ってなかぅたか?

じゃあ今言ったぞ

???????

はい?

電話を切られました。

この1か月の時点で、私の出勤時間は

7時~24時になっていました

休憩はほぼありません

そして、この異常な職場に

私と一緒に入社した新人さんは

ある日突然やめていってしまいました。

その分の負担がすべて僕にふりかかり

大量の仕事を抱え、毎日同じ作業の繰り返し

でも僕は逃げるのが嫌いなので逃げたくありませんでした

そのまま毎日が過ぎていき、なにも考えれず

毎日奴隷のように働かされ、少ない給料の為

実家にも帰れず、友達とも遊べず…

その時私自身の固定費がおよそ8万円

手取り12万円ほどでした

貯金もできず、勉強することもできず

ただ時間だけが過ぎていきました。

そして、5か月が過ぎようとしていた頃

私をさらに追い詰める出来事が起きたのです…



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