自己紹介4

これで自己紹介編は終了です。

本当はもっと書きたいこと、いっぱいあるんですが

やはり伝えたいことを優先したいな、と思い

私のことはここまでにするつもりです。

今の私が何を思い、なにを感じ仕事をしてきたか

私がどういう人間か

少しだけわかってくれればな

と思います。では…



やめる前に知り合いの社長と連絡を取り合っていた私

就職はスムーズなものでした。

まさか、店長にしていただけるとは

思ってもいなかったですが

店長をやるにあたり

色々な勉強をしました

私は当時、市内3店舗兼任の店長として

毎日違う店舗をめぐっていました

給料は10万以上増え、ある程度充実した

生活を送れていた、と思います。

世間でいうここもおそらくブラック企業

前回がブラックを通り越した奴隷企業だったので

私にはここでの仕事がとても楽に感じていました。

今、企業では半日半休制度があるのを知っていますか?

半日4時間、2回で1日休みという制度です

基本的には、1日の労働時間て8時間ですよね

それに残業がつくのが一般的であると思います。

しかし

私の半日半休は朝9時から働き長いときで夕方6時まで

夜はお休みだよ

というシフトでした

え?

8時間もう働いてるじゃん

でも半日だったんです。

世間にはこのような企業がまだまだあります

とくに飲食店では

私のこの文章が広まり

このような過酷な労働が減ることが

私の望みであり、願いであり

私がこうして文字を書くに至っています。


話が少し逸れてしまいました。


当時の私はこれでも全然余裕じゃん

奴隷時代に培った段取りの立て方で

自分の仕事はしっかり終わらせ

自分で自由な時に休憩をとり

拘束時間は長いし、休みは月5回程度しかないけれど

お店に直接関われる

自分で考えながら動かなければならない

そして、いろいろな方と知り合え

お客さんとも関われるのです

辛いけど、純粋に楽しかったです。

ただひとつ私には不満がありました

やはり、わたしたち店長は社長の指示には

絶対従わなければなりません

それが社会のルールであり

これも当たり前なのです。

意見はしますが、なにも通りません

うちの社長は自分が正しいと思ったことは

すべて正しい、人の意見をなかなか聞き入れない

とてもプライドの高い人間でした。

新メニューの考案は見た目のインパクトが大事だ

とういことで原価など気にせず

絶対売れないですよ、原価も高すぎるし

ロスがひどいことになりますよ

といっても、結局写真を撮りpopを作り

無駄なお金をかけるだけかけ

毎回新メニューがスタートします。

まぁ結果はいつもさんざんなのですが

なんでこんなに売れないの?

なんでこんな仕入れ値が上がっているの?

人件費を削りなさい

そう、結局私たちが怒られるのです

人件費を削るとお店のクオリティが落ち

お客様の満足度が落ち

売上も落ちていくものです。

目に見えて結果が出始めていました。

それが長いこと続き

ツイッター、レビューには

昔はおいしかったのに、等の言葉がみられるようになりました

お店の掃除をする時間も減り

汚いお店になっていくのです

人件費を削りだす、原価を削りだす

というのはお店が終わりだな

私はそう思い、お客様を満足させれないことをしても

私がどれだけ頑張っても意味がない。

結局2年ちょっと程勤めて辞めさせていただきました。

現在そのお店は悲惨も悲惨

聞いた話によると、

人不足で営業ができない日がある

仕入れ業者に半年入金しなかった

お金を払わない為、納品がその場現金支払いになった

等、とてもひどいものです。

過去、私がいたときは食べログ1位もとれていたのに

非常に残念な気持ちになりました。



ここまでが私の店長としての経験でした。

ここはだいぶさらっと書いたので

もっといろいろあったのですが

いつもとても長くなって

いつまでたっても伝えたいことを伝えられないので

ここまでにしようと思います。


次回からは明日から活かせるようなことを

書いていきたいと思います



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?