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518日ぶりに現地でのライブに参加した話。~TrySail5周年ライブの感想~

※5837文字



推しのブログを貯めていて最近全部読み返したんですが、必ず本題の前にプチエッセイ的なの書いている人っていますよね。そういう人って、得てして文章能力が高い気がする。自分も少しだけ見習っていきたいと思う所存です。飽きる、もしくはネタ切れになるまでにはトライしようかなと。


というわけで、今回は前々から書きたかったTrySailのライブの感想をダラダラと書いていきます。僕はもう社会人となってしまい、自由な時間も徐々に減っていくはずなので、記憶が消えないうちに書けるものは書いていきたいですね。

TrySail知らない人に向けての説明はごめんなさい、ググってください笑。簡単に言うとトライアングルガールズユニットです。同じ事務所所属の個性強強な声優3人のグループで、「かわいい、面白い、曲が強い」。素晴らしいユニットでございます。また後で一から紹介する文章も書いてみたいですね〜(文章案だけは一向に膨らむばかり)


6/6追記:ダイジェスト動画がアップされたので載せます↓




"Double the Cape"


2021年3月6日と7日に国立代々木競技場第一体育館で行われた、「LAWSON presents TrySail Live 2021 "Double the Cape"」。配信ライブやオンラインリリースイベントなどはあったものの、現地で行われるライブとしては2019年8月4日に幕張メッセにて開催された3rdツアーの千秋楽以来、580日ぶりのライブでした(数え間違いの可能性ありますが、とりあえずかなりの期間が空いたということが伝われば)。

自分がライブとして最後に参加したのは2019年10月6日、中野サンプラザホールで開催されたナンス(夏川椎菜さん)のソロライブ以来、518日ぶりでした。

それだけ間隔が空けば当然ライブというものの感覚も忘れる訳で。長いコール覚えているか、振りコピは出来るか、声出せない中でテンション上げられるか。ライブ開催発表された瞬間に申し込みしたものの、不安ばかりでした。

僕が参加したのは2日目の7日のライブで、6日は仙台でサッカーを見ていたんですけど、その後もライブに行くんだという実感は中々湧いてきませんでした。サッカーから帰宅した後は家でひたすら予習(復習?)でTrySailの曲を聴きながらお風呂入ったり遠征の準備したり。この感覚すら懐かしい気持ちでいっぱいでした。




ここで悲報。4月4日に↑まで文章を書き終えたままひたすら放置して約1ヶ月が経過いたしました。いい加減書き切らないと記憶も怪しくなってくるので、なるべく簡潔にさっさと書いていこうと思います。

というわけで当日。サッカーを見ながら地震の影響で少しダイヤ変更された東北新幹線に乗り、東京へ。ラーメンを食べ、代々木第一体育館に着いた頃にはもう開場近くの時間でした。ライブ会場に到着するのがギリギリになるのは、ある意味自分の定番の流れなんですわ。

こんなこともして遊んでいました。僕が41番のユニフォームを買った2020年春からこの写真のイメージは出来ていて、念願叶った形となりました。(417の日でやるのが本当の夢だったんですが、無事それも叶いました!)


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『Sail Out』


前置きで1000文字超えていたので、さっさと本題に移りましょう。

こちら当日のセトリです。画像勝手にお借りしています。

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このライブ、個人的に90%は「Sail Out」。この曲にほとんど全てを持っていかれました。1stシングルのカップリングでTrySailの始まりを象徴する曲。僕も大好きだし、多分TrySailファンなら100人中100人が好きな曲だと思います。

OPの朗読劇が終わってSail Outのイントロが流れ、そして会場全体で演者に合わせてサイリウムをぐるぐる回す振りコピ。それを味わっただけで早くもエモみが爆発して半分泣いていました。声を出せなくても、体全体でライブを楽しんでいた昔の記憶がすぐに甦ってきました。「これだよ、これこれ…!」ってずっと思いながらめっちゃ全力で振りコピしていましたね、前後左右いなかったのもありましたし()


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少し脇道に逸れますがこの曲の2番のサビ。「この場所に誓うよ」ではなくて「故郷に誓うよ」と書いて「このばしょ」と読ませていたという事実を、恥ずかしながら後のトークパートで初めて知りました。

そのトークパートでのファンの方のエピソードも故郷からの旅立ちがテーマとなっていて、今までは「希望に満ちた明るい未来へ飛び出していく『出発』を表す」曲だと思っていたのが、実は「辛いけど、故郷に別れを告げて新たな世界へ飛び込む『決意』を表す」曲だったんだと、自分の中で印象が大きく変わりました。「不安だよ 本当は泣きたいほど」、「もうこれが最後と ふと思ったら急に愛しくなる」、「小さな都会の 空には数えきれない 夢で渋滞。」など、歌詞を改めて見てもそれを感じます。

個人的にも、この3月が終わったら大学を卒業して社会人になり、4年間お世話になった仙台という街を旅立つことが確定していた事情もあってグサッと心に刺さった1曲です。帰りの新幹線でこれを聞いて、また半分泣いてしまいました。


『ライブ』


Sail Outだけでだいぶ語ってしまいましたが、もちろんこのライブがこれだけで終わるはずもなく。

2曲目の「BraveSail」は大好きな曲で、ライブでは毎回イントロで飛び跳ねてる気がします。この曲好きな人と語り合いたい。サビの振りコピ楽しいんですよねあれ。そしてラスサビ、3人が円になってアカペラで歌い上げるパート。「ずっとずっと 進み続ける この船は決して沈みはしない」という歌詞も相まって、本当にエモいですよね…

そして「あかね色」には触れない訳にはいかない。この曲が披露されたのは正真正銘2017年の「Harbor×Arena」以来らしくて、なんと1315日ぶりとのこと。色々なところで待望論が出ていただけに、今回披露されて嬉しかった人は多かったはず。僕も、あの伝説のライブを思い返してエモ散らかしていました。


久しぶりということで、順番前後しますが「パーリー☆パーティ」にも触れなければ。こちらも1000日以上ぶりの披露だったそうです。僕は2ndツアーのどこかで回収した記憶あったのですが、一緒に行った連番者は相当聞いてなかったらしく、ライブ前から聞きたい聞きたいと言っていたので、報われたね…よかった…となりました。

「うつろい→ごまかし→かかわり」のマギレコ3連発からの「High Free Spirits」も最高でした。ハイスピは声が出せない状況でも、以前とほぼ変わらないような熱量だったしめちゃめちゃアガリました。ナンスの叫びも久しぶりに聞けたなぁ…


そこからTrySailイントロ選手権優勝候補筆頭の「whiz」を皮切りに、「バン!バン!!バンザイ!!!」→「Sunsetカンフー」→「adrenaline!!!」→「Free Turn」という怒涛のセトリで畳み掛ける流れ。最強すぎる。もうね、語彙力とか全て失うんですよ。ただただ楽しいの一言。あ、Free Turnは「エモい!」の一言ですけれども。


そしてまあアンコールがありまして、「Youthful Dreamer」。これは後ろのモニターに過去の映像が重なって映し出されるという最高にエモい演出。これももう、素晴らしかったですよね…。モニター見るか演者見るか迷ってました。あと振りコピやっぱり楽しい。本当の初期時代は知らないのであまりとやかく言える筋合いはありませんが、昔から比べると本当に変わったんだなと改めて感じました。前後のMCも含めて。(ていうかHarbor×Arenaの映像あるなら円盤化してくださいよ!!)

その後は「僕らのシンフォニー」、「この幸せが夢じゃないなら」の2曲が続きライブは終わりました。「ホントだよ」や「sewing dream」、「センパイ。」などを温存してもなおこの強いセトリ。圧巻でした。


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「ただいま」と言って、「おかえり」と言われた気分



このライブでSail Outの他にも強烈に印象に残ったのがMCでした。

※以下、「https://cho-animedia.jp/article/2021/03/19/23630.html」から引用させていただきます。


「昨日のライブの筋肉痛も、みんなの笑顔を見たら吹っ飛んで『楽しみたーい!』という気持ちになりました。久々だけど、みんなと会えて一緒の時間を楽しめて本当によかった! これからも一つひとつの時間を大事に、全力で行きたいです!(雨宮)」

「みんなの笑顔と楽しそうな表情を見たら、心の底から『やってよかった!またライブしたい!』という気持ちがあふれてきました。新曲も発表されましたし、絶対にまたライブするので、絶対笑顔で会いましょう!(麻倉)」

「皆さんが『楽しい!』『幸せ!』と思ってくれている気持ちをエネルギーにして、今日伝えきることができたように思います。今日来てくれた皆さんも、来られなかったり来ないことを選んだ皆さんにとっても、『ただいま』と『おかえり』を言える場所をTrySailとして準備して待っていたいです!(夏川)」


(もうライブから2ヶ月も経っているので内容うろ覚えでした。この記事があって助かりました。)

この3人のMCに僕たちの想いは凝縮されていると思います。「ライブ後のあの疲労というものは物凄く心地よい」ということ、「ライブ終わったその瞬間から、既にまたライブに行きたいという気持ちが生まれてしまう」こと、500日以上も期間が空いて忘れかけていた思いがグワっと蘇ってきました。


ナンスのMCはもう圧巻なんて言葉では表せないほど素晴らしくて。ライブ後も、曲の内容よりナンスのMCについて言及してる人の方が多かったんじゃないかってくらいの神MCでした。(これはもう夏川先生。名言めもちょ入り出来るぞ。)

こんなご時世の中で運良く開催出来た今回のライブ。でも様々な事情で泣く泣く来れなかった人だって当然いるわけです。そういう人のことまで考えられる視野の広さというか、もう人間力が素晴らしすぎます。


ただ、今振り返ってみると、2ndツアーファイナルの時にも似たようなMCはありました。「今回のツアーに参加してくれた皆さん!今日だけじゃないですよ、これまでの公演にも参加してくださった人!みーんなに感謝です!」、「このライブを支えてくれたスタッフの方にもみんなで拍手をしましょう!」、という2つが今でも記憶に残っています。(完全に自分の記憶の中で話しているので言葉は間違っている可能性大)



本当にこの人は名言クリエイターですよ。そしてライブで何回も泣いていたり、ソロデビュー時には葛藤があり苦しんでいたことを知っている身からしたら、「本当に成長したなぁ…」と思うわけであります。(上から目線みたいになっちゃったけど、夏川さんの人間力に僕がかなうはずがありません。僕なんかクソザコナメクジちゃんなので。)

小説デビューも経て、Youtubeもやって、ますますワードセンスにも磨きがかかったのかな。今後もナンスのMCはTrySailライブの名所の一つになるかもしれませんね(もちろんハイスピの絶叫も)。要注目です!



ここがホーム


 ナンスのMCで触れたもう一つについて。

「Free Turn」の歌詞の「守りたいよ”ただいま”言える場所」、「絶望の先”おかえり”迎えに行くから」を引用して「ただいま、おかえりを言える場所を作る」と言ったあれ。痺れましたね。最近は日向坂46とかにも浮気しまくっている自分だけど、そんな状況でもTrySailのみんなに「おかえり!!!」と言われた気がして超嬉しかったです(過信)。

やっぱり自分のオタクとしての原点はここなんだなと再認識しました。(もっと昔にハマっていたコンテンツもあるけど、実際にライブ行ったりと本格的に追っかけたのはTrySailが初めてだったという意味で。)


僕なんかが言うのは烏滸がましすぎるんですけど、嬉しいことにTrySailはもう実家みたいな存在になってしまいました。長い間期間が空いて離れても、決して忘れることはなく、それでいて久しぶりに触れたらそれが昨日ぶりだったかのような気持ちにすぐにさせてくれる。

まさにホームみたいな存在なんです、これからもそうでいさせてください。




はい、気づいたら5000文字も書いてしまっていた。3月中には書き終えようと思っていたのに、なんなんですかこの体たらくは(呆れ)。

ただ嬉しい誤算が。今書いているのは2021年5月13日なんですが、なんと記念すべきTrySailデビュー6周年の日!!!!!!このまま何もなく閉められればデビュー日にnote投稿したという記念になるぞ!!!(無理矢理正当化)


そんなこんなで、書き始めた頃はモチベも記憶もフルマックスだったのに、期間が空いて尻下がりで文章の調子も落ちてきてしまいました。中盤〜最後の方は勢いで書いた駄文すぎて、後から見返したら恥ずかしい内容になってるかも。



それでは締めましょうか。結論、このライブには行けてよかったと心の底から思っています。現場復帰したライブがTrySailでよかったし、むしろここしかありませんでした。そしてなんか最後に勢いで書き連ねたものが今の僕のTrySailに対しての想いです。

ただ、TrySailに関してはまだまだ語りたいんです。またnote更新したい欲が生まれてきた。(今回もかなり遅れまくって書き終えたので、あんま期待はしないでください。)


…こうやってnoteのネタが浮かぶのだけは才能あるんだよな〜、実行力が絶望的に欠けているだけで。



締めようとしているのに永遠に脱線しそうなので、本当にここら辺で終わり!



5/13当日の朝にもツイートしましたが、結局ここが原点にして頂点です。これからの長い長い航海、どこまでもついていく覚悟はありますよ!!!


『どんなに 楽しい 未来が 待っているんだろう』


TrySailを推すことが出来ていて本当に幸せです。これからも明るい未来に向かって…『Sail Out』!!!



2021年5月13日


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こんな長い文章(駄文)を読んでくださった方、今回も今回とて本当にありがとうございました。これからも温かい目で見守っていてくださると嬉しいです!

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